2012年7月28日土曜日
2012年7月28日テレビ朝日『朝まで生テレビ!』「激論!護憲・改憲・新憲法」
2012年7月28日朝まで生テレビ「激論!護憲・改憲・新憲法」に出てきました。
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番組進行: 渡辺宜嗣(テレビ朝日アナウンサー)、村上祐子(テレビ朝日アナウンサー)
司会: 田原 総一朗
パネリスト:
辻元清美(衆院憲法審査会委員、民主党・衆議院議員)
西田昌司(党憲法改正推進本部起草委員、自民党・参議院議員)
東浩紀(早稲田大学教授、㈱ゲンロン代表取締役社長)
荻上チキ(評論家、「シノドスジャーナル」編集長)
金慶珠(東海大学准教授)
小林節(慶応大学教授)
小森陽一(東京大学教授、「九条の会」事務局長)
宋文洲(ソフトブレーン創業者)
西田亮介(立命館大学大学院特別招聘准教授)
八木秀次(高崎経済大学教授)
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http://www.tv-asahi.co.jp/asanama/より
...なんというか、とてもハードな番組でした。田原さんのスタイルと存在感で持っている番組なんだなあ、と改めて。
2012年7月21日土曜日
2012年7月25日「「ソーシャル」な関心をもつ若者の動き方/学び方の現在」@立命館大学ボランティア・サービスラーニング研究会
2012年7月25日「「ソーシャル」な関心をもつ若者の動き方/学び方の現在」という題目で話します。衣笠キャンパスの立命館大学ボランティア・サービスラーニング研究会です。学内の方はふるってご参加ください。
http://www.ritsumei.ac.jp/slc/event/detail.html/?event_id=27
所属の部署ではないですが、こうしてお声がけいただけるのはありがたいです。
http://www.ritsumei.ac.jp/slc/event/detail.html/?event_id=27
所属の部署ではないですが、こうしてお声がけいただけるのはありがたいです。
2012年7月17日火曜日
『日本2.0』発売開始
既にネットでは話題になっていますが、今日から『日本2.0』が発売になります。ご存知のように、思想家の東浩紀さん率いるゲンロン社のお仕事です。今回地方の消費社会化と自治に関する論考と憲法草案(おもに地方自治関連)で参加させていただきました(詳細下記)。
僕にとっては『思想地図』というのは特別な媒体なので、とても嬉しく思います。というのも、2008年の年末に当時NHK出版が版元だった『思想地図 vol.2』での論考と対談が、当時修士だったぼくの初めての紙媒体における単独仕事だったからです。そのときの論考も、やはりフィールドワークをベースにしたものでした。
ずいぶん、月日が経って、なんだか当時想像していた路線とはずいぶん違う方向に来てしまったような気がしなくもないですが、ふたたびこうして東さん、そしてゲンロンに移った『思想地図』とお仕事できることとてもうれしく思います(ゲンロンはいわゆる論壇誌等々と比べても大変丁寧な作り込みでした)。
ぜひお手にとっていただければ幸いです。
西田亮介,2012,「『不自由』な日本の地方――消費社会化は民主主義の敵か」『日本2.0――思想地図β vol.3』422-34.
楠正憲・境真良・白田秀彰・西田亮介・東浩紀,2012,「憲法2.0」『日本2.0――思想地図β vol.3』102-212.
2012年7月14日土曜日
「第4回 過去の「投資」の転用 ~情報産業に特化した環境を創る (前編)」『With a Partner☆得だね!情報 Vol.314』
恒例のメルマガ原稿を書きました。
西田亮介,2012,「第4回 過去の「投資」の転用 ~情報産業に特化した環境を創る (前編)」『With a Partner☆得だね!情報 Vol.314』NTTコミュニケーションズ.
西田亮介,2012,「第4回 過去の「投資」の転用 ~情報産業に特化した環境を創る (前編)」『With a Partner☆得だね!情報 Vol.314』NTTコミュニケーションズ.
2012年7月12日木曜日
なぜ日本で「白熱教室」が難しいのか?
今年から大教室の講義を担当するようになった。
大学の講義を担当してしばらく経ったが、これまで幸か不幸か小規模な20〜50人規模のクラスばかりを担当してきた。この規模のクラスは良かれ悪しかれ、受講者に目が届く。徐々に顔と名前が一致して、学生の個性も分かってくる。今年は時間割の関係かそれとも異なる何かが災いして、どの授業もずいぶん大規模化してしまった。これまでのクラスと比べると、ずいぶん多くの学生が履修するようになった。
百人を越えるような規模のクラスになると現実には全ての学生の個性を把握することは難しい。なかなか名前は一致しないし、だいたい学生は講義に集団でやって来て、同じような場所に座るから、グループでしか認識できない。しかも交代で出席していたりする。この規模のクラスになると、寝る学生、内職する学生、途中で出て行く学生、いずれも数週間でパターン化してくるが、いかんせん手の施しようもない。そもそも、こうした大規模講義の是非を問う声もあるかもしれないが、大学経営やカリキュラム上なかなか変えられないというのも現実なのだろう。こうしたクラスでは質問を振ると嫌そうな顔をされ、感想を問うと黙って下を向く、確かにこちらの力量に問題があるのだろうけど、こちらもそれなりに心が折れる。
こんなとき、マイケル・サンデルが脳裏をよぎる。サンデルの哲学の講義は、ハーバードでもっとも人気があるとされ、それが日本でも「白熱教室」として大きな話題を呼び、著書はベストセラーになった。そのサンデルの講義は大教室で行われてはいるが、数百人の学生に囲まれながらも、どんどん回答が困難な問いを出す。すると世界中から集まってきた優秀な学生たちがこぞって挙手し、回答しようとする。サンデルはその回答を鮮やかなまでに哲学史に結びつけていく。
確かにサンデルは優秀な教師としての資質を持ち、かつ同時に長いキャリアに裏打ちされた教育経験を持っていることだろう。しかも世界で一流の大学だ。単純に比較はできないし、してもしょうがないことは百も承知だ。それでも大学で講義を持っているものなら、きっとどこかでサンデルのような講義に憧れるのではないか。曲がりなりにも誰よりも「知的なもの」に関心があるからこそそういう職種についたのだし、一般に研究者は議論を好む。意見が一致せずとも、高度な知性を持つ相手と議論を深めたいとどこかで願っていると思う、たぶん。
日本版「白熱教室」が放送されてはいることからも分かるように、日本の大学、日本の教員によるサンデルのような授業が皆無というわけではないにせよ、どうにも現実は厳しい。殊、ぼくに限っては今のところ白熱した大教室講義運営のセオリーはつかみあぐねている。世の中は「グローバル化」や「リーダーシップ」に対する半ば強迫的な言説は溢れてはいるものの、多くの学生(と大教室における講義)は未だそちらにはいけずにいる、というのが少なくともぼく個人に限っていうなら現実だ。
しかし青臭いかもしれないけれど、大学が教育機関である以上、学生に倫理的な変革(気判的な解)を押し付けるよりも、まずは大学が、講義が、そしてぼく自身が変わるべきだという認識を持つ。繰り返すけれどぼくの力量に主たる問題はあるものの、横に座る級友の顔色を見て、連鎖する学生を見ていると、個々の講義の取組では限界があることも感じざるをえない。個々の授業の取組はそもそも課題が多くなったりすると履修自体が敬遠されるし、学生たちの横の同調圧力は強い。これらの要素が「白熱教室」を阻んでいるのはほぼ間違いないと思うのだけれど、これを「日本人の特性」と揶揄し、現実味がないままに、事実上多くの学生が結果的には敬遠する過剰な「グローバル化」や過剰な「リーダーシップ」の規範論を説くことにはあまり意味がないと思うようになった。必要なのは多くの学生にとって実効性ある解ではないか。
それがどのようなものかはまだ漠然としていてぼくもよくわからないし、そもそも「自分の力量をあげろ」という要素を多分に含むので難しいのだけれど、漠然と最近思うのは同調圧力の高さといった「日本人らしさ」を活かして、初年度教育に、通過儀礼的な要素を入れるということだ。大学に入ったら、それまで習ってきた横並びの「正解」を出すことではなく(というか、それらを捨てて)、正解がない問題に対して、級友たちと議論し、試行錯誤することに意味があること、そのために感想と意見を表明することが第一歩なのだ、ということを経験的に理解するような場を作ったらどうだろう。それでもぼくたちは「白熱教室」に到達しないだろうか。近年の大学では基礎ゼミのように、早い学年でリサーチや、プレゼン、レポートの書き方を並ぶ場もあるが、異文化体験と呼ぶまでにはいたっておらず、個々のクラスに委ねられているように見える。
稀有な例は、嘉悦大学のようにモチベーションの場づくりで定評あるNPO法人NPOカタリバなどと提携して、初年度教育に強く介入しているケースがある。知人たちからの伝聞に過ぎないが、中退率の改善などに大きく貢献していて、実践する側も手応えを感じているようだ。日本中退予防研究所も初年度教育に力を入れている。あるいは、学部から博士課程までいたSFCに思いを馳せると、あそこも「SFCらしくあること=なんでもいいので面白いことをかたちにすること」に対してきわめて強い同調圧力がある場所だった。それは入学の最初に誰しもが感じたのではないか。先輩や教員らもそういうことを望んでいたし、そもそもそういった「外れ値であること」が許容される場所を希求して望んで全国からやってきた同級生も多かったように、少し懐かしく思い出される。それはある種の通過儀礼に相当したのではないか。もともとそういう志向を持っているかどうかはさておき、学年丸ごとそのような経験を積ませるという意味において。
福沢諭吉が「半学半教」といったように、ぼくたちにも議論を通じて学び「伝統」があったのかもしれない。過剰に制度のせいにせず、かといって諦めもせず、個人の教育の力量を磨きながらシステム変革の問題提起をしていきたいと改めて思った。
※1ずいぶん、とりとめもなく長くなってしまったのは、いまいち核心が持てないからかもしれない。
※2実は大学院改革のお仕事のもっとも最初にとりかかるべきポイントもこのあたりにあるんじゃないかと最近思っているのだけれど、あまりに長くなってきたので、機会を改めて。
※3白田先生にプッシュしていただいて、読んでる人が増えたので、「てにをは」レベルで直しました。夜中にさくさく書いたのでちょっと日本語変でした(7/13朝)。
大学の講義を担当してしばらく経ったが、これまで幸か不幸か小規模な20〜50人規模のクラスばかりを担当してきた。この規模のクラスは良かれ悪しかれ、受講者に目が届く。徐々に顔と名前が一致して、学生の個性も分かってくる。今年は時間割の関係かそれとも異なる何かが災いして、どの授業もずいぶん大規模化してしまった。これまでのクラスと比べると、ずいぶん多くの学生が履修するようになった。
百人を越えるような規模のクラスになると現実には全ての学生の個性を把握することは難しい。なかなか名前は一致しないし、だいたい学生は講義に集団でやって来て、同じような場所に座るから、グループでしか認識できない。しかも交代で出席していたりする。この規模のクラスになると、寝る学生、内職する学生、途中で出て行く学生、いずれも数週間でパターン化してくるが、いかんせん手の施しようもない。そもそも、こうした大規模講義の是非を問う声もあるかもしれないが、大学経営やカリキュラム上なかなか変えられないというのも現実なのだろう。こうしたクラスでは質問を振ると嫌そうな顔をされ、感想を問うと黙って下を向く、確かにこちらの力量に問題があるのだろうけど、こちらもそれなりに心が折れる。
こんなとき、マイケル・サンデルが脳裏をよぎる。サンデルの哲学の講義は、ハーバードでもっとも人気があるとされ、それが日本でも「白熱教室」として大きな話題を呼び、著書はベストセラーになった。そのサンデルの講義は大教室で行われてはいるが、数百人の学生に囲まれながらも、どんどん回答が困難な問いを出す。すると世界中から集まってきた優秀な学生たちがこぞって挙手し、回答しようとする。サンデルはその回答を鮮やかなまでに哲学史に結びつけていく。
確かにサンデルは優秀な教師としての資質を持ち、かつ同時に長いキャリアに裏打ちされた教育経験を持っていることだろう。しかも世界で一流の大学だ。単純に比較はできないし、してもしょうがないことは百も承知だ。それでも大学で講義を持っているものなら、きっとどこかでサンデルのような講義に憧れるのではないか。曲がりなりにも誰よりも「知的なもの」に関心があるからこそそういう職種についたのだし、一般に研究者は議論を好む。意見が一致せずとも、高度な知性を持つ相手と議論を深めたいとどこかで願っていると思う、たぶん。
日本版「白熱教室」が放送されてはいることからも分かるように、日本の大学、日本の教員によるサンデルのような授業が皆無というわけではないにせよ、どうにも現実は厳しい。殊、ぼくに限っては今のところ白熱した大教室講義運営のセオリーはつかみあぐねている。世の中は「グローバル化」や「リーダーシップ」に対する半ば強迫的な言説は溢れてはいるものの、多くの学生(と大教室における講義)は未だそちらにはいけずにいる、というのが少なくともぼく個人に限っていうなら現実だ。
しかし青臭いかもしれないけれど、大学が教育機関である以上、学生に倫理的な変革(気判的な解)を押し付けるよりも、まずは大学が、講義が、そしてぼく自身が変わるべきだという認識を持つ。繰り返すけれどぼくの力量に主たる問題はあるものの、横に座る級友の顔色を見て、連鎖する学生を見ていると、個々の講義の取組では限界があることも感じざるをえない。個々の授業の取組はそもそも課題が多くなったりすると履修自体が敬遠されるし、学生たちの横の同調圧力は強い。これらの要素が「白熱教室」を阻んでいるのはほぼ間違いないと思うのだけれど、これを「日本人の特性」と揶揄し、現実味がないままに、事実上多くの学生が結果的には敬遠する過剰な「グローバル化」や過剰な「リーダーシップ」の規範論を説くことにはあまり意味がないと思うようになった。必要なのは多くの学生にとって実効性ある解ではないか。
それがどのようなものかはまだ漠然としていてぼくもよくわからないし、そもそも「自分の力量をあげろ」という要素を多分に含むので難しいのだけれど、漠然と最近思うのは同調圧力の高さといった「日本人らしさ」を活かして、初年度教育に、通過儀礼的な要素を入れるということだ。大学に入ったら、それまで習ってきた横並びの「正解」を出すことではなく(というか、それらを捨てて)、正解がない問題に対して、級友たちと議論し、試行錯誤することに意味があること、そのために感想と意見を表明することが第一歩なのだ、ということを経験的に理解するような場を作ったらどうだろう。それでもぼくたちは「白熱教室」に到達しないだろうか。近年の大学では基礎ゼミのように、早い学年でリサーチや、プレゼン、レポートの書き方を並ぶ場もあるが、異文化体験と呼ぶまでにはいたっておらず、個々のクラスに委ねられているように見える。
稀有な例は、嘉悦大学のようにモチベーションの場づくりで定評あるNPO法人NPOカタリバなどと提携して、初年度教育に強く介入しているケースがある。知人たちからの伝聞に過ぎないが、中退率の改善などに大きく貢献していて、実践する側も手応えを感じているようだ。日本中退予防研究所も初年度教育に力を入れている。あるいは、学部から博士課程までいたSFCに思いを馳せると、あそこも「SFCらしくあること=なんでもいいので面白いことをかたちにすること」に対してきわめて強い同調圧力がある場所だった。それは入学の最初に誰しもが感じたのではないか。先輩や教員らもそういうことを望んでいたし、そもそもそういった「外れ値であること」が許容される場所を希求して望んで全国からやってきた同級生も多かったように、少し懐かしく思い出される。それはある種の通過儀礼に相当したのではないか。もともとそういう志向を持っているかどうかはさておき、学年丸ごとそのような経験を積ませるという意味において。
福沢諭吉が「半学半教」といったように、ぼくたちにも議論を通じて学び「伝統」があったのかもしれない。過剰に制度のせいにせず、かといって諦めもせず、個人の教育の力量を磨きながらシステム変革の問題提起をしていきたいと改めて思った。
※1ずいぶん、とりとめもなく長くなってしまったのは、いまいち核心が持てないからかもしれない。
※2実は大学院改革のお仕事のもっとも最初にとりかかるべきポイントもこのあたりにあるんじゃないかと最近思っているのだけれど、あまりに長くなってきたので、機会を改めて。
※3白田先生にプッシュしていただいて、読んでる人が増えたので、「てにをは」レベルで直しました。夜中にさくさく書いたのでちょっと日本語変でした(7/13朝)。
2012年7月7日土曜日
鯖江再訪
今週前半、福井県鯖江市を訪問した。
鯖江市はもともとメガネのまちとしてしられているが、ここ数年「情報のまち」としての知名度を高めている。特に公共データの公開に積極的で、公共LOD賞という賞を受賞したことでも知られているように、日本屈指のオープンガバメントを推進する自治体なのだ。
以前から訪れたいと思っていたのだが、つい数ヵ月前にW3Cのチームとご一緒させていただくという稀有な機会があって訪問は実現した。
今回は政策と組織設計について知りたくて、単独で訪問したのであった。鯖江市役所情報統計課のみなさま、前回もアテンドいただいた(株)jig.jpの福野泰介さん、鯖江市地域活性化プランコンテストを主催する竹部美樹さんらに大変お世話になりました。
結論からいうと、「素晴らしい制度や組織設計があるのではないか」という外部者にありがちな期待と仮説はもろくも崩れ去り、鯖江市の情報化がより大きな文脈のなかで成立しているのだということを知りました。現場に出て仮説が崩れ去るというのは、一瞬がっかりしますが、フィールドワーカー冥利につきるわけで、どうまとめようか再考します。
しかし鯖江というのは不思議なまちで、すごく住みやすく感じます。駅前にはホテル、病院、レンタカー、中心市街地があり、中心市街地の飲食店はちゃんと営業している。チェーンのカフェこそないものの、地元の喫茶店では無料の公衆無線LANが飛んでいます。街中も市の公衆無線LAN事業で、無線LANが入る多くの場所があります。また書店も2店も営業しています。一般に中心市街地のなかで書店はかなり早期にシャッターをおろしてしまう印象がありますが、ちゃんと新刊も入荷しているようでした。また中心市街地には偶数月と奇数月交替で車を道路に止められるようになっている。また寺社が複数あり、いうまでもなく魚介類と梵というおいしい日本酒がある。地元の商店も「ローカルオンリー」というわけではなく、きちんと内装等をアップグレードしています。これはきちんと調べていないのですが、少なくとも中心市街地は電線の地中埋め込みをやっているのではないでしょうか。電線が視界に入らず、気持ちの良い視界でした。NPO活動も盛んだと聞きました。今回は立命館の立地する京都から向かったのですが、特急利用で1時間15分くらいでしょうか。とても近い。情報や政策と無関係に、好きなまちといえるでしょう。ぼくは典型的な「(不便でも、人間味と情緒に溢れた)地方が好き」というタイプの研究者ではないので、少なからず驚きました。また必ず来鯖(「鯖江に行く」という意味だそうです)します。直近だと、8月4日に開催される「電脳メガネサミットin鯖江」になるでしょうか。お時間設けてくださった関係のみなさま、本当にありがとうございました!
鯖江市はもともとメガネのまちとしてしられているが、ここ数年「情報のまち」としての知名度を高めている。特に公共データの公開に積極的で、公共LOD賞という賞を受賞したことでも知られているように、日本屈指のオープンガバメントを推進する自治体なのだ。
以前から訪れたいと思っていたのだが、つい数ヵ月前にW3Cのチームとご一緒させていただくという稀有な機会があって訪問は実現した。
今回は政策と組織設計について知りたくて、単独で訪問したのであった。鯖江市役所情報統計課のみなさま、前回もアテンドいただいた(株)jig.jpの福野泰介さん、鯖江市地域活性化プランコンテストを主催する竹部美樹さんらに大変お世話になりました。
結論からいうと、「素晴らしい制度や組織設計があるのではないか」という外部者にありがちな期待と仮説はもろくも崩れ去り、鯖江市の情報化がより大きな文脈のなかで成立しているのだということを知りました。現場に出て仮説が崩れ去るというのは、一瞬がっかりしますが、フィールドワーカー冥利につきるわけで、どうまとめようか再考します。
しかし鯖江というのは不思議なまちで、すごく住みやすく感じます。駅前にはホテル、病院、レンタカー、中心市街地があり、中心市街地の飲食店はちゃんと営業している。チェーンのカフェこそないものの、地元の喫茶店では無料の公衆無線LANが飛んでいます。街中も市の公衆無線LAN事業で、無線LANが入る多くの場所があります。また書店も2店も営業しています。一般に中心市街地のなかで書店はかなり早期にシャッターをおろしてしまう印象がありますが、ちゃんと新刊も入荷しているようでした。また中心市街地には偶数月と奇数月交替で車を道路に止められるようになっている。また寺社が複数あり、いうまでもなく魚介類と梵というおいしい日本酒がある。地元の商店も「ローカルオンリー」というわけではなく、きちんと内装等をアップグレードしています。これはきちんと調べていないのですが、少なくとも中心市街地は電線の地中埋め込みをやっているのではないでしょうか。電線が視界に入らず、気持ちの良い視界でした。NPO活動も盛んだと聞きました。今回は立命館の立地する京都から向かったのですが、特急利用で1時間15分くらいでしょうか。とても近い。情報や政策と無関係に、好きなまちといえるでしょう。ぼくは典型的な「(不便でも、人間味と情緒に溢れた)地方が好き」というタイプの研究者ではないので、少なからず驚きました。また必ず来鯖(「鯖江に行く」という意味だそうです)します。直近だと、8月4日に開催される「電脳メガネサミットin鯖江」になるでしょうか。お時間設けてくださった関係のみなさま、本当にありがとうございました!
(初めての電脳メガネ。装着させていただきました)
(JR鯖江駅。七夕の飾り付け)
(鯖江ドッグ)
(サバエドッグ。米を豚肉で巻いたものが揚げてある。美味)
(中心市街地内の道路に駐車を認める看板)
(新しくできた眼鏡会館内のカフェの小物。鯖江には随所にメガネ関連製品が)
2012年7月5日木曜日
旅
旅というのは大人の楽しみかもしれないと思うようになった。むろん、ただ知らない土地へ行き、新奇なものを眺めることはだれでもできる。ここ数年、仕事でいろいろな土地に赴くようになった。結果として知らない土地を訪れ、知らない人々に話を聞き、初めての人たちと食事して酒を囲む機会が格段に増えた。知らない人たちから話を聞くときには、自分にも話すべき話題が少なからずあったほうがよいし、少なくともそう思われたほうがよいだろう。会話というのは相互に話すことで進んでいくのだから、「話す価値がない」と思われてしまってはないけない。そう考えると、年を重ねて大人になると、何がしかの蓄積は少しずつでも増えていく。また研究というようなものを生業にしていると、他所の土地の取り組みや国の動向についての知見も増えていく。こちらにも話したいということがあると、畢竟話は弾み、酒は進む。そう考えると、もともと知らない土地を訪れることに対してあまり積極的ではなかったものの、徐々にそうした行為を楽しめるようになってきたような気もする。せっかく生業なのだから、もっと楽しくなってほしいとも思う。
2012年6月28日木曜日
「地域ビジネスを担う新しいソーシャルビジネスの現状と振興方策」『新産業政策研究かわさき』10号
久々にソーシャルビジネスについての原稿を書きました。
西田亮介,2012,「地域ビジネスを担う新しいソーシャルビジネスの現状と振興方策」『新産業政策研究かわさき』第10号,72-86.
リンク先GoogleDrive: https://docs.google.com/open?id=0B0B5uWzoUmnJNnNScmpKMUgxaVE
西田亮介,2012,「地域ビジネスを担う新しいソーシャルビジネスの現状と振興方策」『新産業政策研究かわさき』第10号,72-86.
リンク先GoogleDrive: https://docs.google.com/open?id=0B0B5uWzoUmnJNnNScmpKMUgxaVE
2012年6月20日水曜日
日本公共政策学会第16回研究大会
6月16日、17日と日本公共政策学会第16回研究大会が、立命館大学朱雀キャンパスで開催されました。ぼくは共同報告と、パネルディスカッション司会兼報告を行いました。
小野塚亮・西田亮介,2012,「ソーシャルメディアは政治家を雄弁にしたか―Twitterを活用する国会議員の双方向性と伝播力の分析―」日本公共政策学会第16回研究大会若手報告セッションⅠ「公共政策とそのダイナミズム」.
自由公募セッションIV「パネル討論:ガバナンスの創造とpublic/private概念の再構築」司会
パネル配布資料(リンク先Google Drive):https://docs.google.com/open?id=0B0B5uWzoUmnJRzNJd3owZHBydW8
西田亮介,2012,「『新しい公共』の機能不全とその構造」日本公共政策学会第16回研究大会自由公募セッションIV「パネル討論:ガバナンスの創造とpublic/private概念の再構築」.
配布スライド(リンク先Google Drive):https://docs.google.com/open?id=0B0B5uWzoUmnJRzNJd3owZHBydW8
報告原稿(リンク先Google Drive):https://docs.google.com/open?id=0B0B5uWzoUmnJS3NjQVlPak5nRlk
しかし、今回の日本公共政策学会では大都市制度に関連したシンポジウムや、民主党の松井孝治議員も登壇されいた福祉国家の存続可能性に関するシンポジウムなど見所の多い有意義な研究大会だったように思います。公共政策と社会学の架橋に関心があるので、今後もこういった政策系の学会にも関わっていく所存でいます。
あと個人的には関西の同世代の公共政策関連の先生方とご挨拶させていただくことができたという意味でもよい機会でした。昨今社会学者は民族大移動(?)的に、というか、シンプルに採用が活発に行われている関西に移っていて、知人も多いのですが、公共政策関連では知人が少なかったもので貴重な機会になりました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
小野塚亮・西田亮介,2012,「ソーシャルメディアは政治家を雄弁にしたか―Twitterを活用する国会議員の双方向性と伝播力の分析―」日本公共政策学会第16回研究大会若手報告セッションⅠ「公共政策とそのダイナミズム」.
自由公募セッションIV「パネル討論:ガバナンスの創造とpublic/private概念の再構築」司会
パネル配布資料(リンク先Google Drive):https://docs.google.com/open?id=0B0B5uWzoUmnJRzNJd3owZHBydW8
西田亮介,2012,「『新しい公共』の機能不全とその構造」日本公共政策学会第16回研究大会自由公募セッションIV「パネル討論:ガバナンスの創造とpublic/private概念の再構築」.
配布スライド(リンク先Google Drive):https://docs.google.com/open?id=0B0B5uWzoUmnJRzNJd3owZHBydW8
報告原稿(リンク先Google Drive):https://docs.google.com/open?id=0B0B5uWzoUmnJS3NjQVlPak5nRlk
しかし、今回の日本公共政策学会では大都市制度に関連したシンポジウムや、民主党の松井孝治議員も登壇されいた福祉国家の存続可能性に関するシンポジウムなど見所の多い有意義な研究大会だったように思います。公共政策と社会学の架橋に関心があるので、今後もこういった政策系の学会にも関わっていく所存でいます。
あと個人的には関西の同世代の公共政策関連の先生方とご挨拶させていただくことができたという意味でもよい機会でした。昨今社会学者は民族大移動(?)的に、というか、シンプルに採用が活発に行われている関西に移っていて、知人も多いのですが、公共政策関連では知人が少なかったもので貴重な機会になりました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
NTTコミュニケーションズ【With a Partner☆得だね!情報】Vol.310「第3回 原石を磨く ~島根県におけるプログラミング言語Rubyと産官学連携によるIT産業の振興 (後編)」
先週配信。連載「ICTと地域変革の道具箱」
NTTコミュニケーションズ【With a Partner☆得だね!情報】Vol.310
西田亮介「第3回 原石を磨く ~島根県におけるプログラミング言語Rubyと産官学連携によるIT産業の振興 (後編)」『ICTと地域変革の道具箱』
恒例のボヤキなんですが、これどなたか読んだ方いらっしゃったら、感想超希望です・・・聞くところによると、話すと超絶長くなる諸般の事情で配信規模の相当大きいメールマガジンらしいのですが、本当に誰かに読まれているのか知りたく・・・
NTTコミュニケーションズ【With a Partner☆得だね!情報】Vol.310
西田亮介「第3回 原石を磨く ~島根県におけるプログラミング言語Rubyと産官学連携によるIT産業の振興 (後編)」『ICTと地域変革の道具箱』
恒例のボヤキなんですが、これどなたか読んだ方いらっしゃったら、感想超希望です・・・聞くところによると、話すと超絶長くなる諸般の事情で配信規模の相当大きいメールマガジンらしいのですが、本当に誰かに読まれているのか知りたく・・・
2012年6月16日土曜日
『BRUTUS』734号
『BRUTUS』734号の「あたらしい仕事と、僕らの未来」という特集に、「新しい働き方はなぜ注目されているのか」というテーマで寄稿しました。この号はちょっとした経済しもびっくりするくらい充実していて、いろいろな働き方を(『BRUTUS』らしく、かっこよく)、垣間見ることができます。Googleやデザインファームなど、なかなか外からはうかがい知ることができない組織内の新しい働き方にはとても関心が湧きます。そういえば、以前にもムックのようなかたちで、『BRUTUS』は働き方を特集していたような気がしますが、いよいよ経済誌のみならず、これまで芸術やデザインを取り扱っていた媒体がそういった分野に本格参戦していくるのでしょうか。それはそれで、意図せざるかたちかもしれないですが、ビジネスや働き方の領域に、日本的な文脈で少し、コジャレた右脳的思考のようなトレンドが導入されるのかもしれないな、と半ば妄想的に思いました。
さて、日本全国天気が思わしくないようですが、今週末は学会と研究会が立て込んでいるため、京都で過ごします(早朝から移動中・・・)。みなさま、よい週末を。
さて、日本全国天気が思わしくないようですが、今週末は学会と研究会が立て込んでいるため、京都で過ごします(早朝から移動中・・・)。みなさま、よい週末を。
2012年6月10日日曜日
2012年6月9日日本学術会議公開シンポジウム『3.11福島第一原子力発電事故をめぐる社会情報環境の検証』にて報告させていただきました
2012年6月9日日本学術会議公開シンポジウム『3.11福島第一原子力発電事故をめぐる社会情報環境の検証』にて報告させていただきました。
西田亮介,2012,「ソーシャル・メディアを利用した政治家による福島原発事故情報の発信と拡散」.
最近、ツイッター議員の研究にも取り組んでいるのですが、そのツイート群をもとにしてどのように情報発信を行っていたか、また彼らはツイッターのなかでどのような社会ネットワークを形成しているのか、という内容でした。ちょっと20分で話すには盛り込みすぎていたかもしれません・・・
ところでこのシンポジウムは日本学術会議社会学委員会メディア・文化研究分科会が主催したシンポジウムでした。メディア研究の著名な先生方とご一緒させていただき完全に若手枠でしたが、温かく迎えてくださいました。
「メディアの化石化」メディアの二項対立(マス/ソーシャル等)の融解、専門家によるユニークな「情報提供」の是非等話題は多岐に及びました。3時間半という長丁場ですが、社会科学を専門にするものにとっても議論するべき論点が多様に含まれる主題だということを改めて認識しました。
2012年6月8日金曜日
2012年6月4日一ノ関→陸前高田市→気仙沼市訪問
6月4日にNPO法人「育て上げネット」理事長工藤啓さんのお誘いで、陸前高田市や気仙沼市を訪ねてきました。主たる目的はこの日の午後に、陸前高田市と(株)バリューブックスが、図書館再建のためのプロジェクト「陸前高田市図書館ゆめプロジェクト」を記者発表する場所に同行させていただくことでした。
(株)バリューブックスはいわゆる古本を扱う事業者ですが、以前から買取額相当を寄付する事業をNPO等と協働でおこなっており、今回は被災し再建の目処がたたない陸前高田市の図書館復旧の費用の一部を充当するためのプロジェクトを立ち上げたというわけです。また陸前高田市の久保田崇副市長は内閣府にお勤めだったとき以来の再会でした。
その記者会見を実況してみたのですが、それをまとめたものが以下になります。
2012年6月5日陸前高田市×(株)バリューブックス「陸前高田市図書館ゆめプロジェクト」記者発表まとめ
(株)バリューブックスの中村社長の発表はとても真摯で好感を持てるものでした。翌日にはさまざまなかたちで記事として配信されました。
「古本を寄付金へ、岩手県陸前高田市がバリューブックス社の協力で「陸前高田市図書館ゆめプロジェクト」を開始」『カレントアウェアネスポータル』
「被災図書館 古本で再建へ 陸前高田ゆめプロジェクト」『東京新聞』
「岩手・陸前高田市、古本活用で被災図書館再建 業者と組み」『日本経済新聞』
(久保田陸前高田市副市長と握手をする(株)バリューブックス中村社長)
また久保田副市長には陸前高田市の現状等いろいろとお話をいただきました。
その後、工藤さんの案内のもとバリューブックスのみなさまとともに、途中、SAVE TAKATAさんなど、陸前高田市、そして気仙沼市を駆け足で訪問させていただきました。未だ歴然と残る震災の爪あとと、同時に確かな復興の息吹を感じました。
(以下、陸前高田市と気仙沼市から)
2012年6月6日水曜日
2012年6月6日甲南大学「NPO/NGO論」ゲストレクチャー
本日、甲南大学の「NPO/NGO論」のゲストレクチャーに呼んでいただきました。テーマは日本の社会起業家/社会的企業。甲南大学を訪れたのは初めてでしたが、いわゆる甲南山手の高級住宅街に、端正な建物が立ち並ぶキャンパスは圧巻でした。学生のみなさんも熱心で、終わったあとに何人も質問に来て下さりました。
また今回お声がけいただいた宮垣先生はなんとSFC1期生とのことで、こういったかたちでSFCの先輩とお目にかかれたことはうれしいことでもあります。また阿部真大さんのゼミの学生さんもいらっしゃったり、麻木久仁子さんのラジオを聴いてくださっている方がいらっしゃったりと、ぼくにとっても大変楽しいゲストレクチャーでした。
また今回お声がけいただいた宮垣先生はなんとSFC1期生とのことで、こういったかたちでSFCの先輩とお目にかかれたことはうれしいことでもあります。また阿部真大さんのゼミの学生さんもいらっしゃったり、麻木久仁子さんのラジオを聴いてくださっている方がいらっしゃったりと、ぼくにとっても大変楽しいゲストレクチャーでした。
「ツイッター議員のコミュニケーションーー定量分析からの考察」『人間会議』2012年夏号
6月5日発売の『人間会議』2012年夏号に、
西田亮介・小野塚亮,2012,「ツイッター議員のコミュニケーションーー定量分析からの考察」『人間会議』2012年夏号,64-9.
という論文を寄稿しました。2011年の冬頃からSFC政策・メディア研究科の小野塚亮くんと進めている情報社会における政策研究の成果の一環です。
先日情報社会学会で報告したのが現在探索中の領域だとすると、今回はわりとオーソドックスな定量分析と現行制度とのあいだでいえることをまとめてみた、といったところです。
まだ見本誌をぱらぱらめくっただけですが、『人間会議』今号ではソーシャルメディアと社会科学、エネルギーの未来、地域活性化と個人的にも興味深い特集が組まれています。山脇先生や前嶋和弘先生らも寄稿されている模様です。興味深いですね。あとでちゃんと読んでみることにします。
西田亮介・小野塚亮,2012,「ツイッター議員のコミュニケーションーー定量分析からの考察」『人間会議』2012年夏号,64-9.
という論文を寄稿しました。2011年の冬頃からSFC政策・メディア研究科の小野塚亮くんと進めている情報社会における政策研究の成果の一環です。
先日情報社会学会で報告したのが現在探索中の領域だとすると、今回はわりとオーソドックスな定量分析と現行制度とのあいだでいえることをまとめてみた、といったところです。
まだ見本誌をぱらぱらめくっただけですが、『人間会議』今号ではソーシャルメディアと社会科学、エネルギーの未来、地域活性化と個人的にも興味深い特集が組まれています。山脇先生や前嶋和弘先生らも寄稿されている模様です。興味深いですね。あとでちゃんと読んでみることにします。
2012年6月5日火曜日
佐々木俊尚×田原総一朗×80年代生まれの若者4人第五回「『弱者のノマド論』とムラ社会崩壊後の社会保障」
佐々木俊尚×田原総一朗×80年代生まれの若者4人第五回「『弱者のノマド論』とムラ社会崩壊後の社会保障」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32211
これにて最終回となります。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32211
これにて最終回となります。
閑話休題...
先週の土曜日、アクアラインをわたって某千葉県南のポイントまで、5'11"のトライフィンショートボードと5'4"のクアッドフィッシュを抱えて波乗りに行って来た。「地形がいい」と聞いていただけあって、腹前後の波ながらそこそこ遊べる波。いつ以来か思い出せないくらいひさびさに3ラウンド波乗りしてしまった。写真は3年ほど乗ってるクアッドフィッシュ(のお尻)。サンディングフィニッシュの軽い仕上げのためだいぶぼこぼこ&黄ばみが出てきた。やっぱり波がトロいときには抜群に楽しい板。帰りは木更津のあたりでポルシェがお尻を側壁にぶつけたらしく大渋滞していたけど、それを抜ければあとは小一時間といったところ。23区内に引っ越してからはじめての千葉行きだったけれど、それなりに近いことが判明した。有料道路を使えば湘南1時間、千葉南2時間15分というのは東京は海から遠いようで、結構近い。
翌日は恒例のファミリーカップに出てロングボード優勝、ショートボード3位(http://www.t-sticksurf.com/info/diary.cgi?no=1010)。体力を鍛えられたら...と思うのだけど、なかなかそうもいかず。毎年もうちょっと大会出てみようと思いつつなかなか足が向かないけれど、今年はもうちょっとやってみようかな、と思ったり。
2012年6月1日金曜日
イオンモールKYOTO
せっかく京都勤務になったのだから、というわけでもないけれど、10年ぶりの「関西の空気」みたいなものを思い出すべくいろいろなところに足を運んでいる。イオンモールKYOTOもぼくが関西に住んでいた当時は存在しなかったものだ。平日の夕方、立命館からの帰りに寄ったのだけれど、幸か不幸かフロアはがらがらだった。外観こそ京都の街並みに調和するべく、他所のイオンモールより考慮されている。しかしテナントは巨大なUNIQLO、巨大な無印、巨大な某書店となんら代わり映えのしないものだった。イオンモールKYOTOのようなショッピングモールを見るたびに、残念な気持ちになる。せっかくの土地と空間に新しい構造物を創る資源を持っているのに、なぜ足をひっぱりあうテナント構成になってしまうのだろう、と。京都駅周辺にはすでに数カ所のUNIQLOが存在するし、大型書店も昔からアバンティ内にある。周辺商店街や既存商業施設とバッティングしない、今までなかったテナント構成にすれば、地域の魅力は増したのではないだろうか。もちろん一定の集客力とターゲットの間口が広いテナントを多数取り揃えたくなるのはわからなくはないけれど、それは京都駅周辺の大型テナント開発の歴史が全く学習されていないな、と思ってしまう。15年ほど前にもこうした大型商業施設の開発ラッシュが起きた時期があるが、いずれもいまでは姿を変えてしまっている。このように地域の付加価値を高める誘因の設計を民間企業が行わない/行えない場合、誰がその設計や提唱を行っていけばいいのだろうか。
2012年5月27日日曜日
報告書『ビジネスインキュベーションにおけるIT産業振興のグッドプラクティス――ネットワーク構築の視点から』_
昨年度の報告書が公開になりました。中小機構での最後のお仕事。地域における情報産業振興のグッドプラクティスを掘り下げてみました。
『ビジネスインキュベーションにおけるIT産業振興のグッドプラクティス――ネットワーク構築の視点から』
(リンク先PDF)
http://www.smrj.go.jp/keiei/dbps_data/_material_/b_0_keiei/chosa/pdf/businessincuvation.pdf
『ビジネスインキュベーションにおけるIT産業振興のグッドプラクティス――ネットワーク構築の視点から』
(リンク先PDF)
http://www.smrj.go.jp/keiei/dbps_data/_material_/b_0_keiei/chosa/pdf/businessincuvation.pdf
先日のセミナーまとめご掲載いただきました→【KIT虎ノ門サロン×西田亮介氏】なぜ、いまイノベーション人材と新しい働き方が注目されるのか
先日のセミナーまとめをK.I.T虎ノ門大学院さんのブログにご掲載いただきました。
【KIT虎ノ門サロン×西田亮介氏】なぜ、いまイノベーション人材と新しい働き方が注目されるのか
http://kitnetblog.kitnet.jp/tokyo/2012/05/kit-24.html
【KIT虎ノ門サロン×西田亮介氏】なぜ、いまイノベーション人材と新しい働き方が注目されるのか
http://kitnetblog.kitnet.jp/tokyo/2012/05/kit-24.html
情報社会学会2012年度年次研究大会のWork In Progressセッションで報告しました。
情報社会学会2012年度年次研究大会のWork In Progressセッションで報告しました。
http://infosocio.org/cfp_general_meeting_2012.html
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科の小野塚亮くんと進めているツイッター議員の研究です。
http://infosocio.org/cfp_general_meeting_2012.html
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科の小野塚亮くんと進めているツイッター議員の研究です。
- 西田亮介・小野塚亮,2012,「Twitterを利用する国会議員の書き込みの分析とインターネットを利用した選挙活動に関する予備的考察」情報社会学会2012年度年次研究大会Work In Progressセッション(2012年5月26日、中央大学後楽園キャンパス).
- 小野塚亮・西田亮介,2012,「TwitterのRTが政治情報の集団分極化に与える「揺らぎ」についての予備的考察」情報社会学会2012年度年次研究大会Work In Progressセッション(2012年5月26日、中央大学後楽園キャンパス).
情報社会学会恒例らしい知識共有ワークショップは折田明子さんのファシリテーションのもとはじめて体験したのだけど、なかなか刺激的だった。長ネギを回しながら話すスタイルなのだけれど、ずいぶん議論させていただきました。ひさびさに公文俊平先生の講演を拝聴し、お話させていただいたのも嬉しかった。研究頑張ろうと思えた一日だった。
佐々木俊尚×田原総一朗×80年代生まれの若者4人第四回「そして国家はどう変わるのか」
佐々木俊尚×田原総一朗×80年代生まれの若者4人第四回「そして国家はどう変わるのか」が公開になっておりました。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32210
この鼎談、ぼくは後半になるほどしゃべっていた模様。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32210
この鼎談、ぼくは後半になるほどしゃべっていた模様。
2012年5月25日金曜日
K.I.T虎ノ門大学院虎ノ門セミナー「なぜ、いまイノベーション人材と新しい働き方が注目されるのか」レジメ
一昨日K.I.T虎ノ門大学院虎ノ門セミナー「なぜ、いまイノベーション人材と新しい働き方が注目されるのか」を行いました。若干疲れがたまっており消化不良気味だったかもしれませんね。反省。当日はpptとレジメを使いましたが、レジメをアップしてみます。
(しかし、bloggerにファイルアップ機能はなくなったのでしょうか。大昔にはあった記憶が。しょうがないのでベタ張りしてみましょう・・・)
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(しかし、bloggerにファイルアップ機能はなくなったのでしょうか。大昔にはあった記憶が。しょうがないのでベタ張りしてみましょう・・・)
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なぜ、いまイノベーション人材と新しい働き方が注目されるのか
■イノベーション人材と新しい働き方への注目
・グローバル化
・ノマド
・コ・ワーキングスペース
「どのようにすれば、イノベーション人材になれるのか」
「どのようにすれば、新しい働き方ができるのか」
→
「なぜ、イノベーションと新しい働き方への注目が集まるのか」
■繰り返されてきた「新しい働き方」
・キャプテンシステムとテレワーク
・SOHO
・フリーエージェント
・フリーター
・スマートモブズ
政策誘導と経済界の要請
■なぜ問いは繰り返されるのか
「日本型システム」(野口悠紀雄、高原基彰etc)の堅牢さを逆説的に物語っている?
・日本的雇用
・日本的福祉国家
・日本的資源の再配分
→「社会」の不在
■「今回」は変わるのか
個々人が情報を獲得発信できる環境の普及とメディア研究
・啓蒙機関モデル
・弾丸効果説
・限定効果説
・新しい強力効果説
・「豊かな社会」像の探求
・技術的要素と非技術的要素を総合した政策デザイン
・「移行」のための方法論
2012年5月22日火曜日
2012年5月13日K.I.T虎ノ門大学院虎ノ門セミナー「なぜ、いまイノベーション人材と新しい働き方が注目されるのか」
2012年5月13日K.I.T虎ノ門大学院虎ノ門セミナー「なぜ、いまイノベーション人材と新しい働き方が注目されるのか」というセミナーを行います。
いや、普通に明日なんですが、ネットからも申し込みできるようですので、ご覧になった方はぜひ。
http://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/toranomon/tranomon-salon/1189880_2800.html
いや、普通に明日なんですが、ネットからも申し込みできるようですので、ご覧になった方はぜひ。
http://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/toranomon/tranomon-salon/1189880_2800.html
2012年5月21日月曜日
佐々木俊尚×田原総一朗×80年代生まれの若者4人 第三回「なぜ普通の企業ではなくNPO、社会的企業なのか」
佐々木俊尚×田原総一朗×80年代生まれの若者4人 第三回「なぜ普通の企業ではなくNPO、社会的企業なのか」も公開されておりました。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32209
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32209
【With a Partner☆得だね!情報】メールマガジンVol.306 「ICTと地域変革の道具箱」に連載第2回 原石を磨く ~島根県におけるプログラミング言語Rubyと産官学連携によるIT産業の振興 (中編)を寄稿しました。
NTTコミュニケーションズさんのメルマガ【With a Partner☆得だね!情報】メールマガジンVol.306 「ICTと地域変革の道具箱」に連載第2回「原石を磨く ~島根県におけるプログラミング言語Rubyと産官学連携によるIT産業の振興 (中編)」を寄稿しました。
これ万が一どなたか読んでる人いらっしゃいましたら、感想ほしいです・・・
これ万が一どなたか読んでる人いらっしゃいましたら、感想ほしいです・・・
2012年5月15日火曜日
佐々木俊尚×田原総一朗×80年代生まれの若者4人第二回「ネットはコミュニティのかたちをどう変えようとしているのか」
佐々木俊尚×田原総一朗×80年代生まれの若者4人第二回「ネットはコミュニティのかたちをどう変えようとしているのか」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32208
講談社現代ビジネスさんとは一悶着もありましたが、無事公開と相成りました。先日担当の方とも直接お話したので、もう終わったことです。コンテンツ自体は多くの論点が含まれていておもしろいと思います。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32208
講談社現代ビジネスさんとは一悶着もありましたが、無事公開と相成りました。先日担当の方とも直接お話したので、もう終わったことです。コンテンツ自体は多くの論点が含まれていておもしろいと思います。
慎泰俊さんとのトークまとめ
先日の慎泰俊さんとのトークイベント@リブロ池袋本店は大変有意義なものでした。お互い激論を戦わすというよりは、それぞれの論点を静かに確認しながら話題を広げていくというものでした。静かに、しかしあっという間に1.5時間のはずが、2時間の時間が過ぎていました。知的にとても楽しいひとときでした。慎さんありがとうございました。さて、ぼくの後輩のおのでら(小野塚)くんや、何人かが実況していたようで、それをまとめたものがあるようです。ご関心のある方はぜひそちらを。
西田亮介さん( @Ryosuke_Nishida )×慎泰俊さん( @81TJ )トークイベント ~ソーシャルデザインの動かし方~(5/12、リブロ池袋本店開催)
http://togetter.com/li/303235
西田亮介氏×慎泰俊氏によるトークセッション「ソーシャルデザインの動かし方」実況中継
http://togetter.com/li/303333
西田亮介さん( @Ryosuke_Nishida )×慎泰俊さん( @81TJ )トークイベント ~ソーシャルデザインの動かし方~(5/12、リブロ池袋本店開催)
http://togetter.com/li/303235
西田亮介氏×慎泰俊氏によるトークセッション「ソーシャルデザインの動かし方」実況中継
http://togetter.com/li/303333
2012年5月14日月曜日
「日本の国会議員におけるソーシャルメディアの活用状況」
ネット選挙運動解禁運動をめざす「onevoice」さんにコンテンツを提供しました。
「日本の国会議員におけるソーシャルメディアの活用状況」
http://onevoice-campaign.jp/voice05.html
某大学の講義を終えて、そのまま近くのカフェで撮ったのでちょっと死にそう・・・テキストだけ読んでくださいませ!
「日本の国会議員におけるソーシャルメディアの活用状況」
http://onevoice-campaign.jp/voice05.html
某大学の講義を終えて、そのまま近くのカフェで撮ったのでちょっと死にそう・・・テキストだけ読んでくださいませ!
2012年5月13日日曜日
鯖江市訪問①
昨日、一昨日と福井県鯖江市を訪問しておりました。鯖江市は眼鏡のまちとしてよく知られていますが、現在「データシティ鯖江」という取組を進めていて、情報公開と民間主体との協業をいち早く進めているのです。また後日詳しくご紹介したいと思うのですが、いち早く鯖江市長がぼくたちの訪問の様子をブログにアップしてくださりました。
「”データシティ鯖江”を目指して」
http://ameblo.jp/hyakuo/entry-11247868935.html
この機動力と市及び市役所の規模、jig.jpの福野さんの存在などが、素晴らしい取組の原動力になっているなと思いました。明日にでもちょっと長めに書いてみるつもりです、たぶん。
「”データシティ鯖江”を目指して」
http://ameblo.jp/hyakuo/entry-11247868935.html
この機動力と市及び市役所の規模、jig.jpの福野さんの存在などが、素晴らしい取組の原動力になっているなと思いました。明日にでもちょっと長めに書いてみるつもりです、たぶん。
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