2013年12月29日日曜日

repair


5年くらい前のボード(クアッドフィッシュ)を引っ張り出してきて、ちまちまと簡単なリペア。すごく調子がいいボードだったので、次波あがったら、乗ってみよう。

2013年12月26日木曜日

ウェブコンテンツ: 「「自分の選択で、道を開く」社会学者 西田亮介さん」

以前非常勤をしていた大学の、学生さんの依頼で受けたインタビューが公開されました。いわゆる自分語りをしてる、ちょっと珍しいコンテンツです。

「「自分の選択で、道を開く」社会学者 西田亮介さん」
http://gipj.net/interview/2013/12/24/621/

2013年12月24日火曜日

高度化する政党のメディア戦略?

先日(12月20日)、何気なくTBS「ひるおび」を見ていたら、安倍首相が生出演していた。メディア対応があまりに上手くて、思わずTwitter連投してしまった。

@byungerさんがまとめてくれたのが、以下のNAVERまとめ。
「12/20 TBSひるおび 安倍首相ナマ出演ツイートまとめ #tbs」
http://matome.naver.jp/odai/2138751622730603701
小泉元首相のコミュニケーションが半ば本能的なものだったとしたら、安倍首相のコミュニケーションは徹底的に計算されたものだろう。実際、第1次安倍内閣や、その直前の、党内改革や2004年の埼玉8区の補選などを通じて、自民党はコミュニケーション戦略の高度化を図ってきた。自民党は、7月の参院選のネット選挙対策でも抜きん出ていたが、そこにも戦略の蓄積を見出すことができる(これらについては、拙著『ネット選挙とデジタル・デモクラシー』(NHK出版)参照のこと)。

これからは、アメリカの大統領選挙のように、政治(家)も、ますます純粋な「素材」だけではなく、ソフトとハードの技術で「武装」させていく時代になっていくのだろう。問題は、与党がこうした蓄積を形成しているのに対して、野党はその準備が出来ていないことだ。

与党が技術の蓄積を行っているのに対して、野党、とくに民主党は旧態依然とした批判とコミュニケーションを繰り返していた。攻め所だったはずの、限りなく敵失に近い特定秘密保護法成立後の状態が端的に物語っている。むろんテレビに出ることだけが全てではないが、首相は情報番組に出て、パブリック・イメージの改善に勤めているのに対して、民主党は結の党結成などのニュースに完全に埋没している。次の選挙(2015年の統一地方選、2016年の国政選挙)でまともに戦うためには、早期のパブリック・アフェアーズとコミュニケーション戦略の立て直しが必須だろう。


2013年12月19日木曜日

『ネット選挙とデジタル・デモクラシー』(NHK出版)書評

北大公共政策大学院の吉田徹先生が、『ネット選挙とデジタル・デモクラシー』(NHK出版)書評を『第三文明』に執筆下さいました。とても励まされた、嬉しい書評です。ぜひご一読ください。

http://www.d3b.jp/books021





2013年12月15日日曜日

「モクチン」を知っていますか?

「モクチンを知っていますか?」というと、ちょっと建築に詳しい人なら、木賃アパートを思い浮かべるかもしれない。戦後の住宅供給が十分ではなかった時期に建てられた木造アパートの総称だ。現在もまだ、都内にも数多くの物件が残っているが、老朽化と供給過多が課題になっている。

ここで紹介したいのは、その木賃アパートのリノベーションに取り組む「モクチン企画」である。慶應義塾大学SFCの博士課程の連勇太朗さんを代表とする、れっきとしたNPO法人なのだ。彼は「アーキコモンズ」というIT技術を使って、建築のスタディを行う方法論を開発するなど、社会的な建築のあり方を独自路線で探求していた。

モクチン企画では木賃アパートを現代的な住環境に再生する、おそらくはクリストファー・アレグザンダーのパターン・ランゲージを現代的にアレンジする「レシピ」を開発して、リノベーションすることで、都心部で現代的な住環境を安価に提供することと、賃料を改善するという観点でオーナーのメリットを両立させる試みに取り組んでいた。不動産企業等とのパートナーシップによって、院生ながら多くの物件再生を手がけて、建築業界で注目を集めていた。

彼の手法に以前からとても関心を持っていたのは、多くの建築家が問題の特殊解を導き出すのに対して、彼の手法が一般解を志向したものだったからだ。社会問題の範囲は後半で、ひとつのグッドプラクティスによってすべてが解決するわけではないからだ。他方で、一般解が難しいことはいまさらいうまでもない。そして、彼の手法は今後日本社会が直面する少子高齢化や物件の老朽化という現実に対するひとつの一般解を志向するものに思えたからだ。

そのモクチン企画の新事務所「Kamata KUUCHI」がオープンした。12月14日のお披露目イベントを見に行ってきた。この事務所は、蒲田の戸建てを改装したものである。蒲田というのは、こういった木造住宅が密集した地帯として知られている。物件を丸ごと借り受けて、リフォームした。庭には、アーティストの荒牧悠の作品が並ぶ。連さんはここに住んでいて、事務所としてすでに稼働しているそうだ。また蒲田というのは、古くからの下町として知られているが、物件全面の空き地を使ってそのポテンシャルを引き出す取り組みを構想しているようだ。今後もモクチン企画の動向には要注目だろう。



         




cold morning

朝夕はすっかり寒くなって、5mmのウェット必須。それでも最近のウェットの発熱素材はよく出てきて、日が照ってくると暑いくらい。風がなければ、まだ3mmでもいけるのかも。Keep Surfin'.




2013年12月14日土曜日

無職の若者の実態を調査してわかったこと 『若年無業者白書』を作ったわけ(下)

NPO法人育て上げネットの工藤啓さんとの対談後編が公開になりました。こちらもYahoo!ニュースにも取り上げていただきました。

無職の若者の実態を調査してわかったこと 『若年無業者白書』を作ったわけ(下)
http://toyokeizai.net/articles/-/25781

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131209-00025781-toyo-bus_all

2013年12月12日木曜日

Rits チョコレート


手土産に、衣笠生協にて。なかなかよい感じなのでは。

2013年12月10日火曜日

三宅洋平さんとの対談まとめ

12月5日に拙著『ネット選挙とデジタル・デモクラシー』(NHK出版)の販促イベントとして、下北沢B&Bにて、先日の参院選の「選挙フェス」などが話題になったミュージシャンの三宅洋平さんと対談を行いました。
その対談の内容と、敷衍した議論を知人でブロガーのふじいりょうさんに執筆いただきました。ありがとうございました。

「「環境政党」はもう成り立たない?」@Parsleyの「添え物は添え物らしく」
http://yaplog.jp/parsleymood/archive/1177

ふじいさんは辛口が基本のため、下記のように書いていただきました。
西田氏が研究しているtwitterの定量観察に触れる場面もあったのだが、多くの政治家アカウントの場合、活動の告知ツイートが大半でユーザーのメンションに対して応えるケースが少ない、といったことは著書にも既に指摘があり、ぶっちゃけ内容に乏しかった(これは予想していたけれど)。
書籍の販促イベントだからねっ! とりあえずふじいさんは拙著を(きっと買って)読んでくださっているようですので嬉しいです。





2013年12月9日月曜日

「2015年のネット選挙」@国際公共経済学会第28回研究大会2013年12月8日

昨日「2015年のネット選挙」というパネルディスカッションのコーディネータを行いました。毎日新聞社の前田政治部長と石戸記者をお迎えして、下記のメンバーで議論しました。学会の朝一セッションというのは集客が大変危ぶまれるのですが、蓋をあけてみれば多くの方に集まっていただき質疑も活況で2時間あっという間でした。ネット選挙についての関心の高さが伺えました。引き続き検討していきます。
『2015年のネット選挙』
基調報告:
前田 浩智(毎日新聞社)
セッション:
パネリスト
生貝 直人(国立情報学研究所)
石戸  諭(毎日新聞社)
前田 浩智(毎日新聞社)
松原 真倫(慶應義塾大学政策・メディア研究科)
山口  翔(名古屋学院大学)
コーディネータ
西田 亮介(立命館大学特別招聘准教授)
午後には下記のパネルにも登壇しました。
『2025年のICT社会  —官民の役割分担—』
パネリスト
石川   准(静岡県立大学)
片山 さつき(参議院議員)
南場 智子(DeNA)
西田 亮介(立命館大学特別招聘准教授)
樋渡 啓祐 (武雄市市長)
コーディネータ
松原   聡 (東洋大学) 
国際公共経済学会第28回研究大会プログラム→
http://ciriec.com/conference/winter/%E7%AC%AC28%E5%9B%9E%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%A4%A7%E4%BC%9A

ネット選挙の概要を簡単に紹介するpptを作ったのでアップ。

2013年12月7日土曜日

国際公共経済学会の理事に就任しました。

12月8日9日と、国際公共経済学会の第28回研究大会が慶應義塾大学の日吉キャンパスで開催されています。
http://ciriec.com/

今大会の総会で、国際公共経済学会の理事になることになりました。任期2年だそうです。これまでの春季大会やサマースクール(「西園寺会議」)等の企画をご評価いただいたのではないかと思います。若手部会担当ということだと思いますので、これからも若手研究者が活躍し、相互に刺激を与えられるような企画を考えていきたいと思います。またそのような企画のために、みなさまからお力添えをいただければ大変幸甚です。今後ともどうぞよろしくお願いします。

慶應日吉キャンパスは、有名な銀杏並木の紅葉がとてもきれいでした。


※追記
その後、同事務局次長にも就任しました。

2013年12月2日月曜日

若者支援の現場の”共通言語”をつくりたい 『若年無業者白書』をクラウドファンディングで作ったわけ(上)

若年無業者の支援を行うNPO法人育て上げネットの工藤啓さんとの『若年無業者白書』の作成をめぐる対談の第1部が東洋経済オンラインで公開されました。
若者支援の現場の”共通言語”をつくりたい 『若年無業者白書』をクラウドファンディングで作ったわけ(上) | オリジナル - 東洋経済オンライン http://toyokeizai.net/articles/-/25234 
Yahoo!ニュースにもピックアップいただいたみたいです。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131202-00025234-toyo-bus_all