2014年12月31日水曜日

2014 衆院選:イメージ政治の時代――毎日新聞×立命館大「インターネットと政治」共同研究

2014年の衆院選の、毎日新聞社との共同研究のまとめサイトを発見。これまで個別記事のリンクしかなかったような気がするので、これは嬉しい。

一般的には有権者の関心の乏しい解散と選挙だったものの、世論調査とネット分析に有権者の政治に対する喜怒哀楽に関する項目を導入できたことと、そこから得られた知見は大きな収穫だった。ちゃんと取りまとめたい。


2014 衆院選:イメージ政治の時代――毎日新聞×立命館大「インターネットと政治」共同研究(その6) - 毎日新聞
http://senkyo.mainichi.jp/47shu/analyze/06.html

2014年の学術的な仕事たち(除く、国内学会報告と商業誌掲載原稿等)

2014年の学術的な仕事たち(除く、国内学会報告や商業誌掲載原稿等々。都度、このブログにアップしているのだけど、単に2014年内というキリのいい時期に集計しきれなかっただけなので、年度内にちゃんとまとめます。2013年度までのほぼ完全な業績一覧はこちら)。

...なんとか学位は取得できたものの、しかし今年は単著出せなかったことが悔やまれる。

博士(政策・メディア)(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科、2014年11月4日)

(共著)
工藤啓・西田亮介,2014,『無業社会 働くことができない若者たちの未来』朝日新聞出版.

(分担執筆)
西田亮介 ,2014,「情報社会と日本のネット選挙」公文俊平・大橋正和編『情報社会のソーシャルデザイン――情報社会学概論Ⅱ』NTT出版,237―53.
西田亮介,2014,「ソーシャルメディア時代のジャーナリズムの変容とその課題――『メディア間の対立の融解』と『信頼の自明性の喪失』という視点から」遠藤薫編『間メディア社会の<ジャーナリズム> ソーシャルメディアは公共性を変えるか』東京電機大学出版会,124−38.
西田亮介,2014,「『ネット選挙』解禁が政治にもたらすもの」田原総一朗編『日本を変える!若手論客20の提言』潮出版社,191−202.
西田亮介,2014,「ソーシャル・エンタプライズの登場と背景」鈴木良隆編『ソーシャル・エンタプライズ論――自立を目指す事業の革新』有斐閣,25-44.
西田亮介,2014,「現代のソーシャル・エンタプライズ」鈴木良隆編『ソーシャル・エンタプライズ論――自立を目指す事業の革新』有斐閣,46-62.

(査読付き論文)
西田亮介・小野塚亮,2014,「2013年参院選における三宅洋平候補の情報発信の分析――『応答と情報の媒介』戦略と『共感』の視点から」『国際公共経済研究』25: 107-15.
小野塚亮・西田亮介, 2014, 「ソーシャルメディア上の政治家と市民のコミュニケーションは集団分極化を招くのか―Twitterを利用する国会議員のコミュニケーションパターンを事例に」『情報社会学会誌』9(1): 27-42. (優秀論文賞 情報社会学会 2014年5月24日)
小野塚亮・西田亮介,2014,「ソーシャルメディアにおける政治家と市民のコミュニケーションパターンの分析 ――市民の対人ネットワークに政治家が組み込まれる新しいメディアの登場」『政策情報学会誌』7(1): 49-60.

(国際学会報告と国際学会活動)
R.Nishida, 2014, “How Did the Online Election Campaign Change the Election of Japan?,”2014 ASIAN Network for Public Opinion Research ANNUAL Conference, TOKI-Messe, Niigata, Japan, 29, Nov.

Session Organizer: Has Public Opinion Research Helped Sustain Representative Democracy in Asia? (2), 2014 ASIAN Network for Public Opinion Research ANNUAL Conference, TOKI-Messe, Niigata, Japan, 29, Nov.

R.Nishida, 2014, "Japan’s 'Workless Society' Why are young workless people becoming a social issue in Japan, a country with a low unemployment rate?,"SEAS Seminar, The University of Shefield, UK, 11, November, 2014.

R. Nishida, 2014, "Online Election Campaigns and Digital Democracy in Japan", PUBLIC SEMINAR, The Japan Foundation, London, 10, Nov. 2014.

R.Nishida, 2014, "Realities of Young Unemployed and Their Daily Life in Japan: From the Experience of Making 'Jyakunenn-Mugyosha Hakusho,'" East Asian Junior Sociologists Forum 2014, Pacifico Yokohama, Yokohama, July 13, 2014.

니시다 료스케(西田亮介), 2014, 일본 니트의 주요 요소 분석(日本若年無業者分析), 韓日青年ニートの比較フォーラム「孤立の原因と自立の糸口」2014年 6月 25日, 韓国ソウル市「青年ハブ」. 

2014年12月30日火曜日

統一地方選挙におけるネット選挙とその展望/西田亮介」


12月18日発売。「統一地方選挙におけるネット選挙とその展望/西田亮介」→ 公職研:月刊『地方自治職員研修』2015年1月号

http://www.koshokuken.co.jp/chihoujichi/kenshu4801.html


2014年12月29日月曜日

大英博物館













閑話休題。タブレットの写真をチェックしていたら、11月に国際交流基金のスポンサードで、古市憲寿さんとイギリスに講演&視察ツアーにいったときの大英博物館の写真が出てきた。随所で寄付の箱が置いてあるのだけど、基本的には無料で、ずっといられる。7年前には時間がなくて、少ししか回れなかったけど、今回は2日かけてかなりじっくり見られたのだった。見事に撮り損ねているけれど、一番気に入ったのは、時計の歴史の展示。産業化の発展とともに発展してきた歴史的な時計だが、かなり古いものも含めて、現在も時を刻み続けている。日本展の展示の位置(経路から外れた、階上の隅っこ)も何かを示しているようで興味深い。








2014年12月27日土曜日

SFCの大掃除第1弾






今年、博士学位をもらって、SFC研究所の上席研究員(訪問)も今年度で終わったので、いよいよSFCに置き去りになっていた(主に)書籍群をお片付け。後輩某氏に手伝ってもらうなど。懐かしい、学部時代にお世話になった先生にお目にかかって、「おめでとう」と握手いただくなど、古巣はすべてが懐かしい限り。

しかし、だいぶ片付けたものの、一回で到底片付くはずもなく、あと1、2回は必要といったところ。いろいろと高そうな書籍とかが発掘されたのだけど、やはり何年も使っていないものは、またしばらく必要ないだろうということで、思い切って廃棄。いるものは、そのうちまとめて京都へ送る。しかし衣笠の研究室にも相当書籍があるのだけど、そこを引き払うときはどうするのだろう、などという恐ろしい考えが頭をよぎる・・・

写真は院生時代の住処だったτ館。

2014年12月26日金曜日

社会学系コンソーシアム第7回シンポジウム「現代の雇用危機を考える」2015年1月24日(土) 14:00~17:00@日本学術会議講堂


日時:2015年1月24日(土) 14:00~17:00

会場:日本学術会議講堂(東京メトロ千代田線「乃木坂駅」5番出口より徒歩1分)

【報告】

宮本みち子(放送大学副学長・日本家族社会学会・日本学術会議連携委員)
「地方圏における若年不安定就業者—親からの自立をめぐる諸相—」

渡辺深(上智大学教授・日本社会学会)
「転職とネットワーク」

樫村愛子(愛知大学教授・日本社会学理論学会)
「ネオリベラリズム社会におけるマネジメント・イデオロギー」

今野晴貴(NPO法人「POSSE」代表理事・一橋大学大学院博士課程在籍・日本労働社会学会)
「若年雇用の変容と政策・制度の機能不全−労務管理戦略の変質を中心に−」

西田亮介(立命館大学特別招聘准教授・日本社会学会)
「無業社会の問題系—若年無業者とその支援の現状から—」

【討論者】
橋本健二(早稲田大学教授・関東社会学会)
堅田香緒里(法政大学専任講師・日本社会福祉学会)

【オーガナイザー・司会】
遠藤薫(学習院大学教授・社会情報学会・日本学術会議会員)
小谷敏(大妻女子大学教授・日本社会学史学会)

お問合わせ:社会学系コンソーシアム事務局

連絡先:socconsortium@socconso.com (ご連絡の際は@を半角に変えてください)

参加費・事前申し込みは不要です。

2014年12月24日水曜日

野党はどこへ向かうのか――民主党と維新の党の衆院選後の対照的な姿勢

2014年の衆院選が終わって、与党はほっと一息といったところかもしれないが、息つく暇もなく、次の激変が迫っている。党首が落選の憂き目にあった民主党は、代表選。維新の党は、橋下共同代表の代表辞任である。

民主党代表選挙の実施について(公告)
http://blogos.com/outline/101562/

橋下代表辞任:都構想集中に地元歓迎 他党は「話題作り」- 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20141224k0000m010116000c.html

民主党は、代表選も良いが、これはあくまで内輪のゲームに過ぎない。有権者の大半は、投票できないからだ。それよりも、代表選後、いち早く旗幟鮮明にできるかに注目したい。ここでいう旗幟鮮明とは、諸政策について、党内で合意を形成し、それを基軸にして、有権者に一丸となって訴求することである。民主党への合流から、随分歳月が経ったが、やはり、このあたりの脆弱さは、選挙にも影響している可能性が高い。

衆院選のマニフェストも、解散が急だったこともあるが、安倍内閣に対する否定形で書かれたものが全面に出過ぎていた。

2014年衆院選民主党マニフェスト
http://www.dpj.or.jp/global/downloads/manifesto20141202.pdf

民主党は解散前よりも議席数を伸ばしたという見方もできなくはないが、公示前には「せめて100」という見方が党内からあったことを思い出すと、やはり有権者はまだ民主党自身が思うほどには民主党に対する信頼を回復させてはいない。

民主党の議席「せめて100くらい」 枝野幹事長が目標示す
http://www.huffingtonpost.jp/2014/11/29/democratic-party-100_n_6242118.html

今回、蓮舫氏が代表選に立候補をTwitterで表明するなど、面白い動きがあることも確かで、かつて透明性の確保や事業仕分け、非営利組織活性化のために寄付税制の改革などに取り組んだ経緯もある。


これまでの成果と失敗を腑分けして、再挑戦を有権者に周知できるかが問われている。言い方を変えれば、代表選を経てもなお、政策を明確に、かつ建設的なものにできなければ、さすがに有権者の失望を買うのではないか。

他方、維新の党の動きは大変興味深い。一見、話題作りのようにも見える橋下氏の代表辞任だが、もう少し意味がありそうにも見える。維新の党は、苦戦が予想されながら、公示前の42議席から、1議席減らしたに留まった。またもう1人の共同代表江田憲司氏は結いの党から合流した直後だったが、従来同様、地元神奈川8区で勝利した。さらに次世代の党が議席を大きく減らしたことなどを見ても、過激な論調が現状、有権者のポジティブな印象形成に貢献していないことも明白だ。そのなかで、過激なイメージをもつ橋下氏らが後景に退き、江田氏を全面に出すというのは、統一地方選を念頭に置くと、有権者の印象形成という点ではとても興味深い。良い意味でも、悪い意味でも、維新の党は、個々の議員の党に対するロイヤルティも高いように見える。マニフェストを見ると、改革と経済成長、行革(特に社会保障改革)を前面に出しながら、女性の活用や子育ての重視などにも気を配っている様子が伺える。

維新の党 2014年衆院選マニフェスト
https://ishinnotoh.jp/election/shugiin/201412/pdf/manifest.pdf

これはかつて、一時期の民主党も打ち出そうとしていたリベラル+経済成長の路線だが、維新の党は、本家の民主党よりも先に野党勢力結集に邁進するのかもしれない(民主党よりは行政改革・経済成長+リベラルというニュアンスではある)。内向きの民主党と、着々と対外的なアプローチを積み重ねる維新の党。異なった路線を歩もうとしているが、統一地方選もそれほど遠い未来の話ではない。

2014年12月19日金曜日

2014年12月5日の『信濃毎日新聞』にコメント掲載されました。


2014年12月5日の『信濃毎日新聞』にコメント掲載されました。地方紙のみなさんからも、今回ネット選挙に関して、たくさん問い合わせを受けました。来年には統一地方選もありますし、重要な論点です。




2014年12月18日木曜日

印象(イメージ)と選挙

 2014年の衆院選が終わった。自民党291議席、公明35議席、民主73議席を獲得した。この数字は公示前と比較して、自民党は4議席減、公明4議席増、民主党は11議席増だが、有権者の印象はどうか。
 数字だけみると、民主党は議席数を大きく伸ばしている。だが、実態に反して「民主党躍進」という印象(イメージ)を持つ人は少ないのではないか。
 複合的な要因が考えられる。党首の落選、首相経験者の苦戦に加えて、そもそも解散が首相主導で突発的に行われた。解散の理由として、アベノミクスの是非を問うことを挙げることで、リーダーシップを印象づけた。
 だが、今回の毎日新聞社との共同研究でも明らかになったように、実際の選挙戦では、与党候補者は地上戦でも、そしてネットでも「アベノミクス」という文言を直接用いることを避けていた。投開票日翌日の新聞各紙の1面も、与党の動向を中心に報じた。
 有権者は、どのように感じていたのだろうか。今回、世論調査、えらぼーと、Twitter分析を横断して、有権者の政治に対する印象を問う設問を設けた。有権者は解散前の政治に「イライラ」を感じるという回答がもっとも多かった。ところが、いら立ち・悲観層、無感情層含め、安倍内閣を支持するという回答がもっとも多い(約3割)という結果を示した。野党は有権者のこのような感情の受け皿になるとは見なされていなかったのである。
 選挙と政治において、印象とそのマネジメントが重要な要素になろうとしている。2000年代前半から、選挙に「パブリック・アフェアーズ」という有権者の共感を獲得する手法が取り入れられてきた。政治による動員の手法は高度化している。
 ネットの普及や政治の共感獲得技術の高度化に伴って、有権者の印象は、政策と並んで、場合によっては、それ以上に、選挙や政治に影響を与える存在になろうとしている。政策とともに、イメージ政治を読み解き、実態をデータとともに提示し、有権者の政治理解を支援する作業が重要になろうとしている。
 極端な議論が支持を集めることも多いネットと、2013年のネット選挙運動の解禁も、イメージ政治を後押しする。今回の衆院選は、はじめてネット選挙が解禁された衆院選だった。だが、Twitterでは与野党の候補者が、従来同様、街頭演説の場所などを告知するに留まっていて、ネットの双方向性を活かしてはいなかった。また各政党に対する取材からも、準備期間が乏しく、党としての取り組みを用意できなかったこと、地方では注力する余裕がなかったことなどが明らかになった。
 投票率は52.66%。戦後最低の数字を記録した。残念ながらネット選挙解禁前に期待されたような投票率の向上や、有権者と「政治」の議論は顕著になっていない。拙著『ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容』(東洋経済新報社)や『ネット選挙とデジタル・デモクラシー』(NHK出版)で指摘してきたように、日本のネット選挙は、双方向の議論を促すように設計されておらず、「理念なき解禁」であった。
 もし有権者と政治の対話を促進したいのであれば、公選法の文書図画の細目を論じるだけでは不十分だ。そもそもネット選挙に限らず、日本の選挙制度は、そのような選挙のあり方を十分には考慮して設計されていない。公選法全体を再検討するのみならず、関係する放送法、政治資金規正法なども含めた議論が必要だ。

衆院選:「いらだち」民意漂流 本紙・立命館大ネット検証 - 毎日新聞

毎日新聞社さんとの衆院選の振り返りです。本日の政治面に掲載されているようです。

衆院選:「いらだち」民意漂流 本紙・立命館大ネット検証 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/feature/news/20141218mog00m010002000c.html

2014年12月17日水曜日

「票入れるとこ、なくない?」 明確な争点なく棄権増 - 朝日新聞デジタル

朝日新聞の12月16日版にコメント掲載されたようです。イメージ政治の話とも関係します。

「票入れるとこ、なくない?」 明確な争点なく棄権増 - 朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASGDH76BZGDHUTIL04W.html

2014年12月15日月曜日

2014年12月16日(火)20時〜@SFC 「システム/仕組みから考える創造塾」


明日の20時〜@SFCです。政策・メディア研究科の後輩で、最近はモクチン企画で、建築界隈でも頭角を現してきた連勇太朗くんのコーディネーションの企画です。

申し込みはFacebookから。
https://www.facebook.com/events/347688128747406/?ref_dashboard_filter=upcoming

ポスターでは、19時〜になっているけど、ぼくのスケジュール的にも、Facebookでも20時からということになっているはずです。

2014年12月14日日曜日

政治的分水嶺としての2014年衆院選

ポリタスに寄稿しました。今後の政治日程から、今回の選挙の位置付けを逆算してみました。

【総選挙2014】政治的分水嶺としての2014年衆院選(西田亮介) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
http://politas.jp/articles/305

日本の政治は双方向が嫌い?

コメント使っていただいています。なぜ、日本の政治には、ネットも、ネット以外も双方向性がないのか。これまで著作や論文で書いてきたような内容です。

(ネットを歩く:2)日本の政治は双方向が嫌い? - 朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASGDF4H50GDFULZU001.html

2014年12月13日土曜日

『代ゼミジャーナル』


 『代ゼミジャーナル』に、しばらく前に受けたインタビューが掲載された模様。

2014年12月12日金曜日

朝日新聞社選挙報道キャス



朝日新聞社の選挙企画で、「ネットと政治」に関して、ツイキャスを使った公開取材(?)を受けました。いずれ、Web、場合によっては紙面も含むコンテンツになるのだとか。


2014年12月11日木曜日

【わっしょい!×毎日新聞】国民感情データ大分析!総選挙2014


今晩の、久々のニコ生楽しかったです! 七尾さんに、久々にお目にかかれて光栄でした。

タイムシフトもこちらから
【わっしょい!×毎日新聞】国民感情データ大分析!総選挙2014
http://live.nicovideo.jp/watch/lv202169362

2014年12月10日水曜日

12月14日にTVKの選挙特番でコメンテータをします。

12月14日にTVKの選挙特番でコメンテータをします。
ハッシュタグを使ってみたり、いろいろな工夫があると聞いています。
なかなかの力の入れようですね。
神奈川には10年ほど住んでたので、楽しみです。

http://www.tvk-yokohama.com/company/release/141208_1.pdf より引用)
−−−
よる9時30分~翌15日(月)深夜1時
第2部「衆院選2014 神奈川から考える 私たちの未来」

第2部
MC 三崎 幸恵(tvkアナウンサー)、トーマス・サリー(tvkアナウンサー)
解説 橋詰邦弘(共同通信編集・論説委員)

ゲスト:
西田亮介(社会学者・立命館大大学院准教授)
山崎亮(コミュニティーデザイナー東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科教授
安藤美冬((株)スプリー代表/ノマドライフ実践者)
−−−
TVKのリリース(PDF)→
http://www.tvk-yokohama.com/company/release/141208_1.pdf

2014年12月6日(土)朝日新聞大阪本社版夕刊コメント




2014年12月6日土曜日付け、朝日新聞大阪本社版夕刊にコメントしました。

2014年12月9日火曜日

認定NPO法人育て上げネットフェロー


盟友、工藤啓さんが理事長をつとめる若年無業者支援を広く手がける認定NPO法人育て上げネットのフェローになりました。とはいえ、別に何か経済的関係があるわけではなく、これまで『若年無業白書』や『無業社会』を作ってきたリレーションが明示的になったということだと思います。




2014年12月8日月曜日

国際公共経済学会 第29回研究大会「『2020年のオリンピック/パラリンピックと情報社会』」

12月13日国際公共経済学会 第29回研究大会@関西学院大学西宮上ノ原キャンパスのセッション「『2020年のオリンピック/パラリンピックと情報社会』」の座長をします。

関西学院大学西宮上ケ原キャンパス G号館 202号教室 13時〜15時

『2020年のオリンピック/パラリンピックと情報社会』
座長
西田 亮介 (立命館大学)基調講演
井上 明人 (立命館大学ゲーム研究センター)
パネリスト
赤坂 亮太 (慶應義塾大学KMD研究センター)
生貝 直人 (東京大学)
岩出 和也 (東洋大学大学院)
工藤 郁子 (キャンペナー)

非会員も参加可能です。申し込み、プログラム詳細等はこちらから。
http://ciriec.com/conference/winter/%E7%AC%AC29%E5%9B%9E%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%A4%A7%E4%BC%9A/

2014年12月10日21時半〜【わっしょい!×毎日新聞】データ大分析!衆院選2014

2014年12月10日21時半〜 恒例のドワンゴと毎日新聞社の企画です。

【わっしょい!×毎日新聞】データ大分析!衆院選2014
http://live.nicovideo.jp/watch/lv202169362

2014年12月7日日曜日

「イメージ政治の時代」

毎日新聞社さんとの「インターネットと政治」共同研究第3弾。ぼくと取材班との巻頭言です。

イメージ政治の時代:毎日新聞・立命館大「インターネットと政治」共同研究 巻頭言 - 毎日新聞

http://mainichi.jp/feature/news/20141206mog00m010002000c.html

 選挙において、有権者は、政治家や政党、そして明日の政府をどのような理由で選んでいるのだろうか。また候補者や政党は、有権者に対して、何を訴えかけているのだろうか。
 私たちは2014年衆院選を「イメージ政治」をキーワードに、ネット選挙の分析に取り組む。問題意識はこうだ。今回の衆院選は、唐突に解散が決まったことではじまった。解散の大義についても議論が交わされている。そのような状況で政策について吟味し、十分に議論する時間的余裕があったとも思えない。取材班で議論を重ね、このような政治状況のなかで政治家は政策ではなく、「イメージ」を中心に情報発信を行うのではないか。有権者は政治に対してポジティブな感情を持てないまま投票するのではないか。果たしてそれは私たちが望む政治なのか、という問題意識が浮かび上がってきた。
 政治参加のもっとも直接的で、象徴的な機会である選挙において、人々は政治に対してどのような感情を抱き、候補者と政治家は、何を訴えようとしているのだろうか。両者を繋(つな)ぐインターネットも含めたメディアはどのような役割を果たしているのだろうか。
(続きはリンク先をご参照下さい)

2014年12月6日土曜日

長さ3m、価格約18万円のシングルフィン・ロングボードが真っ二つに折れたのである。5年位前に作ったものなので、寿命だったのかもしれない。しかし、気持ちいいくらい真っ二つに折れたので、写真撮っておけばよかった。

2014年12月4日木曜日

2014 ASIAN Network for Public Opinion Research ANNUAL Conference


11月29日と30日に、新潟は朱鷺メッセで開催されたASIAN Network for Public Opinion Research(ANPOR)という学会の年次研究大会に参加してきました。ローカルオーガナイザーで、新潟大学の猪口孝先生から、

「Has Public Opinion Research Helped Sustain Representative Democracy in Asia? (2)」

というセッションのコーディネータをご依頼いただき、コーディネータを務めるとともに、

R.Nishida, 2014, “How Did the Online Election Campaign Change the Election of Japan?,”2014 ASIAN Network for Public Opinion Research ANNUAL Conference, TOKI-Messe, Niigata, Japan, 29, Nov. 

という報告を行ってきました。はじめての国際学会のコーディネータでした。

まったくの余談ですが、約3年ぶりに訪れた新潟は、魚介類と、日本酒の大変美味しい土地で、しかし、ワインバーも素晴らしく、なんというか、研究活動のみならず、食事も充実した、素晴らしい遠征でした。


2014年11月30日日曜日

12月6日(土)@代々木→ 第2回 ネット選挙勉強会 ~ブロガー・SNS利用者がしていいこと・いけないことはなに?を考える~

下記、イベントに、千葉大の横田明美先生登壇します。

(以下、 http://netsenkyo2.peatix.com/ より引用。申し込みもこちらから)
−−−
第2回 ネット選挙勉強会 ~ブロガー・SNS利用者がしていいこと・いけないことはなに?を考える~

ネット選挙適用後、初めての衆議院選挙

昨年・2013年夏の参議院選挙から「ネット選挙」が解禁されました。

しかしこの「ネット選挙」、ネットで何をして良いかわからない、何をしたら罰せられるかもわからないということもままあるようです。有権者にとってはわからないこともあるまま、2014年冬に大規模な全国レベルの選挙が行われることになりました。

そう、衆議院の解散・総選挙です。ネット選挙適用後、初めての衆議院選挙です。

今回の選挙でも「ネット選挙」は運用されるわけですが、ブログ・SNSメールにて有権者が間違ったことをしないように正しい知識を身に着けることが大切になります。

・投票日にSNSで「○○候補者に投票しよう!」っていってもいい?
・特定の候補者の発言に「いいね!」したりお気に入りに登録することは許される?
・ホームページやブログをシェアしたり印刷して配ったりしても大丈夫?
・候補者は褒めてもいいの?ネガティブな表現をすることはどうなの?

(詳細、続きと、申し込みは、こちら→ http://netsenkyo2.peatix.com/

2014年11月28日金曜日

求める人材像を社会に積極的に発信し、雇用習慣変容のソフトランディングを

労務行政研究所のWebに寄稿しました。

「求める人材像を社会に積極的に発信し、雇用習慣変容のソフトランディングを」
http://www.rosei.jp/jinjour/article.php?entry_no=64164

「情報社会と日本のネット選挙」


公文先生らが編者になった論集に執筆させていただきました。日本のネット選挙の社会的インパクトの乏しさと、ガバナンスの課題などを指摘しています。奇しくも、突如、選挙が降ってきて、いろいろ新しい情報を仕入れながらも、認識枠組みとしては、わりと良いところを突けているような気もしています。鈴木謙介さんや西内啓さん(残念ながら、面識はないですが・・・)らも寄稿されています。

西田亮介,2014,「情報社会と日本のネット選挙」公文俊平・大橋正和編『情報社会のソーシャルデザイン――情報社会学概論Ⅱ』NHK出版,237―53.





2014年11月26日水曜日

ネット選挙と投票率の上下動について

ネット選挙運動、衆院選で初 投票率向上なるか:日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO80038970S4A121C1CR8000/

この記事にも書かれているように、今回、2013年に公選法が改正され、「ウェブサイト等を用いた選挙運動」(いわゆる「ネット選挙」)が解禁されたはじめての衆院選になる。

この記事には、
昨年の参院選でネット選挙は注目を集めたが、有権者の判断に与えた影響は小さかったとの見方もあり、今回も政策論争の充実や投票率の向上につながるかどうかは不透明だ。
と記されている。昨年の参院選や2014年年始の東京都知事選でもよく見られた論点だ。というよりも、ネット選挙の解禁の途中から、しばしば、「ネット選挙は投票率をあげる」という議論が実しやかに囁かれてきた。だが、ネット選挙の解禁と投票率の上下動は、メディア研究上も、他国の事例からも明白ではない。そうであるにもかかわらず、この記事のように、「新しい何かが、長年の宿痾を解決する」と期待してしまいがちである。

なお、英米の場合、そもそも、選挙運動の手法に対する規制が乏しく、明確な「解禁」がよく分からない。したがって、投票率との関係は不透明である。選挙制度が似た、隣国韓国において、投票率が高かったのは、民主化直後の80年代であり、以後、原則として投票率は低下傾向にある。2000年代に、ネット選挙が解禁されてもその傾向は変わらなかった。韓国については、浅羽祐樹先生の『したたかな韓国 朴槿恵(パク・クネ)時代の戦略を探る』(NHK出版)などが詳しい。

日本のこれまでの事例を見ても、公選法改正後、はじめてネット選挙が適用された福岡県中間市の市議選43.64%(史上最低)、2013年参院選52.61%(史上3番目の低さ)、2014年東京都知事選46.14%(史上3番目の低さ)と、まったく投票率の向上に影響していないことがわかる。

人は複合的なメディア環境を生きている。情報を獲得する回路はネットだけではない。テレビやラジオ、新聞、口コミもあるし、それらのメディアから得た情報に基いて、投票するわけではない。もっと複合的な、意思決定のプロセスが存在する。したがって、普通に考えれば、ネット選挙の解禁がそのまま、投票行動に直結することはないのである。

他にも、「ネット選挙の解禁が、選挙のコストを押し下げる」といった何の根拠もない「神話」が健在である。先日の公選法改正では、従来の選挙運動の規制はそのままに、ネット選挙のみかなり自由な利活用を解禁した(筆者のネット選挙に関する著作などでは、「理念なき解禁」と呼んでいる)。従来の選挙費用に、追加でその分のコストが嵩むと考えるのが自然だろう。いうまでもなく、選挙コストが下がる論理は見当たらない。こうした基本的知識をおさらいしたうえで、改めて、来るべき衆院選において情報技術と政治に向き合いたい。

2014年11月23日日曜日


千葉は、ぐっと寒くなったなあ。昼間はまだ3mmでもいいかもしれない。

2014年11月19日水曜日

政治に緊張感を取り戻す解散に

安倍首相が衆議院の解散を表明した。大義の有無や争点の所在がネットでも話題になっているが、政治に緊張感を取り戻すことができるかが問われているように感じる。

2010年代の政治に共通していたのは、「緊張感の欠落」だった。

2009年の政権交代で大勝した民主党は、実現可能性に乏しい、百花繚乱のマニフェストを具体化すべく右往左往した。2010年の参院選直前に、不用意に消費増税の話題に言及して、「ねじれ国会」を生み出し主導権を失ったり、その状態のまま、誰も経験したことのない未曾有の東日本大震災を経験してしまったことである。むろん、複数の不運が重なったともいえる。平時の政権運営に習熟しないままに、有事を迎えてしまったため、過剰にマイナス評価を受けてしまった可能性は否定できない。とはいえ、その政権運営は、有権者から見れば、やはり緊張感を欠いていたといわざるをえないこともまた事実である。

他方、2012年末の衆院選では、逆に民主党の政権運営への反感を背景に、自民党が大勝した。その後、現職の政界引退や、知事への鞍替えなども相次いだように、野党はこの大敗を引きずったまま――言い換えれば、与党はこの大勝利を追い風に――、2013年の参院選を迎えた。その後、矢継ぎ早の経済政策と、顕著な株価の改善なども、与党に味方した。だが、その盤石さは、政治的に向かうところ敵なしであるかのような、緊張感を欠く政治的態度を生み出した。

理由は、まさにコインの裏と表だが、かつての民主党政権にも、現在の安倍政権にも、緊張感の欠落が共通する。確かに、今回の解散の経緯は、いささか混乱して見えるが、すっかり批判政党に戻ったかに見える民主党や、解党騒ぎが浮上したみんなの党など、野党サイドは与党よりもいっそう混迷している。今回、政権交代は望むべくもないだろう。

しかし、良かれ悪しかれ、選挙が行われることは確実になった。このとき、有権者からすれば意味があるのは、緊張感のある政治を取り戻すことができるか否かではないか。「政治は関心を向けるものに微笑む」という。今回の解散は、与党党内の引き締めと、野党が脆弱な状態での選挙というニュアンスが色濃い。普段の選挙ならば、複雑な政策の選択が求められるが、今回の選挙は、そもそも今回のような解散に肯定的か、否定的か、あるいは、最近の政治に賛成か、反対か、投票行動を通して明確に態度表明することが、政治に緊張感を取り戻す契機になるはずだ。

かつて、自民党の森元首相は「(特に強い支持政党のない)無党派層は、寝ててくれればよい」という趣旨の発言をした。むしろ、今こそ、無党派層が態度表明すべきときではないか。その態度表明は、無党派層も、時には政治に関心を持ちうること、そして投票を通じた態度表明しうることを、政治に明確に提示するだろう。それは、今回の選挙で、どの政党が勝利するかという短期的な視点を超えて、政治に緊張感を取り戻すことに繋がるはずだ。

2014年11月17日月曜日

「インターネット選挙運動の回顧と展望」

情報ネットワーク法学会の昨年の研究大会でのパネルディスカッションを収録頂きました。情報ネットワーク法学会の学会に参加したのははじめてでした。

西田亮介・山崎孝広・湯浅墾道,2014,「インターネット選挙運動の回顧と展望」『情報ネットワーク・ローレビュー』13(2): 183-203.

「『データシティ鯖江』モデル――なぜ鯖江市は、情報化に積極的なのか」




GLOCOMの『智場』の最新号が、オープンデータ特集でした。地域におけるオープンデータの取り組みとして、鯖江市の実践を取り上げた論文を寄稿しました。取り組み、地域史、行政上の工夫等々の視点から、鯖江市が情報化に積極的になるまでの経緯を掘り下げています。

西田亮介,2014,「『データシティ鯖江』モデル――なぜ鯖江市は、情報化に積極的なのか」『智場』119: 90-100.

2014年11月16日日曜日

Japan’s 'Workless Society'


R.Nishida, 2014, "Japan’s 'Workless Society' Why are young workless people becoming a social issue in Japan, a country with a low unemployment rate?,"SEAS Seminar, The University of Sheffield, UK, 11, November, 2014.



2014年11月12日水曜日

2014年11月11日火曜日

【沖縄県知事選】沖縄県知事選に見る現代日本の縮図――価値についての選択肢の不在と交錯するマクロとミクロの利害関係

沖縄県知事選に関して、津田さんから『ポリタス』への寄稿のお誘いをいただき、書いてみたら、随分長くなってしまいました。

長いので、まとめると、沖縄知事選の政治状況は日本の縮図。開発中心主義は非倫理的、かといって自然保護中心主義は非論理的。現在は選択すべき選択肢自体が乏しいので、不可逆な選択を先送りすべき、とはいえ、歴史的経緯を考慮すると沖縄の選択はそう受け止めるほかないものではないか、ただ望まれるのであれば、一緒に新しい価値の創造に取り組みたいものですね、という感じです。

【沖縄県知事選】沖縄県知事選に見る現代日本の縮図――価値についての選択肢の不在と交錯するマクロとミクロの利害関係
http://politas.jp/articles/148

ところで、ぼくは政治に関してわりと定常性や連続性のある法や政策、ガバナンス等の「仕組み」によるアプローチが好き(というか萌えるw)なのですが、津田さんの『ポリタス』を見ていると、政治の変革の起爆剤は、やはり個人や小規模組織からなのかもしれないとちょっと期待してしまいます。イギリスに来ているからかもしれないですね。

沖縄については、ジャーナリズム研究の一環で、以前から密約関連についても少し調べていました。そちらも、また機会があれば・・・


2014年11月7日金曜日

2014年11月6日木曜日

sessions the 15th 11/1(土)19:30 無業社会をデザインするワークショップ!『無業社会』共著者の西田亮介氏講演まとめ



先日、調布co-baさんで担当したセミナーのまとめをアップしていただきました。

sessions the 15th 11/1(土)19:30 無業社会をデザインするワークショップ!『無業社会』共著者の西田亮介氏講演まとめ - Togetterまとめ
http://togetter.com/li/741256


学位取得しました。

11月5日付けで、母校の慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科から博士学位が授与されました。博士(政策・メディア)(慶應義塾大学、2014年11月5日)になります。

博士課程に入学したときは3年で取るつもりでいたのですが、結局上限の6年までかかってしまいました。これで、いよいよ2002年に学部に入学してから、学部の留年、修士、博士あわせて、13年にも及ぶSFCから本当に卒業ということも意味しています。途中で、物書きやリサーチャー、そして大学教員として働き始めてしまったので、なんとか、ここまで辿り着いたのは、ひとえに、主査の土屋大洋先生、副査、研究科の先生方のご指導と叱咤激励のお陰です。ありがとうございました。主査の土屋先生には、簡単には形容できないほど、あらゆる面でお世話になりました。土屋先生のご指導がなければ、途中で課程博士を諦めていたはずです。先生のご指導と博士論文の執筆を通して、多くの学びを得ました。よく研究者界隈では言われる話ですが、こうした学びについても、どこかで共有していきたいものです。

とはいえ、既に働いていることもあり、これまでと何かが大きく変わるわけでもありません。一つ一つ次の仕事に取り組みつつ、研究者として必要な技能をいっそう磨いていく所存です。今後ともよろしくお願いします。

2014年11月4日火曜日

Online Election Campaigns and Digital Democracy in Japan

国際交流基金のスポンサードで、古市憲寿さん、Tuukka Toivonenさんと来週からイギリスに講演&視察ツアーに行ってきます。ネット選挙と無業社会について講演予定ですが、前者の案内がでていたので、まずはそちらをご紹介。ちなみに、「Dr.」とありますが、博士学位は最終試験に合格し、今月中に慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科で投票が実施される予定ですが、現時点では持っていませんので誤表記です。先方にも訂正のリクエストは出してありますので、そのうち訂正されるでしょう。

R.Nishida, 2014, Online Election Campaigns and Digital Democracy in Japan, The Japan Foundation, London, 10 November 2014.(http://www.jpf.org.uk/whatson.php#718)

※11月5日付けで、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科から、博士(政策・メディア)を授与されました。したがって、英語表記で「Dr.」でも間違いありません・・・と、書いた矢先に修正されたらしく、敬称が消えたみたい。

2014年10月31日金曜日

衣笠キャンパスも随分色づいてきて、それに比例するかのように朝夕は随分寒くなってきました。

2014年10月30日木曜日

【至急】土曜日19時〜@調布空き有り→無業社会をデザインするワークショップ!無業社会はなぜ生まれたのか

土曜日19時〜@調布ですが、結構空席があるっぽいです。それも寂しい話ですので、ぜひぜひ。

無業社会をデザインするワークショップ!無業社会はなぜ生まれたのか ~『無業社会』共著者の西田亮介氏講演あり!sessions the15th
http://ptix.co/1sQgdYi



「研究資金獲得支援セミナー第2弾 民間財団助成金にチャレンジ!! 」資料

今週、来週と、学内で、下記のようなセミナーを担当しています。

研究資金獲得支援セミナー第2弾 民間財団助成金にチャレンジ!! | プログラム一覧 | 大学院キャリアパス支援プログラム | 立命館大学 大学院キャリアパス推進室
http://www.ritsumei.ac.jp/ru_gr/g-career/program/list/article.html/?id=50

その資料を、参考がてら下記にて公開しました。ニーズがあれば、ご活用下さい(リンク先PDF)。

https://drive.google.com/file/d/0B0B5uWzoUmnJQTI5bEdFdEprdWM/view?usp=sharing

2014年10月27日月曜日

「日本の無業社会」


「日本の無業社会」20141016総合研究開発機構(kapro) from Nishida Ryosuke

西田亮介,2014,「日本の無業社会」@情報化の挑戦を受ける日本に関する研究(Kapro)研究会 @NIRA(2014年10月16日).




2014年10月26日日曜日


千葉北某ポイント。消波ブロックを挟んで、右側はいきなり掘れる。左側はメローにショルダーが続く。好み次第。今日は、両方堪能。千葉は懐が深い。しかし、朝一は少しずつ水温も低くなってきた。

2014年10月23日木曜日

講演用原稿:日本の「無業社会」 ――なぜ、低失業率の日本で若年無業者が社会問題化するのか

来月に、ちょっとフォーマルな某所で講演するための原稿です。実際に、この通りに、しゃべるかどうかは、まだわかりませんが、事前提出ということで書きました(リンク先PDF)。

西田亮介,2014,「日本の「無業社会」 ――なぜ、低失業率の日本で若年無業者が社会問題化するのか」.


2014年10月16日木曜日

11月1日(土)@調布「”無業社会という罠にはまらないためのワークショップ ~これからの働き方2”『無業社会』共著者若手社会学者西田亮介氏講演あり!」

11月1日(土)@調布にて、イベントに登壇します。思えば、調布はじめてかもしれません。

(下記、http://peatix.com/event/57047より引用。申し込みもこちらから)
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「”無業社会という罠にはまらないためのワークショップ ~これからの働き方2”『無業社会』共著者若手社会学者西田亮介氏講演あり!」

ダイバーシティと社会の課題解決のための対話の場、sessionsの第15回のテーマは「これからの働き方」第2弾です!
今年出版された「無業社会」。
今回はその「無業社会」を切り口に対話の場を進めていきたいと思います!

無業社会とは、「一旦無業になると抜け出しにくい社会」のこと。
どうしてそのような社会になっているのか。
無業社会とはその背景にどんな問題があるのか。
なぜ若年無業者の存在が拡がっているのか。
その罠に陥らないためにはどんな解決方法があるのか、
何をしたら良いのか、一体何ができるのか。

イベント前半は「無業社会」の共著の一人で、NHK Eテレニッポンのジレンマ「今そこにある無業社会」にも出演された若手社会学者・西田亮介さんをお招きし、「無業社会とは一体どんな社会なのか、なぜそのような社会が生じているのか」を学びます!

後半は「この無業社会の罠に陥らないために」、「この無業社会という状況を突破するために」何ができるのか、どうしたら解決できるのか、参加者同士でグループワークをしていきます!

このような方は必見です!

・今の働き方の状況に風穴を開けたいと考えている方
・これからの働き方に不安を感じている方
・無業社会というリスクを軽減したいと考えている方
・若者を巡る働き方の問題を考えたい方
・家族や身近に無業者がいる方
・無業状態から抜け出したい、行動したいと思っている方
・以上のような意識を持っている仲間を見つけたいと思っている方

日本社会の働き方に関する不安・リスクを払拭するために効果的な方法を提案する、前向きかつ実践的な内容です!
限定20席です!
働き方について問題意識を持っている方、不安を持っている方はどなたもふるってご参加ください!

■イベント概要
11/1(sat)
open 19:15
start 19:30
close 21:30
¥2000with 1order
無就労者・障がい者割引席¥1500(先着限定5席)
@co-ba chofu
東京都 調布市小島町2丁目56番地3 B-105
*終了後懇親会有(~22:30) 

■出演者
・ファシリテーター
いちじく
sessions運営 男性。
法政大学社会学部社会学科卒業。
地方自治体嘱託職員を経て、現在はsessions運営で活動。

・講演
西田亮介
1983年京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。
立命館大学大学院先端総合学術研究科特別招聘准教授。
情報化と社会変容、情報と政治(ネット選挙)、社会起業家の企業家精神醸成過程や政策としての「新しい公共」、
地域産業振興、協働推進、日本のサーフカルチャーの変遷等を研究。

単著
『ネット選挙とデジタル・デモクラシー』NHK出版.
『ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容』東洋経済新報社.
共著
『無業社会 働くことができない若者たちの未来』朝日新聞出版.

2014年10月14日火曜日

「ソーシャルメディア時代のジャーナリズムの変容とその課題――『メディア間の対立の融解』と『信頼の自明性の喪失』という視点から」



西田亮介,2014,「ソーシャルメディア時代のジャーナリズムの変容とその課題――『メディア間の対立の融解』と『信頼の自明性の喪失』という視点から」遠藤薫編『間メディア社会の<ジャーナリズム> ソーシャルメディアは公共性を変えるか』東京電機大学出版会,124−38.


2014年10月12日日曜日

「サプライサイドの政治」から「デマンドサイドの政治」へ


http://www.local-manifesto.jp/gikaigiin/workshop/docs/2014091800010/

先日、「ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟 神奈川勉強会Ⅱ」に招待いただき、藤沢市辻堂で講演と、コメンテータを勤めて勤めてきました。

早稲田の北川正恭先生とご一緒させていただいたのですが、ネット選挙にも大変関心を持っていただいて、企画の合間合間に、濃密な議論をさせていただきました。やはり、地方政治の現場に長くいらっしゃった北川先生だけに、勉強させていただくこと多数でした。

中でも、もっとも共感したのが、次の文言です。北川先生曰く、「マニフェストも、ネット選挙も、サプライサイドの政治から、デマンドサイドの政治への構造転換を促すものである」と。

ぼくの理解では、次のように言えるかもしれません。ネット選挙(運動)は、有権者が関心を向けさえすれば、という留保がつくものの、透明化を促進する。政治が透明になれば、「デタラメではいられない」。というよりも、昨今の地方議会のように、デタラメが白日の下にさらされると、政治生命が危うくなることは明々白々でしょう。このとき、きちんと政治に対する理念や、政策観を提示していることが重要になる。まさに、マニフェストの出番というわけです。

昨今の地方政治の現状を鑑みるに、2015年の統一地方選挙では、これまできちんとした政治活動を行っていた現職や、きちんとした政策構想を持っている新人の方が、これまで以上に、ネット選挙やマニフェストに注力されるとよいのかもしれないですね。



権力の誘惑を防げるか? 成長するネットメディアの課題と対策

情報ネットワーク法学会ソーシャルメディア時代の情報流通と制度設計研究会のコンテンツです。

権力の誘惑を防げるか? 成長するネットメディアの課題と対策
http://www.huffingtonpost.jp/jyohonetworkhougakkai/net-media_b_5962846.html

新しい研究費を獲得しました。

下記のとおり、新しい研究費を採択いただきました。

2014年度 立命館大学地域情報研究センター・萌芽的研究支援プログラム
「新島におけるサーフツーリズム活性化の萌芽的研究――新島サーフィン博物館を中心に」(研究代表者)

2014年10月9日木曜日

「ネット選挙の可能性と課題 ~制度設計、ジャーナリズム、民主主義の視点から~」@「ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟 神奈川勉強会Ⅱ 【実践】タブレット議会 ~ICTで変わる議会改革~」

明日です。

以下、http://www.local-manifesto.jp/gikaigiin/workshop/docs/2014091800010/ より引用。申し込みもリンク先から。
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ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟 神奈川勉強会Ⅱ
【実践】タブレット議会 ~ICTで変わる議会改革~
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■日時:2014年10月10日(金)13:00~17:00
■場所:湘南C-X(シークロス)オザワビル7F
(藤沢市辻堂神台 1-3-39 オザワビル7F/JR辻堂駅北口より徒歩3分)
■主催:ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟(LM神奈川県勉強会実行委員会)
■共催:マニフェスト大賞2014実行委員会
■協力:早稲田大学マニフェスト研究所
■対象:地方議員、議会事務局職員、一般 30名程度
■参加費:会員 2,000円、ビジター(現職)5,000円、ビジター(一般)3,000円 ※議会事務局職員は3000円です
■お申込:WEB お申込みフォーマットもしくは、FAX お申込みフォーマット

LM神奈川県勉強会Ⅱご案内(FAX申込み用紙)(291KBytes)

(スケジュール案)
13:00 開会挨拶

13:05【基調講演】 北川正恭早稲田大学大学院教授
「地方議会から日本を変える」

13:30【特別講演】 西田亮介立命館大学大学院特別招聘准教授
(仮題)「ネット選挙の可能性と課題」
~制度設計、ジャーナリズム、民主主義の視点から~

14:00【問題提起】 早稲田大学マニフェスト研究所議会改革調査部会
「地方議会の現状について」
~全国議会改革度調査2013結果分析から~

14:20 休憩

14:30【ワークショップ】 議会改革自己診断シートを活用したダイアログ
「真の議会改革には何が必要か?~私がすべきことは?~」
・グループワーク 45分
・発表/総括 30分

15:45【実践講座】 ソリューションベンダーが提案する新たな議会の仕組み
1.議事録検索システムの現状と課題
  西川裕也(早稲田大学マニフェスト研究所/NTTアドバンステクノロジ)
2.タブレット端末導入と議会ICT化の展望
  ・タブレット端末操作演習
  君島雄一郎(前逗子市議会議員/アイシーティー推進部会会長)
  河村タクマ(鎌倉市議会議員/富士ソフト)、ほか

16:45【クロージング】 北川教授総括、アンケート記入、事務連絡

17:00 終了

17:30 懇親会(別途会費制 ¥4,000程度)

2014年10月8日水曜日

10月6日@台風一過の衣笠キャンパスから。

2014年10月7日火曜日

「奥本英樹×西田亮介「南相馬サーフツーリズムの可能性――福島はいま #3」10月24日@ゲンロンカフェ

「奥本英樹×西田亮介「南相馬サーフツーリズムの可能性――福島はいま #3」
福島大学の奥本先生と対談させていただきます。
(以下、http://peatix.com/event/54822 より引用。申し込みもリンク先からお願いします。)

−−−
詳細
  • 当日券は3100円 (1ドリンク付き)です。ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2600円になります。
  • お席はチケット購入順ではなく、当日ご来場になった方から順にご案内致します。
  • 友の会会員限定指定席にはキャッシュバックはありません。複数席を予約される場合は、お連れの方が友の会会員でなくても結構です。
  • 開場時間はイベント開始1時間前の18:00となります。

【イベント紹介】


南相馬市原町区の北泉海岸は、
世界的なサーフィンの名所として知られている。
震災前には年間10万人ともいわれる愛好家が当地を訪れ、
プロサーフィンの世界大会も開かれた。

しかし、この豊かな海資源は、
南相馬のまちづくりにおいて、
十分に活用されてはこなかった。

そこに注目したのが、福島大学の奥本英樹だ。
奥本の「南相馬市サーフツーリズム構想」は、
南相馬を世界の先進地域と並ぶサーフタウンにすることを目指している。
その過程で必要な安全なマリンレジャーの確立は、
人材育成や雇用の促進につながり、
飲食・宿泊といった既存産業も活性化が見込める。
ライフセーバーの組織化、地元住民への講習会など、
奥本のプロジェクトは着々と進行していた。

しかし2011年、東日本大震災により、
北泉海岸は甚大な被害を受けた。
現在は復旧工事の過程であり、
日本サーフィン連盟はビーチ開放の見通しがつくまでの間、
サーフィンを自粛するよう求めている

だが、南相馬の復興を考えるうえで、
海資源の活用は欠かせない。

サーファーが集う海を取り戻すこと、
サーフシティとしての姿を確立することが、
南相馬がより豊かに、力強く発展するための基盤になるのではないか?
だとすればそのためにはなにが必要で、
どんな課題をクリアしなければいけないのだろうか?

対談相手を務めるのは、ネット選挙の研究で知られる一方で、
大震災後の社会学』(共著、講談社現代新書)、
ソーシャル・エンタプライズ論』(共著、有斐閣)などの著書もあり、
地域経済の復興や社会的企業についても詳しい社会学者の西田亮介。
なにより西田は自身がサーファーであり、
「サーフィン(とその研究)」をライフワークに掲げ、
新島とサーフィン史についての論文(共著)を書いてもいる。

「サーフィン」という娯楽が、
復興に果たす役割とはどのようなものなのだろうか。
観光資源としてのサーフィン、福島におけるその展開可能性を問う。

【出演者紹介】


奥本英樹(おくもと・ひでき)


1967年生まれ。福島大学経済経営学類教授。NPO法人ハッピーアイランドサーフツーリズム理事、NPO法人オンザロード福島支部理事。
学問領域上の専門のほか、自然環境への配慮をテーマとした地域経済活性化プランとして「南相馬市サーフツーリズム」を提唱。サーファー、市民、行政、観光・商工業者などが連携し、海の年間活用を通じた、地域振興と市民価値向上の達成を目指している。主な著書に『ビジネスファイナンス論』(学文社)、『基本商業簿記演習』(創成社)など。

西田亮介(にしだ・りょうすけ)


1983年京都生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科特別招聘准教授。専門は情報社会論と公共政策。著書に『ネット選挙――解禁がもたらす日本社会の変容』(東洋経済新報社)、『ネット選挙とデジタル・デモクラシー』(NHK出版)など。近著に工藤啓との共著『無業社会――働くことができない若者たちの未来』(朝日新書)がある。
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申し込みはこちら→ http://peatix.com/event/54822

2014年10月6日月曜日

『間メディア社会の〈ジャーナリズム〉――ソーシャルメディアは公共性を変えるか』


遠藤薫先生が編者になった『間メディア社会の〈ジャーナリズム〉――ソーシャルメディアは公共性を変えるか』に、新しいジャーナリズムと信頼の関係についての議論(「「ソーシャルメディア時代のジャーナリズムの変容とその課題──「メディア間の対立の融解」と「信頼の自明性の喪失」という視点から」)で共著分担執筆で参加しています。藤代裕之さんらも参加されていますね。みなさん、ぜひ手にとって下さい、といいたいところですが、ちょっと高価ですので、最寄りの図書館に入荷依頼など出していただけますと嬉しいです。

書名 :間メディア社会の〈ジャーナリズム〉――ソーシャルメディアは公共性を変えるか
著者名:遠藤 薫 編著
ISBN :978-4-501-62900-7
体裁 :A5判・上製・340ページ
定価 :本体3600円+税
発行日:2014年10月10日






2014年10月5日日曜日


土曜日はファンで、日曜も、予想に反して、ややハードではありながら、意外と出来たのでは。ビーチは、人が物凄く少なくて、楽しかった。

2014年10月4日土曜日

論文

『国際公共経済研究』の第25号が刊行されました。幾つか、仕事が収録されていますので、ご紹介。

(査読論文)
西田亮介・小野塚亮,2014,「2013年参院選における三宅洋平候補の情報発信の分析ーー『応答と情報の媒介』戦略と『共感』の視点から」『国際公共経済研究』25: 107-15.

(シンポジウム抄録)
松原聡・石川准・片山さつき・南場智子・西田亮介・樋渡啓祐,2014,「2025年のICT社会ーー官民の役割分担」『国際公共経済研究』25: 210-30.

(書籍紹介)
西田亮介,2014,「吉野裕介著『ハイエクの経済思想 自由な未来像』」『国際公共経済研究』25: 259.

加えて、同学会誌には、松原聡先生による『無業社会』への大変厳しい書評もいただいております。スマイルズの『自助論』などが根底の価値観にあるのだと感じました。


2014年10月1日水曜日

10月1日総合研究開発機構(NIRA)客員研究員に就任

本日10月1日付けで、総合研究開発機構(NIRA)の客員研究員に就任しました。情報社会学の公文俊平先生を主査とするkaproというプロジェクトに参加しています。過去には、梅棹忠夫氏が理事長を務めたこともある、歴史ある研究機関なので、ちょっと嬉しいですね。

http://nira.or.jp/theme/entry/n140801_744.html

2014年9月30日火曜日

TBSラジオ「Session 22」2014年9月30日 「臨時国会がスタート「地方創生」に「女性の活躍」・・・。注目の論点は何か?」電話出演

このあと、23時頃から電話出演の予定。Podcastもある、はず・・・(確か

2014年9月30日
「臨時国会がスタート「地方創生」に「女性の活躍」・・・。注目の論点は何か?」

http://www.tbsradio.jp/ss954/2014/09/20140930.html

「『無業社会』を踏まえた新しい福祉モデルを」



『第三文明』11月号が、「若者の未来」という特集を組んでいます。そのなかで、インタビューを収録いただきました。工藤啓さんも、別のページで登場しています。

西田亮介,2014,「『無業社会』を踏まえた新しい福祉モデルを」『第三文明』659: 22-3.


ちなみに、端的に無宗教ですので、その辺りご配慮のほどよろしくお願いします。特定の政党や宗教を批判する文書や書籍をお送りいただくことがありますが、基本、そのまま廃棄するだけなので必要ありません。




2014年9月29日月曜日

ニュースとECの融合、震災の「風化」に負けない情報発信

参加している情報ネットワーク法学会ソーシャルメディア時代の情報流通と制度設計研究会の、先日の議論がBLOGOSにアップされていました。

ニュースとECの融合、震災の「風化」に負けない情報発信 #BLOGOS
http://blogos.com/outline/95125/

2014年9月28日日曜日

『TOKYO TRIBE』



『キル・ビル』とか『バトル・ロワイアル』でもいいんだけど、いろいろあったあとだから、ちょっと今更しんどい感じだったのでは。終わったら、実際はそれほど長くないのに、物凄く長く感じた。むしろ、たくさんラッパーがでてくて、そのあたりは良いのでサントラ聴きたい。

2014年9月27日土曜日

10年後、「無業」に陥らないため今すべきこと 城繁幸と西田亮介、「若者と仕事」を語る(後編) | プレタポルテ - 東洋経済オンライン

いろいろと話題となった(?)城繁幸さんとの対談の後編が公開されています。

10年後、「無業」に陥らないため今すべきこと 城繁幸と西田亮介、「若者と仕事」を語る(後編) | プレタポルテ - 東洋経済オンライン
http://toyokeizai.net/articles/-/48735

定期ポスト:業績一覧

まだ新聞コメント等々については、まとめきれていないですが、わりと最近のものは更新してあります。秋口に、学会誌や共著書籍が予定通り出版されれば、もうちょっと増えるはずです。

https://sites.google.com/site/ryosukenishida/

2014年9月26日金曜日

9月27日深夜の「ニッポンのジレンマ」「今そこにある 無業社会」番組収録後インタビューが公開されています。

短いインタビューですが、この問題について考えていることをわりと端的に表現できたような気がします。

「今そこにある 無業社会」番組収録後インタビュー:西田亮介 | 語った | ジレンマ+
http://dilemmaplus.nhk-book.co.jp/talk/6859

番組は、9月27日(土)の夜中(日曜へ日付が変わるタイミング)で、公開です。
http://www.nhk.or.jp/jirenma/

2014年9月25日木曜日

『TOmagazine』

季刊の東京ローカルの地域情報紙『TOmagazine』で、大先輩で、商店街研究で知られた新雅史さんとの対談が収録されています。武蔵小山と、戸越銀座の商店街を歩きながらの対談です。特集は品川区。表紙が広末涼子さん、POPの申し子武田俊さんとtofubeatsさんの対談も収録されているとか。

以下、『TOmagazine』Facebookページより引用(https://www.facebook.com/TOmagazine.tokyo/posts/638539139578103
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[CONTENTS]
■表紙/巻頭インタビュー
いきなり出現、ヒロスエ先輩! in 品川女子学院
写真:川島小鳥 衣装:梶雄太 インタビュー&文:吉田豪
■特集・愛の品川
・師匠! 今宵、立会川でお座敷遊びしませんか?
古今亭志ん輔/まつ乃家栄太朗
写真:大森克己 文:阿久根佐和子
・映画『幕末太陽伝』に見る、品川宿と飯盛旅籠
・山手マニアック 花街・五反田のいま、むかし。
■しな水より、愛を込めて。
写真:酒航太
■宇宙・品川・五反田 - 「空飛ぶ円盤」を探し続けた男・荒井欣一
文:佐藤健寿(『奇界遺産』著者)
■初めての大井競馬場デートのために知っておきたい10のこと
■デパート研究家、寺坂直毅が案内する、魅惑のTOCビル
■「ムサコ」と「トゴギン」 にぎわう品川区の二大商店街は何がスゴいのか? 新雅史/西田亮介
■コラム特集:しながわ やたら◯◯なコラム
■劇団「五反田団」主宰・前田司郎 五反田から祈り続ける。 文:九龍ジョー
■ファッションページ: Windy Ladies
写真:新津保健秀 衣装:梶雄太 ヘア&メイク:塩沢延之 モデル:藤井さこ、吉倉あおい
■区内在住者がおすすめ! ハイパーローカルな品川グルメINDEX 50
- 連載
on the portrait 
in the shop
The beat of the city
名越啓介/森栄喜/竹下ジャパン/武田俊×tofubeats/馬場正道/草彅洋平/桑原貴裕/平野紗季子/三田修平/小浪次郎
- 特別付録
決定版・天王洲アイルのカルチャーガイド「男と女のTENNOZINE 2014」
出演:門脇麦(女優)、古舘佑太郎(ミュージシャン/The SALOVERS)
写真:小浪次郎 衣装:小山田孝司 ヘア&メイク:茅根裕己
・漫画家 柴門ふみインタビューほか
TOmagazine 品川区特集号
発売:2014年9月29日(月)
発行:株式会社 双葉社
制作:東京ピストル
価格:本体¥1,300+税
URL:https://www.facebook.com/TOmagazine.tokyo
ISBN:978-4-575-45484-0 C9476
本文160ページ+特別付録26ページ+表紙


2014年9月21日日曜日

共同通信社「旬英気鋭」2014年9月19日



共同通信の人物欄、「旬英気鋭」に、2014年9月19日に取り上げていただきました。八木良憲記者によるまとめですが、限られた字数で端的にまとめていただき感無量です。共同通信からの配信を受けている各地方紙に掲載されたはずです。



2014年9月20日土曜日

国際公共経済学会の次世代研究部会サマースクール「熱海会議」






理事を務める国際公共経済学会の次世代研究部会のサマースクール熱海会議を、ちょうど一週間前に実施しました。
http://ciriec.com/2014/07/ciriec_next_summer_2014/

かねてから親交のある、『ハイエクの経済思想』の著者、吉野裕介さんに基調講演をお願いしました。20名余りのさまざまな分野に渡る、20代後半〜30代前半中心の若手政策研究者が2日間にわたって議論するというなかなかアツい会でした。強力な知的刺激の場であり、若手のギルドになればよいなと思います。

しかし、当該学会は、「経済」という名前がついているものの、法学や社会学などの研究者も多く、若手も多いです。情報社会や、広く政策研究に関心がある若手のみなさんには、ぜひ一度ご検討いただければと思います。

※定例で「情報社会と政策形成」研究会も担当しています。


2014年9月19日金曜日

若者は、なぜ「無業状態」に陥ってしまうのか 城繁幸と西田亮介、「若者と仕事」を語る(前編)

城繁幸さんとの対談が公開されました。メルマガで有名な夜間飛行さんのコンテンツです。以前からご著書は拝読していたのですが、直接、城さんの労働観や日本社会観を伺うことができて、刺激的な対談でした。近日中に後編も公開されるはずです。

若者は、なぜ「無業状態」に陥ってしまうのか 城繁幸と西田亮介、「若者と仕事」を語る(前編) | プレタポルテ - 東洋経済オンライン

http://toyokeizai.net/articles/-/48187

2014年9月17日水曜日

映画館で



観るべし。めずらしく、中高生くらいの子たちが結構入ってたのが印象的。

2014年9月13日土曜日

9月24日19時〜「西田亮介×三宅洋平「安倍政権は止まるのか――ウェブとデモで【これから】【本当に】政治を変えるには」@ゲンロンカフェ



昨日、社会学者の開沼博さんと対談しました。
http://peatix.com/event/45961/

開沼さんとは同級生で、しかも、リアルな知人が多数重複していることが判明しました。普段年長の方々との仕事が大半なので、ここまで時代感覚のようなものを共有した人と仕事したのははじめてで、無業社会から原発問題に至るまで、話題は多岐に広がりましたが、最後は東さんも質問に立ってくださって、とても楽しいものでした(無業社会への言及がやや少なかったかもしれませんね・・・)。

もう10日ほどで、再び三宅洋平さんと対談します。
こちらも、よろしくお願いします。貼り付けてあるのは、ぼくが三宅さんの仕事のなかで、もっとも好きな曲です。「感性の、終わりなき旅路の、はじまりだよ」というフレーズがとても印象的です。幸か不幸か、ぼくは感性ではなく論理の側の人間だとは思いますが、それだけになおさら、ですね。

「西田亮介×三宅洋平「安倍政権は止まるのか――ウェブとデモで【これから】【本当に】政治を変えるには」
http://peatix.com/event/44022

過去の三宅さんとの対談はこちら。こちらも、かなり好評でした。

政治の理念を再定義しよう ネット世代の選挙のゆくえ・前編 西田亮介×三宅洋平 | 語った | ジレンマ+
http://dilemmaplus.nhk-book.co.jp/talk/6080

生きざまは全部デモ ネット世代の選挙のゆくえ・後編 西田亮介×三宅洋平 | 語った | ジレンマ+
http://dilemmaplus.nhk-book.co.jp/talk/6084