2018年12月14日金曜日



映画館で観たかったのだが観そびれていた一作。最近観た邦画のなかで一番良かった。暴力表現が苦手な人は絶対避けるべきだが、広島弁、昭和の現代風描写、ストーリー、車etc、細部含めて、ハマる人ははまるはず。

2018年12月13日木曜日

西田研の研究生活(2018年11月5日ver.)

西田研ホームページ(https://www.ryosukenishida.com/)に、主に進学希望者向けの新しいコンテンツを公開したので、こちらにも載せておきます。

西田研の研究生活(2018年11月5日ver.)

理系の大学にある文系研究室の西田亮介研究室。今回は研究室を主催する西田亮介先生と学生さんたちに西田研での研究生活をざっくばらんにインタビューしました。進学を考えている人はぜひ参考にしてみてください。

インタビュー実施日:2011年11月5日 西田研研究員K@西田研学生室

――――こんにちは、今日はよろしくお願いします。まずは、西田亮介研究室について西田先生から簡単なご紹介をお願いします。

西田亮介先生(以下、西田先生):
 よろしくお願いします。西田研は僕が東京工業大学に着任した、いまからおよそ3年前の2015年に立ち上げた、社会学と公共政策学を研究する研究室です。
 最初の年に、日本人の博士課程の学生1人と、留学生の修士課程2人、日本人学生1人の計4人がやって来て、それから段々と学生数が増えて現在に至ります。研究室には、メディア研究を中心に社会学を研究する学生や、日本や海外の政策を研究する学生たちがいます。

――――いまメディア研究や政策研究というキーワードが出ましたが、所属する学生さんたちの研究テーマにはどのようなものがありますか?

西田先生:
 学生の研究テーマは多岐に渡ります。例えば、日本国内の地域を研究している博士課程の学生もいれば、広告代理店出身で自身の仕事とも関係するテーマを研究する社会人大学院生もいます。また、ある博士課程の学生は、トルコのソーシャルメディアと社会運動の研究をしようとしています。修士課程の学生は、現在中国からの留学生の比率が多いこともあって、中国のメディア事情やジャーナリズムの動向、それから政府の情報発信などについて研究しようとしている学生などもいます。ぼく自身がいろいろな対象を扱っていることもあって、様々なテーマを扱う学生が在籍する研究室だと思っています。

――――学生さんの研究テーマも様々ですが、バックグラウンドも多様ですね。西田研究室の学生さんの特徴みたいなものはありますか?

西田先生:
 おそらく僕自身の過去の研究との兼ね合いだと思いますが、やはりメディア研究や情報技術と政治社会との関係に関心を持っている学生が多い印象です。

――――西田研究室の学生さんは、皆さんどういうスケジュールで研究をしていますか?

西田先生:
 研究室の指導体制は「個人研究」と「ゼミ」の2つで構成されています。個人研究は修士課程・博士課程の学生がそれぞれの研究を進めていくというのが中心になっていて、ゼミは博士ゼミ、修士ゼミ、学部ゼミと3種類のゼミが置かれています。博士ゼミは英語で行われていて、ゼミ運営やスケジュール設定などもすべて博士課程の大学院生たちに委ねています。内容は、自身の研究進捗を発表したり、研究過程で読んでいる最新の文献などを他の学生と共有するといったものになります。
 修士ゼミは、各自の研究進捗の報告はもちろん、研究の進め方や方法論等を含めた「研究をするとは何か」というところから実際に自分の研究を進められるところまでを各自がデザインできるようにするのが目的です。週1回のペースで開かれています。
 学部ゼミは理工系の大学生たちが教養科目の一環として履修する学部科目です。僕が東工大という理工系の大学に文系の研究室を持っている理由でもあります。学部ゼミでは社会科学系の文献輪読を中心とした学習を行っています。
 西田研究室の研究指導方針として、基本的に上の課程の学生が下の課程のゼミにも参加するというルールがあります。博士課程の学生は修士ゼミと学部ゼミにも参加し、修士課程の学生は学部ゼミにも参加するということです。もちろん、修士課程の学生が博士ゼミに出ることや、学部生が修士課程以上のゼミに出るのも任意で可能になっています。
 これらの基本的なプログラムのほかに、年に1~2回の頻度で研究合宿も行っています。普段はなかなか読むことができない外国語文献や古典文献などを中心に、朝から晩まで集中的に勉強しつつ、同時に研究室内のコミュニケーションをより密なものにする機会として合宿は位置づけています。その他に企業見学などにいったり、ゲストレクチャーも実施しています。

――――ありがとうございます。次に、西田先生が自らの研究室に求めている学生像などありましたら教えてください。

西田先生:
 そうですね……モチベーションが高くて、自分がやるべきことを自分で発見でき、周りの学生と助け合いながら各自のキャリアを切り開いていく、そんな学生が来てくれることを期待しています。

――――いま「キャリア」という言葉が出ました。西田先生が東工大に着任してから3年が経過されましたが、修士課程はそろそろ第一期生が修了して世の中に出ると思います。第一期生の学生さんたちの進路を差し支えなければ教えていただけますでしょうか?

西田先生:
 修士の第一期生は2人いるのですが、2人とも日本の民間企業に就職する予定です。2人とも留学生なので、慣れない日本での就職活動を経て働き先が決まりよかったなと心から安心しています。その一方で、少し悪いことをしたと思っているのは、僕の研究室が新しい研究室で、いわゆる日本式の就職活動をする上で重要なOB・OG訪問の機会が乏しかったことです。まだ直接の先輩がいませんので。それから、現在の日本式の就職活動のやり方について、僕から2人にもう少し周知してあげられたのではとも後悔しています。ただ一期生を世の中に出せるということで、こういう状況はこれから段々と改善されていくんじゃないかとも考えています。

――――なるほど、今後の卒業生たちがどんな進路を選ぶのかも期待したいですね。さて、次に西田研究室を選んで研究することのメリット・デメリットなどがあれば教えて下さい。

西田先生:
 大別すると利点は2つあるんじゃないかと思います。1つは新しい研究室なのと、僕自身がまだ駆け出しの研究者であることから、僕の「現役感」を持った指導を学生が受けられるのではないかということですね。それから僕自身が研究者の労働市場についてはそれなりにフレッシュな感覚を持っているので、特に博士課程の学生たちにとっては現実味のある指導というのが可能ではないかとも考えています。僕の研究室は、ある意味では「まだ何者でもない」新しい研究室であり、決して名門研究室というわけではありませんから、これから入ってくる学生たちと共に作り上げ、皆で成長して行く、そんな経験をすることができる柔軟な場所なんじゃないかと思います。
 デメリットは、いま挙げた利点と完全に裏返しになります。何よりも実績がない、特に就職活動をする上で優遇されることは乏しいんじゃないかと思います。それから研究者を目指す場所という観点で見ると、やはり歴史のある名門研究室からはすでに数多くのOB・OGが研究者として日本や世界各国で働いていて、その人たちが様々な形で便宜を図ってくれるというのがあるでしょう。うちの研究室は、まだそういう研究室にはなっていないこともデメリットとして挙げられると思います。

――――今の発言をポジティブに捉えると、研究も進路も西田先生と一緒に新しく切り開きたいという学生さんたちにとってはいい環境ということですね(笑)。

西田先生
 そうかもしれませんね(笑)。僕自身もほぼ毎日、研究室に顔を出して学生たちとよもやま話をしますし、場合によっては共同研究で僕自身も学生たちと一緒に徹夜をしながら何かを作ったりすることもあります。まだそういう無茶なこともできる年齢ですので、学生たちと一緒に研究をする、それから研究のみならず何らかのプロジェクトを推進する、そうした提案はいつでも大歓迎という状態であることは、研究室の強みの1つだと言えると思います。

――――多くの学生から進学したいという連絡を日々受けていると思うのですが、志願者のために進学する上で意識すべきことや大切なことなどありましたら教えて下さい。

西田先生
 何よりもモチベーションを持って欲しいですね。知識や日本語の優劣よりも、高いモチベーションを持って研究やプロジェクトに取り組むことができるかどうかを評価したいと思っています。ですので、言い方を変えると、現時点での知識や言語能力よりもモチベーションの高さとその後の実際の伸び幅というものを評価するつもりです。

――――志願者が手続き面で気をつけることはありますか? 

西田先生
 東京工業大学は、修士課程の入学私見は年に1回、博士課程の進学は夏と冬の計2回用意されています。さらに研究生になりたい場合も年に2回出願を受け付けています。ただし、最近になって細かな出願時期が変更になったので注意をする必要があります。詳しくは大学のウェブサイトを参考にして下さい。
 僕に事前に連絡を取りたい人は、履歴書、TOEICなど英語力を測るテストの点数、研究計画書、外国からの出願者はそこに日本語力を測るテストの点数という4点セットを送ってもらうことにしています。実際には多くの人が研究計画書を添付せずに書類を送ってくるので、そこも注意して欲しいと思います。連絡を取った時点から、選抜が始まっていると考えてください。
 また西田研究室では、海外からの志願者のために英語のTwitterアカウントも開設していますので、それも進学する際に参考にして欲しいなと思います。

――――研究室の普段の雰囲気が気になる志願者の方もいらっしゃると思います。どのような感じか教えていただけますか? 

西田先生:
 締め切りなどで追い込まれると、博士課程・修士課程の学生を中心に研究室に宿泊したりする学生もいますが、普段は和気あいあいとした雰囲気です。特に学期期間中は多くの学生が研究室を中心とした生活を送っているようです。ただし、彼らが研究室でいつも議論をしているのか勉強をしているのか、はたまたYouTubeを見て遊んでいるのかは分かりません(笑)。研究室では、ときに理工系の学部生と文系の大学院生が一緒に何かプロジェクトを進めたり議論をしたりする光景も見られて、そういうのはとても素敵だなと思いながら眺めています。

――――これまでの3年間で、西田先生が特に印象に残っている出来事やエピソードなどはありますか?

西田先生:
 やはり子育てと同じで、学生たちはなかなか教員の思う通りには育ってくれないものです。着任した当初は、僕も四苦八苦しながら手探りで指導を行ってきました。そのような中で、入学した当初は日常での日本語会話もおぼつかなかった留学生2人があっという間に日本語を習得して就活で内定を得る。修士論文もまだ提出前で完成には至っていませんが、ある程度形になってきた。修士2年の人たちのこの2年間というのは、僕にとっても、とっても印象的な2年でした。入学という入り口から卒業・就職までの出口までをきちんとデザインできたというのは、僕にとっても大変誇りに思うことができる経験でした。

――――西田研究室を志願する学生にお薦めの書籍はありますか?

西田先生
 日本式の大学院受験では、面接するまでに指導(予定の)教員が書いた書籍を複数冊読んで来るというのが常識になっています。その意味で言うと、2016年に社会情報学会優秀文献賞をとった『メディアと自民党』(KADOKAWA、2015年)はひとまず僕の代表的な仕事として読んできて欲しいというのはあります。それから僕が政治や社会をどう見ているのかという点でいえば『なぜ政治はわかりにくいのか』(春秋社、2018年)と『不寛容の本質』(経済界、2017年)の2冊を上げることができると思います。やや毛色の違う業績で言えば『無業社会』(朝日新聞出版、2014年 ※工藤啓氏との共著)という認定NPO法人育て上げネットの代表である工藤啓さんと書いた著作も、僕の社会観や政治観と密接に結びついている書籍なのでお薦めです。『無業社会』は、おそらく日本語としてもいちばん読み易いんじゃないかと思います。

――――先ほどゼミで文献の輪読をしているというお話がありましたが、これまで具体的にどういった本を読んできましたか?

西田先生
 これまではグローバル社会を考えるという観点から、2010年代前半までの、いわば理性と国際協調を基軸とする社会の理論的支柱となった社会民主主義の論者たちの著作を読んできました。具体的には、アンソニー・ギデンズやロバート・ライシュのような理論家や実践家たちの著作です。それらの著作を軸にしながら現代社会の基調である理性的な社会や世界とはどのようなもので、どのように形成されてきたのか、課題はどこにあるのかといった問題を検討しました。その他には、より現代的なテーマあるいは直接的な研究の方法論に関連する著作ですね。方法論としては『政治学の方法』(加藤淳子・境家史郎・山本健太郎編、有斐閣、2014年)や『イシューよりはじめよ』(安宅和人著、英治出版、2010年)などが該当すると思います。ただし、文献として何を読むかは、セメスターによって変わっていきます。

――――ありがとうございます。西田研の学生さんたちは修士課程に入学した後、どのようなペースで2年間の研究生活を送っていくかも教えて下さい。

西田先生
 入学するとすぐに授業が始まって、多くの学生たちにとっては久々の授業経験になるので日々の課題やレポートに追われます。また、西田研究室の所属先である社会・人間科学コースには必修科目も設定されているので、特に入学後1年目はそうした授業に追われる生活を送ることになるでしょう。同時に、修士課程を経て企業などに就職したいという学生たちは、多くの場合1年目の当初から就職のための準備をしなければなりません。日本式の就職活動ということで言えば、SPIやTOEIC受験したりインターンに行ってみたり、そんな準備も最初の年から始まります。

 ですので、最初の年に研究の大まかなかつ現実的なデザインを行って、その上でリサーチを進めていく。そして、修士課程2年の当初くらいから修士論文の執筆を開始すると良いペースで無理することなく修士論文を仕上げることできるのではないでしょうか。

――――ありがとうございます。西田研究室を志願する方には是非参考にしてもらいたいですね。さて、ここで実際に西田研究室の中で研究をしている学生さんたちにも話を伺ってみたいと思います。

金子さん(修士課程2年):
  西田先生のゼミは、自分たちで本を読んできてプレゼンをし、その上で西田先生が学生の間違った理解や、欠けている視点を補う形で進んで行きます。学生と教員の間で密な関係ができているなと思うのがこのゼミの時間です。新たな知識や視点を得たり、西田先生の視点を学生側から批判的に見たりすることもできるとても良い機会だと思っています。
 僕はいま東工大と中国の清華大学との大学院合同プログラムに参加していて、中国と日本を行き来しているんですが、西田先生も背中を押してくれました。留学や新しいプロジェクトみたいなものに対して寛容な先生の人柄は研究室の雰囲気にも表れているのかなと思います。部分だと思ってます。

西田先生:
 悪く言えば、いい塩梅で、元気にしっかり研究やって、進路を決めてくれれば何でもいいんだけどもね(笑)
呉さん(修士課程1年):
 西田研で1番いいところは、単に理論だけを学習するのではなくて、社会見学や実際に色々な……すみません、緊張しています(笑)

西田先生・学生
(爆笑)

呉さん:
 笑わないで(笑)!日本人学生も中国からの留学生もみんないい雰囲気で毎日楽しく勉強して、楽しい生活を送っています。
盧さん(修士課程2年生):
 呉さんも言ったように、理論を学ぶだけじゃなくて、社会見学などで社会の実際を知る機 会もバランスよく用意されているのは、自分たち留学生にとってはとても貴重な経験でした。日本の政治やメディアなど、中国人が分かるようで分からないものが、先生の授業やゼミで社会学的な知識を教えていただくことで「ああなるほど!」というように理解できる時もとても多いです。
 もし、皆さんが西田研究室に来ていただければ、充実した悔いのない留学生活が絶対に送れると思います。

高松さん(博士課程2年):
 西田研の1番いいところは学生の数が多いという点です。日本人学生のみならず留学生、特に中国からの留学生が多いということで、研究や「お勉強」の時間とはまた別に、多文化交流を積極的に行うことができるところが西田研のいいところだと思います。
 これから来る留学生は、日本の大学院に来るということで心理的なハードルも高いと思うんですが、西田研はすでに留学生がたくさんいるので、先輩たちからたくさん日本の生活に関するアドバイスももらえると思います。日本人学生も留学生に対して積極的に学習面や生活面でのサポートやアドバイスを行っているので、そこは西田研の強みです。

西田先生:
 今の高松君の発言に付け加えると、学生のサポートするために、西田研究室の体制として研究員1名、TA1名を用意しています。また留学生の皆さんの日本語力向上のために日常言語はなるべく日本語を使用するようなルール作りも行っています。

高松さん:
 課外活動として留学生の皆と一緒に本格的な中国料理を食べに行ったり、逆に先生が日本式の居酒屋に連れて行ってくれたりと、積極的な異文化交流が行えるようないい研究室だと思います(笑)
金子さん:
 せっかくの機会なので、僕からも西田先生に1つ質問していいですか?西田先生の修士や博士の頃の経験というのがすごく気になっていて、過去のインタビュー記事では、学部時代になんとなく留年をして、もともとはコンサルになりたかったのに修士課程に進学しちゃったという話を読んだんですが、そこからモチベーションが変化しただとか、あるいは研究に打ち込み始めたり、やっぱり自分が研究者に向いてるなって思うようになったエピソードとかがあれば紹介していただけると嬉しいです。

西田先生:
 修士課程に入ったのは自分探しのためです(笑)。僕がそうするなと普段から皆に指導している通りのことを当時の僕は沢山やってしまっていたので、いま現在の皆への発言は反面教師の部分が多いですよ。残念ながら(笑)。
 僕は学部と修士課程を同じ指導教員の先生に面倒を見てもらっていたんだけど、修士課程に入ったばかりの時はこれを機会に心を入れ替えて自分独自の研究を頑張ろうというのでは「まったくなく」、指導教員の先生がやっていたシミュレーションの研究を自分も後追いしようと思ったんですね。その先生が持っていた共同研究のプロジェクトに入れてもらって、日々パソコンと向き合いながらプログラミングをしたりデータの分析をしたりする修士生活を当日は送っていました。
 同時に、平行して社会学者の宮台真司先生のゼミに学部2年生の終わり頃から出させてもらっていたので、そこで社会学について勉強もしていました。宮台真司のゼミで社会学を勉強して、それ以外の時は指導教員の先生のシミュレーション研究をする毎日でした。
 段々とシミュレーションの研究が忙しくなってきたので、宮台先生のゼミからは足が遠のいていって、自分の所属していた研究科がある慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス中心の生活送るようになって行きました。当時の僕にモチベーションがあったかっていうと……どうかな(笑)。あまり主体的なモチベーションはなかったかもしれないけど結果的にいい経験にはなったかな。
 当時はネットワークサイエンスという分野が世界的に注目をされていましたが、それらの最新の知見を学べたのは良かったと思います。定量的な分析の結果を基にして国際学会で報告して、世界的なコンピュータサイエンティストやネットワークサイエンスの分野を作った第一人者たちの講演を聞いたり、議論をしたりする機会に恵まれました。ただし、それをきっかけに僕は大きな挫折感を覚えます。「ああ、これは駄目だな」と。数学やコンピュータ科学の第一線の研究者たちと比べて、当時の僕程度の数学理解やプログラミング能力で戦っていっても将来に見込みがないなと思ったのです。
 修士2年生くらいの頃にコンピュータを使ったネットワークサイエンスの研究をやめると指導教員の先生に申し出ます。そして、よりアナログな、当時自分が参加していたNPO法人の活動を研究にできないかということで、地域振興をおこなっているNPO法人の研究に取り掛かることにします。
 当時流行っていた社会的な創造や、「creativeとはいかなるものか」という議論、長い間勉強していたドイツの社会学者ニクラス・ルーマンのシステム理論の考え方を使って書いたエッセイが、東浩紀さんが出していた『思想地図』という書籍の公募論文として採択されたのも同じ時期です。それがきっかけで、商業的な物書きとしての仕事を修士2年の半ば頃に始めます。当時は古市憲寿さんや開沼博さんもまだデビューしていなくて、日本の出版業界では若手の書き手が待望されていた時期でした。色々なメディアに物を書いたりという仕事を修士の頃に始め、その内容を発展させる形で修士論文を書き上げます。そして、その延長線上で博士課程に進学することも決めました。
 僕が修士を卒業する頃には、若手がフリーの物書きとして、つまりフリーライターや批評家としてやっていくということが段々と流行り始めていました。僕も、ご多分にもれず流行にのっかって、そうなるのもいいかなと思ったわけです。しかし、既に何人かそういう人たちがいたんです。じゃあ、彼らと差別化するにはどうするべきかといった時に、博士の学位を持っているのもいいなと思うようになったわけですね。博士課程に進学して学位を取ればより専門性の高い物書きとして仕事をすることができるじゃないかと。そんなことを考えながら博士課程に進学することを決めました。このあたりはあまり世間で話していない話かもしれないな。

――――そうした経験を経て、いまの西田先生や研究室があるんですね。今回のインタビューの最後に、これから西田研を志望する学生さんたちへのメッセージをお願いします。

西田先生:
 斬新な発想と高いモチベーションを持っている学生たちと新しい研究や新しいキャリアを模索できることを僕自身強く期待しています。それから学生たちから色々な提案を受け僕自身もまた変化していけることをいまから楽しみにしています。
 やる気とモチベーションを持った学生さんであれば日本人・外国人問わず誰でも大歓迎です。社会人留学生も言うに及ばずですので、皆さんぜひ一度僕に連絡をしてみてください。

――――今日は、長時間に渡りお話をお聞かせいただきありがとうございました!

西田先生
 こちらこそ、ありがとうございました。

おわり

西田研ホームページ

2018年12月12日慶應義塾大学後期博士課程花房真理子さんにゲストレクチャーをいただきました

2018年12月12日慶應義塾大学後期博士課程花房真理子さんにゲストレクチャーをいただきました。ありがとうございました。

2018年12月12日水曜日

2018年12月12日AbemaTV「けやきヒルズ」コメンテーターでした。



2018年12月12日AbemaTV「けやきヒルズ」コメンテーターでした。今週から、AI(Google音声翻訳ベースらしいです)の「AIぽん」が我々の発言をコーナーごとに自動で起こして字幕をつけてくれることになったそうです。速度は十分納得できるもので、精度も、文章の切れ目を見つけるのが苦手みたいですが、それなりに読めるものになっています。面白い!

「「AbemaNews」が昼のニュース番組『けやきヒルズ』にて人工知能(AI)を導入 国内初、ニュース番組でのリアルタイムAI字幕生放送を試験的にスタート」
https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=22587

そして一回のコメンテーター出演で三本のコメントがまとめニュースに使われていました。これは初なのでは。

ファーウェイ幹部逮捕めぐり中国が“報復”、排除の動きでソフトバンクに大きな打撃?|AbemaTIMES
https://abematimes.com/posts/5403488

妊娠を発表した蒼井そらのブログに反響「AV女優の親だと不幸なのか」|AbemaTIMES
https://abematimes.com/posts/5399642

Netflix『聖闘士星矢』で“アンドロメダ瞬”が女性に、原作とジェンダー尊重の是非は|AbemaTIMES
https://abematimes.com/posts/5399722

2018年12月10日月曜日

2018年11月29日 津田大介×西田亮介×塚越健司「メディアは破綻したのか? ウェブ新時代の対抗軸!」でした。













2018年11月29日 津田大介×西田亮介×塚越健司「メディアは破綻したのか? ウェブ新時代の対抗軸!」でした。ひさびさのゲンロンカフェ登壇で、司会の上手い津田さんから司会を奪取し、津田さんに存分に新著について語り倒していただくことができ、なかなか盛況なイベントでした。

津田大介×西田亮介×塚越健司「メディアは破綻したのか? ウェブ新時代の対抗軸!ーー『情報戦争を生き抜く』刊行記念イベント」#ゲンロン181129 - Togetter
https://togetter.com/li/1294599

2018年12月8日土曜日

2018年12月8日TBSテレビ「上田晋也のサタデージャーナル」VTRコメントでした。





https://www.tbs.co.jp/saturday-journal/?fbclid=IwAR3DTZI6tCBzEc-FJKhDn6ahoeUZIckzzv025havKNT-WrCRCWIaMecFc3kより引用)

2018年12月8日TBSテレビ「上田晋也のサタデージャーナル」VTRコメントでした。「また上がった!ナゼ安倍政権の支持率はあがるのか?」特集内です。

過去にも同種のロングインタビュー等が多数あります。そちらもご参考まで。


何をやっても安倍政権の支持率が下がらない理由
http://www.videonews.com/marugeki-talk/845/

"自民党と広告代理店の陰謀"は本当なのか? #BLOGOS
https://blogos.com/outline/152053/


2018年12月6日木曜日

2018年12月5日AbemaTV「けやきヒルズ」コメンテーターでした。

高額報酬めぐり世耕大臣が給与返納、官民ファンドトップの報酬“1億円”は高すぎるのか?












2018年12月5日AbemaTV「けやきヒルズ」コメンテーターでした。はじめて一回の登板で2つのまとめエントリにコメントが使われた気がしますが、後段は軽く炎上しています苦笑 

高額報酬めぐり世耕大臣が給与返納、官民ファンドトップの報酬“1億円”は高すぎるのか?(AbemaTIMES) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181205-00010032-abema-bus_all

あえて女性を参加させない「ハラミ会」はアリか? 議論巻き起こる(AbemaTIMES) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181205-00010028-abema-soci

2018年12月4日火曜日

2018年11月24日「公共政策フォーラム2018 in しんしろ」にて、西田研藤田くんが「若者の発想を活かした『創発的6次産業化』ーー豊かな地域資源を活用した新たな付加価値の創出へ向けて」を報告しました。



若者の発想を活かした「創発的6次産業化」(東京工業大学 西田ゼミ) from Hajime Fujita

日本公共政策学会主催「公共政策フォーラム2018 in しんしろ」にて、西田研藤田くんが「若者の発想を活かした『創発的6次産業化』ーー豊かな地域資源を活用した新たな付加価値の創出へ向けて」を報告しました。

西田研藤田くんの昨日の報告資料は会場ではじめて見ましたが(笑)、贔屓目に見ても発想、具体的提案もユニークでなかなか力作かつ即興ではないかと思しきプレゼンもなかなかの出来でしたが、昨年に引き続き、さくさくと予選落ちでした。名門研究室への道のりは険しいというほかありませんが、バイオが専門の彼が文系スーツ族の世界(コンペ)で孤軍奮闘する様は大変な誇りでした。

新城の課題 多彩な解決案 全国13大学の学生が政策コンペ|大学関連ニュース|中日進学ナビ|中日新聞
http://edu.chunichi.co.jp/index.php/60pVYCnw-23410rtbeWTGtyP/?action_kanren_detail=true&action=education&no=10000

2018年12月3日月曜日

毎日新聞 #政治プレミア 最新の担当です→「不誠実な政府説明、改善策はあるか ご意見募集 | 舟山さん・逢坂さんの寄稿に一言」


毎日新聞の #政治プレミア 最新の担当回です。欲張って、二本の寄稿を取り上げました。

不誠実な政府説明、改善策はあるか ご意見募集 | 舟山さん・逢坂さんの寄稿に一言 | 西田亮介 | 毎日新聞「政治プレミア」
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20181128/pol/00m/010/002000d

2018年11月29日木曜日

2018年11月28日AbemaTV「けやきヒルズ」コメンテーターでした。



2018年11月28日AbemaTV「けやきヒルズ」コメンテーターでした。大木アナウンサーとご一緒しました。昨日で放送499回、今日で500回のはず。番組開始以来(旧「けやきヒル's News」時代から)なので、なかなか感慨深いものがあります。

みずほFGとの銀行業参入にWeChat、NAVERとの提携 内外から攻める“後発”LINEの戦略|AbemaTIMES
https://abematimes.com/posts/5324152

2018年11月27日火曜日

『近代日本のメディア議員』内で、『マーケティング化する民主主義』に言及いただいていました。

『近代日本のメディア議員』内で、『マーケティング化する民主主義』に言及いただいていました。佐藤先生のお仕事は大学院生時代から読んで勉強させていただいていたので、嬉しいです。こういうのは励みになりますね。


2018年11月26日月曜日

朝日新聞webronzaにロングインタビュー「憲法改正には関心なし? 若者たちの事情」を寄せました。

朝日新聞webronzaにロングインタビュー「憲法改正には関心なし? 若者たちの事情」を寄せました。

憲法改正には関心なし? 若者たちの事情 - 西田 亮介|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2018111300001.html

ところで、このインタビュー、下記のエントリと新聞コメントの元ネタです。つまり上のインタビューの分量をしゃべったものが、新聞紙面では下記のようにまとめられる(むろん、ぼくも手を入れています)と考えると、メディア・リテラシー的な意味でちょっとおもしろいかもしれません。

Tip. Blog: 2018年11月5日付朝日新聞朝刊フォーラム欄「憲法議論「煙たがられそう」 若い世代、興味ない?」に...
https://ryosukenishida.blogspot.com/2018/11/2018115.html

2018年11月16日帝京大学ゲストレクチャー「情報技術の加速度的発展と日本政治・民主主義の関係性 ーー政治はどのようにSNSやAIに対応し、 我々の生活に影響するか」@帝京大学「時事問題講座Ⅱ」(水谷瑛嗣郎先生)

2018年11月16日に帝京大学でのゲストレクチャー「情報技術の加速度的発展と日本政治・民主主義の関係性 ーー政治はどのようにSNSやAIに対応し、 我々の生活に影響するか」@帝京大学「時事問題講座Ⅱ」(水谷瑛嗣郎先生)を実施しました。メディア法の水谷先生や学生さんとの質疑応答、その後の水谷ゼミの学生の皆さんとの懇親を含めて楽しかったです。ありがとうございました。

2018年11月22日木曜日

触法少年の社会復帰支援と「被害者軽視」 ーー新潟少年学院スタディツアーに参加して

11月21日に、若年無業者の社会復帰事業を手がける認定NPO法人育て上げネットのスタディツアーに参加し新潟少年学院を訪問させていただいた。新潟少年学院は昭和24年(1949年)に設置され、2004年の中越地震の被災を経て、2012年に現在の施設にできた社会適応過程の少年院としての認定を受け、また2016年から高等学校卒業程度認定試験コースが設置された少年院である。
改定された少年院法が「社会に開かれた施設運営の推進」を掲げることから、また「少年院及び少年鑑別所の参観に関する訓令(平成27年法務省矯総訓第3号大臣訓令)」なども少年院や鑑別所といった少年施設の参観(視察)を奨励しており、各少年院では施設見学会も定期的に実施されている。本スタディツアーも少年院を社会に開く取り組みのひとつだ。
筆者も従来から当該問題に関心をもち、育て上げネットとまた関係各位の皆さんの協力のもと複数の少年院(茨城農芸学院、多摩少年院、赤城少年院)や鑑別所(八王子少年鑑別所)、東京矯正管区等の視察をさせていただいてきた。少年施設のスタディツアーは収容者のプライバシーや施設の性格上の理由から、比較的フォーマットが定まっている。施設概要の簡潔なレクチャーを受け、施設内を見学し、その後、職員の皆さんとの質疑応答の機会をいただく。火器、カメラ、携帯電話等は収容区域には持ち込むことができないし、たとえば施設構造等について知り得たことを口外したり記述することは認められていない(それゆえここでも書けない)。また収容されている少年たちとの直接の交流も現状は難しいようだ。しかし収容少年たちの生活エリアを通過する際には、その様子を垣間見ることはできる。そのとき、同時に我々もまた「(また)見学者が来た」として少年たちのいささか冷ややかなまなざしを受けることになる。
新潟少年学院は少年院のなかでは新しい施設ではあるのだが、少年院の構造はどこもとても似ている。たとえばガラス部分には露骨な鉄格子こそはめられていないが、機能的に等価なかたちで必ず補強されているし、随所にセキュリティのための新旧の仕掛けが配置されている。ちなみに新潟ということもあり、旧施設の題字は田中角栄がサインしたそうで、見学ルートの目玉になっているそうだ。豪放磊落に思われる角栄だが、その字は意外と繊細だった。
少年たちと直接接触できない状況下では質疑応答がひとつの「目玉」になる。そこでは日々、文字通り24時間365日少年たちと向き合っている法務教官の皆さんをはじめ、専門職の皆さん、矯正管区の皆さんから話を伺うことができる。今回の意見交換でとても興味深かったのは、ある当局関係の方が口にされていたことである。要旨は下記の通りだ。
触法少年たちの支援や社会復帰の議論をすると必ず出てくるのが、「被害者よりも加害者を優遇するのか」という意見である。だが、仕事で少なくない被害者と向き合ってきたが、被害者からもう二度と同じ被害に遭う人がでないようにしてほしい、加害者が決して再犯しないようにしてほしいという声を聞く。少年院をはじめ加害者の社会復帰を支援するということは必ずしも加害者優遇につながるわけではなく、被害者の望みをかなえることともいえる。
重要な情報がある。法務省はしばしば「約3割の再犯者によって、約6割の犯罪が行われている」「平成25年に新たに受刑した者の約6割は、過去に受刑歴がある再入者によって占められている」「仕事に就いていない者は、仕事に就いている者と比べて再犯率が4倍と高い」として、社会復帰と就労支援の重要性を主張する(たとえば法務省平成26年12月16日犯罪対策閣僚会議決定「宣言 : 犯罪に戻らない・戻さない~立ち直りをみんなで支える明るい社会へ~」)。就労によって承認や居場所をえられること、生活を支える稼ぎをえることで再犯を防ぐことができるということのようだ。
上記のような観点のもと、触法少年や受刑者の社会復帰にあたって、近年、法務省は就労支援に注力している。事業として「コレワーク(矯正就労支援情報センター)」なども行っている。そのとき弊害になっているのが、前述の「加害者支援に力をいれるとは何事か」という根強い世論だということもしばしば耳にする。筆者もどこかにわだかまりが残っていた気もする。だが、先の「再犯防止が被害者の願いでもある」という説明は、被害者中心主義の立場から触法少年の社会復帰、社会包摂支援を擁護する論理である。説得的に感じるがどうか。
その一方で気になる点も残った。「誤った」世論の状況を所与のものとみなしているようにも思われる点だ。筆者も実際にスタディツアーに参加したり、データを知るまでは多くの誤解を持っていた。少年犯罪や矯正教育については多くの誤った認識が散見される。メディアが興味本位やあやまった認識のこと報じることも少なくない。世論形成にあたってメディアの影響力はかなり大きい。それに対して、施設見学や現在の政策広報体制は少し貧弱にも思える。たとえばこのネット中心の時代において個別の少年院のホームページは設置されていないように見える。さしあたり誰がやるのかといった人員や業務上の課題を棚上げして言えば、概況や特徴、事業、催し物等が紹介されてもよいのではないか。それだけではなく、法務省や矯正局で世論の誤解を払拭できるような政策広報や訴求のための事業が行われてもよいのではないか。法務省の平成30年度予算を見る限り、そうした事業はあまり見当たらないようだ。矯正の過程を社会に開くことが重要だが、誤解だらけの社会の側をそのまま放置するのでは、その行き着く先が茨の道であることは容易に想像される。だとすれば、社会に対する介入もまた必要ではないか。
なお少年犯罪の現状や矯正教育をめぐる基本的な誤解等については、これまでも訪問のたびに書いてきたのでそちらも参考にしてほしい。「少年犯罪と社会復帰の「誤解」と「常識」をこえて」についてはデータについての誤解や少年院送致過程等についてまとめてあり、また「少年院法第18条と第40条」には最近の少年院法の変化とその背景について簡潔に説明している。
  • 少年院法第18条と第40条(西田亮介)- Y!ニュース
  • 少年犯罪と社会復帰の「誤解」と「常識」をこえてーー茨城農芸学院再訪(西田亮介)- Y!ニュース
  • 少年院と少年犯罪について(西田亮介)- Y!ニュース
  • 少年院からの社会復帰を阻む見えない壁――少年院送致決定後の高校退学措置は妥当か(西田亮介)- Y!ニュース
少年院送致になる少年の数は年間2000人程度と規模としても決して大きくはない。だが、困難を有する家庭や犯罪集団からの切断などの観点から施設収容でしかできないこともやはり存在する、そこに特化したいというやはり現地で伺った関係者の言葉が重くのしかかる。犯罪を根絶するため、さらにあやまちを犯したものもいつまでも社会から切断したままにしておくことはできないことからしても、どのように再び社会に受け入れるのかという議論を放置することはできない。育て上げネットによるスタディツアーはいつもそのことを想起させてくれる。育て上げネット、それから新潟少年学院等関係の皆さんに記して感謝します。

※追記
上記のようなエントリを書いたそばから、下記のような報道が。改めて社会に対する介入も必要に思える。
罪を犯した人の更生「協力したいと思わない」増加 内閣府調査 | NHKニュース

2018年11月20日火曜日

1年次から西田研に来ている藤田くんがまたしてもグローバルなコンテストで入賞。分野の異なるコンテストで幾つも入賞していて、将来が本当に楽しみ。他の東工大生や研究室の院生も彼の活躍とモチベーションに刺激を受けてほしい。

2018年11月15日木曜日

2018年11月14日AbemaNews「けやきヒルズ」コメンテーターでした。



2018年11月14日AbemaNews「けやきヒルズ」コメンテーターでした。大木さんとのコンビも少しずつハマってきたような気がします。LINE家計簿や入管法改正等々についてコメントしました。

LINEに新機能「LINE家計簿」が追加、ネットでは“個人情報”を不安視する声も|AbemaTIMES
https://abematimes.com/posts/5218152

2018年11月13日火曜日



全然ワイプ・アウトせず、確かに髪が濡れない。上手い。

2018年11月12日月曜日

2018年11月5日付朝日新聞朝刊フォーラム欄「憲法議論「煙たがられそう」 若い世代、興味ない?」にコメントを寄せました。

2018年11月5日付朝日新聞朝刊フォーラム欄「憲法議論「煙たがられそう」 若い世代、興味ない?」にコメントを寄せました。下記にデジタルでも公開されています。『民主主義』の復刻版「あとがき」などでも書いてきたような問題意識のアップデートです。

憲法議論「煙たがられそう」 若い世代、興味ない?:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASLBR5VF5LBRUWPJ00N.html




2018年11月8日木曜日

朝日新聞WEBRONZAに寄稿しました⇒「高まる日本人気? 中国人留学生の今どきの事情」

朝日新聞WEBRONZAに最近の留学生事情についてのエッセイを寄稿しました。

高まる日本人気? 中国人留学生の今どきの事情 - 西田 亮介|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/politics/articles/2018110500005.html

2018年11月7日水曜日

連合会長神津里季生氏、事務局長相原康伸氏のゲストレクチャーが東工大ニュースに掲載されました。

連合会長神津里季生氏、事務局長相原康伸氏のゲストレクチャーが東工大ニュースに掲載されました。広報部門が頑張ってくれたので、英語版もあります。そちらのほうが「いいね!」がたくさんついている模様です汗

連合会長神津里季生氏、事務局長相原康伸氏を招き「働き方改革」をめぐる特別講義開催 | 東工大ニュース | 東京工業大学
https://www.titech.ac.jp/news/2018/042768.html

RENGO trade union leaders provide sociology lectures | Tokyo Tech News | Tokyo Institute of Technology
https://www.titech.ac.jp/english/news/2018/042791.html

2018年11月6日火曜日

2018年10月24日AbemaNews「けやきヒルズ」コメンテーターでした。

2018年10月24日AbemaNews「けやきヒルズ」コメンテーターでした。大木さんとの二回目のコンビでした。

2018年11月5日月曜日

2018年10月29日NHK「クローズアップ現代+」VTRコメント

2018年10月29日NHK「クローズアップ現代+」でVTRコメントしました。前回出演が2015年で、まだ國谷さんが司会されていた頃のスタジオ出演なのでおよそ3年ぶりということのようです。

以下、書き起こしです。

なぜ起きた?弁護士への大量懲戒請求 | NHK クローズアップ現代+
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4200/index.html


2018年11月2日金曜日

毎日新聞 #政治プレミア 最新まとめ⇒「消費増税このタイミングでいいのか 馬淵さん「引き下げ論」深化に期待」


消費増税このタイミングでいいのか 馬淵さん「引き下げ論」深化に期待 | 西田さんのまとめ | 西田亮介 | 毎日新聞「政治プレミア」
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20181031/pol/00m/010/003000d

2018年10月31日水曜日

2018年10月20日TBSラジオ「蓮見孝之 まとめて!土曜日」コメンテーターでした。

2018年10月20日TBSラジオ「蓮見孝之 まとめて!土曜日」コメンテーターでした。今回はスペシャルウィークの登板だったようで光栄です。

2018年10月30日火曜日



Nishida, Ryosukeさん(@ryosukenishida)がシェアした投稿 -

30代に入った頃、京都に通勤したりする多忙さや、幾度かの怪我もあってサーフィンから足が遠のいていたのをわりと楽しく復帰させてくれてのが最近流行りのソフトボードで特に最近はソフトボードばかりだったけれど、最近改めてポリの板を引っ張り出してきた。浮力は桁違いに少ないけど、意外と乗れる。フィジカルにもう少し鍛え直したい。

2018年10月29日月曜日

国際公共経済学会の最新の学会誌に、サンスティーンの『命の価値』『シンプルな政府』の図書紹介を書きました。

国際公共経済学会の最新の学会誌に、サンスティーンの『命の価値』『シンプルな政府』の図書紹介を書きました。

西田亮介,2018,「キャス・R・サンスティーン,2018,『命の価値』勁草書房/同『シンプルな政府』NTT出版」『国際公共経済研究』29: 161-2.

ちなみに『シンプルな政府』は書籍の解説も書いています。

2018年10月27日土曜日

国立大学の授業料値上げを避けるために、安定的財源の拡充を。

東京藝術大学が授業料の値上げを発表した。先行した東京工業大学に次いで2例目である。
東京藝大、19年度から授業料20%値上げ 標準額上回るも「優秀な芸術家育てる」- ITmedia ビジネスオンライン
以下、東京藝大のサイトからの引用である。

1.授業料改定の時期・内容
 2019年度以降の学士課程および大学別科入学者、2020年度以降の大学院課程(修士課程・博士後期課程)入学者に係る授業料を、現行の年額535,800円から20%(107,160円)引き上げ、年額642,960円とします。
 これによる収入は、本学が世界の一流芸術大学と伍して行くための教育研究の高度化や、トップアーティスト育成の中核をなす「実技指導」の重点強化等に充当し、学生たちに還元します。
 ※ 2018年度以前に入学した学士課程および大学別科の学生、2019年度までに入学した大学院課程の学生については、当該課程に在学している期間は、2019年度以降も現在の授業料のままです。
2.学生の経済的支援の充実
 本授業料の引き上げにより教育の機会均等の確保が損なわれないよう、大学の自己収入などの財源を用いて、次の手当てを講じます。
 1. 引き上げ額を含めた授業料の減免の実施
 2.経済的な理由で修学困難な学生に対する「修学支援奨学金(給付型)」を新設
出典:教育研究環境整備のための授業料改定について

2019年度入学学生から授業料を9万9600円引き上げ63万5400円にする東京工業大とほぼ同内容といえる。なぜ、いま国立大学の授業料値上げが相次ぐのか。要するに、多くの国立大学で、企業も含めて多くの組織で最大の固定費である人件費と、文科省から配分される、使途の自由度の高い運営費交付金がクロスしかかっているからだ。国立大学の法人化以後およそ10年にわたって、運営費交付金が年間約1%ずつ削減されている。総額で10%程度削減されたことになる。また人件費についても退職教員のポスト補充中止、昇進停止、自動昇給中止、年俸制の導入、給与体系見直し、職員の削減と非正規職員の増加等が実施され、標準の研究費は多くの国立大学でいまも毎年削減が続いている。それでも運営費交付金削減に対応できなくなりつつあるので、いよいよ授業料値上げに踏み切らざるをえないということだ。文科省は国立大学の標準授業料の20%までの値上げを認めているので、今回ほぼその上限まで値上げしたということである。
だが、その効果は必ずしも効率的なものとは言い難そうだ。2018年10月25日付けの読売新聞朝刊は東京工業大の授業料値上げについて特集を組んで詳細を報じている。それによれば、「授業料値上げによる東工大の増収は年7億9000万円と見込まれ、学生の負担軽減策を差し引くと年約2億4000万円となる」ということである。授業料値上げ分の多くが学生の負担軽減策に割かれていることがわかる。直接的な大学の競争力向上に貢献する金額は、数百億円規模の東工大の年間予算を考慮すると必ずしも大きなインパクトとは言い難い。東京藝大についての詳細は報じられていないが、内容がほぼ同等であることから、大差ないものであろう。授業料値上げの負担軽減策は大規模な事務作業を生み出すとも予想できる。授業料の値上げが、実際にはどれだけ大学の競争力向上に貢献できるのかよくわからないとすれば、やるせない。据え置けるのであれば授業料を据え置いたほうがずっとよいだろう。来年は消費税増税も控えている。年額で従来と比べて約10万円の負担増は家計にとって嬉しいものではないことは自明である。
なお、政府や財務省からは研究費の総額は減っていないか、微増しているというメッセージがしばしば提示される。のみならず、さらに運営費交付金の柔軟運用をということさえ言われている。だが、よく知られているとおり、日本の労働法制のもとでは、柔軟な解雇や人事戦略は実現困難だ。これは大学のみならず、より市場に近い企業でさえ同様である。営利的性質の低い、つまり非営利組織である大学ならなおさら不安定財源で積極的に研究者や職員の雇用を行うというわけにはいかない。また補助金や期限付きの予算は厳格に使途が定められると同時に管理されており、とても大学のニーズにあわせた柔軟な活用はできない。大学は企業や営利法人ではない。そのことを思い出すべきだ。
実際、日本の大学の地位は全体で見れば、この間、世界のみならずアジアにおいても低下し続けている。家計収入は現役世代に限定してもほぼ横ばいで、学生の授業料の自己負担傾向も強まっている。国が国立大学の経営問題を国立大学の自己責任にして選択と集中政策を進めるしわよせはますます(将来の)学生と社会に向かいかねず、(国立)大学の競争力をも削ぎかねないものである。これまで「禁じ手」とされてきた授業料値上げに比較的余裕がある大学から踏み切ったことで、今後、より深刻な状況にある他の(とくに地方の)国立大学でも検討されていくものと考えて不思議はない。国立大学の状況と選択は大学人の一人として理解できるが、やはり社会や家計を考えると決して好ましいとは思えないのである。大学の世界的な競争力強化と学生負担の低減の両立のためには、古典的なヒモ付き補助金や文科省の強固な大学に対する規制の見直しと並行させた安定的財源の拡充か、せめて現状維持、削減停止が不可欠だ。
2019年版QSアジア大学ランキングが公開。日本の大学の地位をどう読むべきか。(西田亮介)- Y!ニュース
日本の大学に統廃合は本当に必要か?(西田亮介)- Y!ニュース
なぜ日本の大学政策は国内外からの指摘にもかかわらず運営費交付金削減と競争的資金政策に拘り続けるのか(西田亮介)- Y!ニュース
国立大学の現状についての基本的な4つの誤解について(西田亮介)- Y!ニュース