2014年5月30日金曜日

「インターネットは政治を変えるか?――立命館大、毎日新聞共同研究が明らかにした可能性」資料

昨日の毎日新聞社メディアカフェでの講演資料をアップしました。

西田亮介,2014,「インターネットは政治を変えるか?――立命館大、毎日新聞共同研究が明らかにした可能性」@毎日新聞社メディアカフェ(2014年5月29日).


20140529毎日新聞社メディアカフェ講演「インターネットは政治を変えるか?―立命館大、毎日新聞共同研究が明らかにした可能性」 from Nishida Ryosuke

※6月1日追記
毎日新聞社関連記事

毎日メディアカフェ:ネット選挙の影響を分析 立命館大・西田准教授が講演 /東京 - 毎日新聞
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140530ddlk13040223000c.html

当日のまとめ
(※ただし、自分ではおそらくは用いない用語や、省略が入っていたりするので、全体の流れを知るというところでご理解いただきたく思います)

インターネットは政治を変えるか?−−立命館大、毎日新聞共同研究が明らかにした可能性 14.05.29 in毎日メディアカフェ  - Togetterまとめ
 http://togetter.com/li/673645 

2014年5月28日水曜日

『ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容』要約

ぼくが担当する大学院の課外初年次教育ゼミ(Graduate+Rゼミ)で行っている書籍紹介プレゼンで、自著『ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容』(2013、東洋経済新報社)を取り上げました。コンパクトに拙著の内容を取りまとめたような気がします。




2014年5月27日火曜日

【藤代裕之×西田亮介】ジャーナリズムに「釣り」タイトルは必要か? #JCEJ

藤代さんとの偶発的な衝突、ではなくプロレスを、工藤郁子さんにまとめていただきました。いや、結構ガチですが、ざっと読みなおしてみると、大事な話な気もするので、貼っておきます。

【藤代裕之×西田亮介】ジャーナリズムに「釣り」タイトルは必要か? #JCEJ - Togetterまとめ http://togetter.com/li/672321 @togetter_jpさんから

2014年5月26日月曜日

6月13日刊行の工藤啓さんとの共著『無業社会――働くことができない若者たちの未来』の予約が始まりました。

若年無業者支援の先駆者として知られるNPO法人育て上げネットの代表理事工藤啓さんとの共著が6月13日に発売になります。Amazonでの予約も始まりました。『若年無業者白書』に次ぐ、工藤さん、育て上げネットとのプロジェクト第2弾になります(第3弾(?)についても進捗しており、同書発売と同時期にはお知らせできるのではないでしょうか)。ぼくにとっては、新しい分野への挑戦ですが、よく考えてみれば、日本の社会システムを前提としながら、情報技術の利活用とガバナンスの提案という観点でいえば、まったく無関係というわけでもありません。どうぞよろしくお願いします。


2014年5月25日日曜日

田原総一朗『日本を変える! 若手論客20の提言』(潮出版社)に参加させていただきました。

田原総一朗さんの対談集に参加させていただきました。昨年、収録したネット選挙についての対談(「『ネット選挙』解禁が政治にもたらすもの」)を再録したものになります。






2014年5月24日土曜日

5月30日「政治分野におけるソーシャルメディア戦略~Facebookを活用した政治コミュニケーションについて国会議員、有識者が議論~」

来週金曜日のパネルディスカッションです。数年前に、デジタルハリウッド大学の大学院で非常勤をやってたことがあるので、ちょっと懐かしいですね。

(以下、http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000755.000000496.htmlより引用)
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デジタルハリウッド大学大学院では、本学のメディアサイエンス研究所「杉山知之研究室」主催による、「政治分野におけるソーシャルメディア戦略」をテーマとした公開フォーラムを5月30日に開催します。

本フォーラムでは、現職の国会議員、Facebookの公共政策担当責任者、インターネット選挙運動の研究者らが登壇し、Facebookを活用した政治コミュニケーションについて議論を行います。
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 日本初の株式会社による専門職大学院として、開学10周年を迎えるデジタルハリウッド大学大学院では、本学・メディアサイエンス研究所「杉山知之研究室」主催による、「政治分野におけるソーシャルメディア戦略」をテーマとした公開フォーラムを5月30日に開催致します。

 本フォーラムでは、現職の国会議員、Facebookの公共政策担当責任者、インターネット選挙運動の研究者らが登壇し、Facebookを活用した政治コミュニケーションについて議論を行います。

 今回、登壇をする河野太郎衆議院議員と平将明衆議院議員は、Facebook上でライブチャットを行う Q&Aセッションを利用しています。Facebook Q&Aセッションは有権者とのコミュニケーションツールとして、アメリカではオバマ大統領をはじめ多くの政治家に利用されています。日本では、今年1月に初めてのセッションが行われ、利用する政治家が増えてきています。

 杉山知之研究室では、次世代のデジタルコミュニケーションをテーマに研究活動を行っており、政治分野に関する領域では、国内外の事例研究や、ソーシャルビッグデータの解析、インターネット選挙運動の検証などをしてきました。本フォーラムにおいては、Facebook Q&Aセッションを事例にディスカッションを行うことによって、政治分野でのネットの利活用を加速させることを目指しています。


【登壇者】

■パネリスト(五十音順・敬称略)

河野太郎(衆議院議員、自民党副幹事長)
平将明(衆議院議員、自民党副幹事長)
東海由紀子(昭和女子大学客員教授)
西田亮介(立命館大学特別招聘准教授)

■モデレーター

高橋伸太郎(デジタルハリウッド大学研究員)


【開催概要】

■日 時:2014年5月30日(金)19:00~20:30(開場18:30)
■会 場:デジタルハリウッド大学大学院 駿河台キャンパス 駿河台ホール
    (住所)千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア3F
■定 員:100名
■費 用:無料
■対 象:一般公開
■主 催:デジタルハリウッド大学 メディアサイエンス研究所 杉山知之研究室

【お申し込み】
下記の申し込みフォームよりご登録ください。
Facebookページ
https://www.facebook.com/events/638906159518253/

■デジタルハリウッド大学院:http://gs.dhw.ac.jp/
デジタルを用いてイノベーションを興す人材を育成する専門職大学院。
株式会社による日本初の専門職大学院として2004年4月に開学。
ビジネス・クリエイティブ・ICTの各分野の知識と能力を身につけ、融合できる「次世代のプロデュース人材」を開発。
修了時にはこれらの能力を証明する学位「DCM(デジタルコンテンツマネジメント)修士」を授与。
修了生の多くが新しい力を持つプロデューサー、ディレクター、起業家として各産業界で活躍中。
今春、設立10周年を迎えた。

2014年5月22日木曜日

「ジャーナリストキャンプ2014 in 高知」の成果第2弾:「消える集落」を救う夢のエネルギー 岐路に立つ「ゆずの村」の決断は?

デスク役として参加していた、「ジャーナリストキャンプ2014 in 高知」の成果第2弾が公開されました。朝日新聞社の武井宏之さんの記事です。さすがベテラン記者だけに筆力、構成は読ませますね。

「消える集落」を救う夢のエネルギー 岐路に立つ「ゆずの村」の決断は? http://huff.to/1lHVaQP

第1弾の、Yahoo!ニュースの苅田さんの記事はこちら。

「自治体消滅」時代が来る 子育て満足度1%の「元・保育王国」で見えた再生のヒント http://huff.to/ROC7f3

2014年5月21日水曜日

【学振と戦う院生・PDのみなさんへ②】

各大学で、学振の学内修正期間に突入しているかと思います。業務で、大量にチェックしているので、Tips第2弾まとめ。ツイートもかなり大量にRT、ふぁぼしていただいていますが、わりと基本編なので、要チェックです。

【学振と戦う院生、PDのみなさんへ】学振書類作成のTips
http://ryosukenishida.blogspot.jp/2014/05/pdtips.html

学振、科研は、研究者でいるかぎり、フォーマットが生涯ついてまわるので、自分もそうですが、早く的確に攻略したいものです。

注:派生型を付け加えておくと、「再検討」「位置付け直す」「定位する」等があります。これらの表現を使うときには、必ず、どのように再検討して、その結果、何が期待できるのかを一言添えるだけで、印象が大きく変わります。


注:たとえば、「3つの視点から検討する」ときの、この3つはどのように選択されたのか、3つの視点はどう関係しているのか、という意味ですね。






2014年5月19日月曜日

2014/05/29(木)18:30-20:00 インターネットは政治を変えるか?―立命館大、毎日新聞共同研究が明らかにした可能性

下記、講演を行います。ひさびさの東京でのオープンな講演でもあります。
https://mainichimediacafe.jp/eventcal/#l41より引用)

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2014/05/29(木)18:30-20:00
インターネットは政治を変えるか?―立命館大、毎日新聞共同研究 が明らかにした可能性

毎日新聞と共同でネット選挙の分析している西田 亮介・立命館大学大学院特別招聘准教授が講演します。ツイッターなどSNSのビッグデータの分析から政治のどんな部分が見えてくるのか、ネット選挙により政治はどう変わっていくのかを語ります。

■開催概要
開場 18:00 開演 18:30
終演 20:00 定員:40名

予約フォーム
https://mainichimediacafe.jp/eventcal/entry/

2014年5月18日日曜日

映画『MONSTERZ モンスターズ』



公式サイトはこちら。
http://wwws.warnerbros.co.jp/monsterz-movie/index.html

しばらく前にマスコミ試写をもらったので、しばらく前に観てきた。豪華スタッフ陣、豪華製作陣なのに、かなり残念な一作であった。ネタバレになるので書かないけれど、キャラの設定に、(論理的に)矛盾があり過ぎる。「その設定が、そこで用いられるなら、そうは展開できないのでは」というところが随所に出てくる。しかし、その設定に支えられたストーリー展開が続くため、気になって仕方なかった。あと、その設定が用いられるときのBGMも単調で気になった。あと、人がストーリーと関係なく死にすぎ。間違って、デートで見に行ったら、普通に気分が悪くなってしまうと思う。エンタメと前衛作品の両方を微妙に狙った結果、どっちつかずになってしまったのでは。

普通に、近日公開作品になってた『るろうに剣心』の続編が楽しみです。

a few days ago..


昼間なら、3mm。風が弱ければシーガルでも良さそうですね。

2014年5月16日金曜日

「ジャーナリストキャンプ2014 in 高知」の成果第1弾が公開:「子供は減るが保育ニーズは増大 働く女性に支えられた「元・保育王国」の現在」

デスク役として参加していた、「ジャーナリストキャンプ2014 in 高知」の成果第1弾が公開されました。Yahoo!ニュースの苅田伸宏さんの記事です。苅田さんは、ぼくのチームにいらっしゃったのですが、以前は毎日新聞社で記者経験をお持ちなだけに、読み応えのある記事に仕上がっています。

「子供は減るが保育ニーズは増大 働く女性に支えられた「元・保育王国」の現在」
http://www.huffingtonpost.jp/jcej/post_7567_b_5310208.html

また、これもなかなかユニークな試みなのですが、記事の執筆裏話のようなものを、苅田さんのFacebookで公開していらっしゃいます。ジャーナリスト志望の方や、興味がある方は一読してみては、いかがでしょうか。

苅田さんのFacebook
https://www.facebook.com/nobuhirokarita

こちらには、JCEJの藤代さんのゼミのキタムラさんによる、苅田さんへの密着ルポも。

「キタムラ」Yahoo!オシャレおじさまの虜になる ジャーナリストキャンプ2014・学生密着ルポ - 日本ジャーナリスト教育センター / Japan Center of Education for Journalist (id:jcej)
 http://d.hatena.ne.jp/jcej/20140516/1400228614

2014年5月14日水曜日

【学振と戦う院生、PDのみなさんへ】学振書類作成のTips

時期的に、おそらく学振関連の書類と戦っている院生のみなさんは少なくないと思います。この数年、業務で、個別対応しています。ごくごく基本的な事項ですが、注意点をいくつかツイートしたら、結構なかずRTされていったので、こちらにもTipsとしてまとめておきます。各大学で、まずは学内締切が近づいていると思いますが、追い込み頑張ってくださいね。研究者としてやっていくなら、科研費の書類もほぼ同様のフォーマットなので、原則、生涯このフォーマットと格闘することになりますので。











地域社会圏と日本のリデザイン――住まい、コミュニティ、地域

2013年11月22日に、大阪大学中之島キャンパスで行った同名シンポジウムをもとにした報告書が完成した模様です。地域を巡って、実に多様な分野の論者が議論を戦わす、知的に楽しいシンポジムだったことを記憶しています。コーディネータの松行先生はじめ関係のみなさまにおかれましては、ご尽力いただきありがとうございました。

山本理顕,石川健治,新雅史,仲俊治,西田亮介,松行輝昌.2014,『地域社会圏と日本のリデザイン――住まい、コミュニティ、地域』大阪大学学際融合教育研究センター.


2014年5月11日日曜日

jwave prime factor「5/10は「アベノミクス第三の矢:成長戦略の具体案を考えよう」

5月10日に、jwave prime factor「5/10は「アベノミクス第三の矢:成長戦略の具体案を考えよう」に電話出演しました。

成長戦略ですが、基本は給与が増えて、消費が活性化することだと思うので、中小企業振興と、介護の高付加価値化(を通じた、業界の給与水準の改善)に言及しました。

起業家支援がしばしばいわれていますが、よく考えると、イノベーションが生じることが本質なわけで、そのプロセスが人からなのか、組織からなのかは、どちらでもよいわけで、日本の場合、たとえば事業所数を見ても、開業率と廃業率に注目しても、結局量的な意味での「起業ブーム」はとても生じているとはいえないので、起業家育成よりも組織からのイノベーション創出に注力したほうが良いのではないかという提案(≒思いつき)でした。

介護は、社会保障費の少なくない部分を占めており、今後需要が増大することがほぼ決っているにもかかわらず、追加で国が公的支出をこの領域だけ増大させ続けることには限界があるので、介護は介護で極力自律し、多様なニーズに対応できる形態を模索し、介護業界の雇用水準の改善が必至だろう、と。あと、法人格ごとの格差の是正は必須ではないか、とも思います。特定の法人が非課税かつ内部留保も蓄積しているという実態は改善の余地があるのではないか、とも、

2014年5月5日月曜日

「憲法から考える国のかたち —— 人権、統治、平和主義」小林節×ゲンロン憲法委員会(境真良+西田亮介+東浩紀)

「憲法から考える国のかたち —— 人権、統治、平和主義」小林節×ゲンロン憲法委員会(境真良+西田亮介+東浩紀)

5月3日の憲法記念日に、上記イベントがあり、司会兼任でした。
90年代から、改憲の議論を主導してこられた小林節先生をお迎えしての議論でした。
イデオロギーではなく、「道具としての憲法」という観点から、あえて用意しておいた対立するかに思われた論点も、超克の道筋を多数示していただき、大変有意義な議論でした。

(憲法を考える:中)草案に宿る「素人」の志 - 朝日新聞デジタル http://t.asahi.com/enf6

ニコ生アーカイブはこちら→
http://live.nicovideo.jp/watch/lv174862807

電子書籍版憲法2.0→


関連論考を含む、『日本2.0』→




2014年5月2日金曜日

ナレッジコモンズの昨今の潮流とその意味


20140423関学シンポ資料 from Nishida Ryosuke

2014年4月23日に、関西学院大学の社会学部新校舎の記念シンポジウムの講演資料です。

西田亮介,2014,「ナレッジコモンズの昨今の潮流とその意味」@関西学院大学社会学部シンポジウム「社会学におけるピアエデュケーションの現在と未来」(2014年4月23日).

・パネルディスカッション「社会学におけるピアエデュケーションの現在と未来」
  キースピーカー 西田亮介(立命館大学)
          鈴木謙介(関西学院大学)
  コメンテーター 稲増一憲(関西学院大学)
          大岡栄美(関西学院大学)
  司 会     高原基彰(関西学院大学)

HOME|KG News 2014年4月|社会学部 新校舎開設記念行事を開催 http://www.kwansei.ac.jp/news/2014/news_20140423_009069.html