2014年12月31日水曜日

2014 衆院選:イメージ政治の時代――毎日新聞×立命館大「インターネットと政治」共同研究

2014年の衆院選の、毎日新聞社との共同研究のまとめサイトを発見。これまで個別記事のリンクしかなかったような気がするので、これは嬉しい。

一般的には有権者の関心の乏しい解散と選挙だったものの、世論調査とネット分析に有権者の政治に対する喜怒哀楽に関する項目を導入できたことと、そこから得られた知見は大きな収穫だった。ちゃんと取りまとめたい。


2014 衆院選:イメージ政治の時代――毎日新聞×立命館大「インターネットと政治」共同研究(その6) - 毎日新聞
http://senkyo.mainichi.jp/47shu/analyze/06.html

2014年の学術的な仕事たち(除く、国内学会報告と商業誌掲載原稿等)

2014年の学術的な仕事たち(除く、国内学会報告や商業誌掲載原稿等々。都度、このブログにアップしているのだけど、単に2014年内というキリのいい時期に集計しきれなかっただけなので、年度内にちゃんとまとめます。2013年度までのほぼ完全な業績一覧はこちら)。

...なんとか学位は取得できたものの、しかし今年は単著出せなかったことが悔やまれる。

博士(政策・メディア)(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科、2014年11月4日)

(共著)
工藤啓・西田亮介,2014,『無業社会 働くことができない若者たちの未来』朝日新聞出版.

(分担執筆)
西田亮介 ,2014,「情報社会と日本のネット選挙」公文俊平・大橋正和編『情報社会のソーシャルデザイン――情報社会学概論Ⅱ』NTT出版,237―53.
西田亮介,2014,「ソーシャルメディア時代のジャーナリズムの変容とその課題――『メディア間の対立の融解』と『信頼の自明性の喪失』という視点から」遠藤薫編『間メディア社会の<ジャーナリズム> ソーシャルメディアは公共性を変えるか』東京電機大学出版会,124−38.
西田亮介,2014,「『ネット選挙』解禁が政治にもたらすもの」田原総一朗編『日本を変える!若手論客20の提言』潮出版社,191−202.
西田亮介,2014,「ソーシャル・エンタプライズの登場と背景」鈴木良隆編『ソーシャル・エンタプライズ論――自立を目指す事業の革新』有斐閣,25-44.
西田亮介,2014,「現代のソーシャル・エンタプライズ」鈴木良隆編『ソーシャル・エンタプライズ論――自立を目指す事業の革新』有斐閣,46-62.

(査読付き論文)
西田亮介・小野塚亮,2014,「2013年参院選における三宅洋平候補の情報発信の分析――『応答と情報の媒介』戦略と『共感』の視点から」『国際公共経済研究』25: 107-15.
小野塚亮・西田亮介, 2014, 「ソーシャルメディア上の政治家と市民のコミュニケーションは集団分極化を招くのか―Twitterを利用する国会議員のコミュニケーションパターンを事例に」『情報社会学会誌』9(1): 27-42. (優秀論文賞 情報社会学会 2014年5月24日)
小野塚亮・西田亮介,2014,「ソーシャルメディアにおける政治家と市民のコミュニケーションパターンの分析 ――市民の対人ネットワークに政治家が組み込まれる新しいメディアの登場」『政策情報学会誌』7(1): 49-60.

(国際学会報告と国際学会活動)
R.Nishida, 2014, “How Did the Online Election Campaign Change the Election of Japan?,”2014 ASIAN Network for Public Opinion Research ANNUAL Conference, TOKI-Messe, Niigata, Japan, 29, Nov.

Session Organizer: Has Public Opinion Research Helped Sustain Representative Democracy in Asia? (2), 2014 ASIAN Network for Public Opinion Research ANNUAL Conference, TOKI-Messe, Niigata, Japan, 29, Nov.

R.Nishida, 2014, "Japan’s 'Workless Society' Why are young workless people becoming a social issue in Japan, a country with a low unemployment rate?,"SEAS Seminar, The University of Shefield, UK, 11, November, 2014.

R. Nishida, 2014, "Online Election Campaigns and Digital Democracy in Japan", PUBLIC SEMINAR, The Japan Foundation, London, 10, Nov. 2014.

R.Nishida, 2014, "Realities of Young Unemployed and Their Daily Life in Japan: From the Experience of Making 'Jyakunenn-Mugyosha Hakusho,'" East Asian Junior Sociologists Forum 2014, Pacifico Yokohama, Yokohama, July 13, 2014.

니시다 료스케(西田亮介), 2014, 일본 니트의 주요 요소 분석(日本若年無業者分析), 韓日青年ニートの比較フォーラム「孤立の原因と自立の糸口」2014年 6月 25日, 韓国ソウル市「青年ハブ」. 

2014年12月30日火曜日

統一地方選挙におけるネット選挙とその展望/西田亮介」


12月18日発売。「統一地方選挙におけるネット選挙とその展望/西田亮介」→ 公職研:月刊『地方自治職員研修』2015年1月号

http://www.koshokuken.co.jp/chihoujichi/kenshu4801.html


2014年12月29日月曜日

大英博物館













閑話休題。タブレットの写真をチェックしていたら、11月に国際交流基金のスポンサードで、古市憲寿さんとイギリスに講演&視察ツアーにいったときの大英博物館の写真が出てきた。随所で寄付の箱が置いてあるのだけど、基本的には無料で、ずっといられる。7年前には時間がなくて、少ししか回れなかったけど、今回は2日かけてかなりじっくり見られたのだった。見事に撮り損ねているけれど、一番気に入ったのは、時計の歴史の展示。産業化の発展とともに発展してきた歴史的な時計だが、かなり古いものも含めて、現在も時を刻み続けている。日本展の展示の位置(経路から外れた、階上の隅っこ)も何かを示しているようで興味深い。








2014年12月27日土曜日

SFCの大掃除第1弾






今年、博士学位をもらって、SFC研究所の上席研究員(訪問)も今年度で終わったので、いよいよSFCに置き去りになっていた(主に)書籍群をお片付け。後輩某氏に手伝ってもらうなど。懐かしい、学部時代にお世話になった先生にお目にかかって、「おめでとう」と握手いただくなど、古巣はすべてが懐かしい限り。

しかし、だいぶ片付けたものの、一回で到底片付くはずもなく、あと1、2回は必要といったところ。いろいろと高そうな書籍とかが発掘されたのだけど、やはり何年も使っていないものは、またしばらく必要ないだろうということで、思い切って廃棄。いるものは、そのうちまとめて京都へ送る。しかし衣笠の研究室にも相当書籍があるのだけど、そこを引き払うときはどうするのだろう、などという恐ろしい考えが頭をよぎる・・・

写真は院生時代の住処だったτ館。

2014年12月26日金曜日

社会学系コンソーシアム第7回シンポジウム「現代の雇用危機を考える」2015年1月24日(土) 14:00~17:00@日本学術会議講堂


日時:2015年1月24日(土) 14:00~17:00

会場:日本学術会議講堂(東京メトロ千代田線「乃木坂駅」5番出口より徒歩1分)

【報告】

宮本みち子(放送大学副学長・日本家族社会学会・日本学術会議連携委員)
「地方圏における若年不安定就業者—親からの自立をめぐる諸相—」

渡辺深(上智大学教授・日本社会学会)
「転職とネットワーク」

樫村愛子(愛知大学教授・日本社会学理論学会)
「ネオリベラリズム社会におけるマネジメント・イデオロギー」

今野晴貴(NPO法人「POSSE」代表理事・一橋大学大学院博士課程在籍・日本労働社会学会)
「若年雇用の変容と政策・制度の機能不全−労務管理戦略の変質を中心に−」

西田亮介(立命館大学特別招聘准教授・日本社会学会)
「無業社会の問題系—若年無業者とその支援の現状から—」

【討論者】
橋本健二(早稲田大学教授・関東社会学会)
堅田香緒里(法政大学専任講師・日本社会福祉学会)

【オーガナイザー・司会】
遠藤薫(学習院大学教授・社会情報学会・日本学術会議会員)
小谷敏(大妻女子大学教授・日本社会学史学会)

お問合わせ:社会学系コンソーシアム事務局

連絡先:socconsortium@socconso.com (ご連絡の際は@を半角に変えてください)

参加費・事前申し込みは不要です。

2014年12月24日水曜日

野党はどこへ向かうのか――民主党と維新の党の衆院選後の対照的な姿勢

2014年の衆院選が終わって、与党はほっと一息といったところかもしれないが、息つく暇もなく、次の激変が迫っている。党首が落選の憂き目にあった民主党は、代表選。維新の党は、橋下共同代表の代表辞任である。

民主党代表選挙の実施について(公告)
http://blogos.com/outline/101562/

橋下代表辞任:都構想集中に地元歓迎 他党は「話題作り」- 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20141224k0000m010116000c.html

民主党は、代表選も良いが、これはあくまで内輪のゲームに過ぎない。有権者の大半は、投票できないからだ。それよりも、代表選後、いち早く旗幟鮮明にできるかに注目したい。ここでいう旗幟鮮明とは、諸政策について、党内で合意を形成し、それを基軸にして、有権者に一丸となって訴求することである。民主党への合流から、随分歳月が経ったが、やはり、このあたりの脆弱さは、選挙にも影響している可能性が高い。

衆院選のマニフェストも、解散が急だったこともあるが、安倍内閣に対する否定形で書かれたものが全面に出過ぎていた。

2014年衆院選民主党マニフェスト
http://www.dpj.or.jp/global/downloads/manifesto20141202.pdf

民主党は解散前よりも議席数を伸ばしたという見方もできなくはないが、公示前には「せめて100」という見方が党内からあったことを思い出すと、やはり有権者はまだ民主党自身が思うほどには民主党に対する信頼を回復させてはいない。

民主党の議席「せめて100くらい」 枝野幹事長が目標示す
http://www.huffingtonpost.jp/2014/11/29/democratic-party-100_n_6242118.html

今回、蓮舫氏が代表選に立候補をTwitterで表明するなど、面白い動きがあることも確かで、かつて透明性の確保や事業仕分け、非営利組織活性化のために寄付税制の改革などに取り組んだ経緯もある。


これまでの成果と失敗を腑分けして、再挑戦を有権者に周知できるかが問われている。言い方を変えれば、代表選を経てもなお、政策を明確に、かつ建設的なものにできなければ、さすがに有権者の失望を買うのではないか。

他方、維新の党の動きは大変興味深い。一見、話題作りのようにも見える橋下氏の代表辞任だが、もう少し意味がありそうにも見える。維新の党は、苦戦が予想されながら、公示前の42議席から、1議席減らしたに留まった。またもう1人の共同代表江田憲司氏は結いの党から合流した直後だったが、従来同様、地元神奈川8区で勝利した。さらに次世代の党が議席を大きく減らしたことなどを見ても、過激な論調が現状、有権者のポジティブな印象形成に貢献していないことも明白だ。そのなかで、過激なイメージをもつ橋下氏らが後景に退き、江田氏を全面に出すというのは、統一地方選を念頭に置くと、有権者の印象形成という点ではとても興味深い。良い意味でも、悪い意味でも、維新の党は、個々の議員の党に対するロイヤルティも高いように見える。マニフェストを見ると、改革と経済成長、行革(特に社会保障改革)を前面に出しながら、女性の活用や子育ての重視などにも気を配っている様子が伺える。

維新の党 2014年衆院選マニフェスト
https://ishinnotoh.jp/election/shugiin/201412/pdf/manifest.pdf

これはかつて、一時期の民主党も打ち出そうとしていたリベラル+経済成長の路線だが、維新の党は、本家の民主党よりも先に野党勢力結集に邁進するのかもしれない(民主党よりは行政改革・経済成長+リベラルというニュアンスではある)。内向きの民主党と、着々と対外的なアプローチを積み重ねる維新の党。異なった路線を歩もうとしているが、統一地方選もそれほど遠い未来の話ではない。

2014年12月19日金曜日

2014年12月5日の『信濃毎日新聞』にコメント掲載されました。


2014年12月5日の『信濃毎日新聞』にコメント掲載されました。地方紙のみなさんからも、今回ネット選挙に関して、たくさん問い合わせを受けました。来年には統一地方選もありますし、重要な論点です。




2014年12月18日木曜日

印象(イメージ)と選挙

 2014年の衆院選が終わった。自民党291議席、公明35議席、民主73議席を獲得した。この数字は公示前と比較して、自民党は4議席減、公明4議席増、民主党は11議席増だが、有権者の印象はどうか。
 数字だけみると、民主党は議席数を大きく伸ばしている。だが、実態に反して「民主党躍進」という印象(イメージ)を持つ人は少ないのではないか。
 複合的な要因が考えられる。党首の落選、首相経験者の苦戦に加えて、そもそも解散が首相主導で突発的に行われた。解散の理由として、アベノミクスの是非を問うことを挙げることで、リーダーシップを印象づけた。
 だが、今回の毎日新聞社との共同研究でも明らかになったように、実際の選挙戦では、与党候補者は地上戦でも、そしてネットでも「アベノミクス」という文言を直接用いることを避けていた。投開票日翌日の新聞各紙の1面も、与党の動向を中心に報じた。
 有権者は、どのように感じていたのだろうか。今回、世論調査、えらぼーと、Twitter分析を横断して、有権者の政治に対する印象を問う設問を設けた。有権者は解散前の政治に「イライラ」を感じるという回答がもっとも多かった。ところが、いら立ち・悲観層、無感情層含め、安倍内閣を支持するという回答がもっとも多い(約3割)という結果を示した。野党は有権者のこのような感情の受け皿になるとは見なされていなかったのである。
 選挙と政治において、印象とそのマネジメントが重要な要素になろうとしている。2000年代前半から、選挙に「パブリック・アフェアーズ」という有権者の共感を獲得する手法が取り入れられてきた。政治による動員の手法は高度化している。
 ネットの普及や政治の共感獲得技術の高度化に伴って、有権者の印象は、政策と並んで、場合によっては、それ以上に、選挙や政治に影響を与える存在になろうとしている。政策とともに、イメージ政治を読み解き、実態をデータとともに提示し、有権者の政治理解を支援する作業が重要になろうとしている。
 極端な議論が支持を集めることも多いネットと、2013年のネット選挙運動の解禁も、イメージ政治を後押しする。今回の衆院選は、はじめてネット選挙が解禁された衆院選だった。だが、Twitterでは与野党の候補者が、従来同様、街頭演説の場所などを告知するに留まっていて、ネットの双方向性を活かしてはいなかった。また各政党に対する取材からも、準備期間が乏しく、党としての取り組みを用意できなかったこと、地方では注力する余裕がなかったことなどが明らかになった。
 投票率は52.66%。戦後最低の数字を記録した。残念ながらネット選挙解禁前に期待されたような投票率の向上や、有権者と「政治」の議論は顕著になっていない。拙著『ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容』(東洋経済新報社)や『ネット選挙とデジタル・デモクラシー』(NHK出版)で指摘してきたように、日本のネット選挙は、双方向の議論を促すように設計されておらず、「理念なき解禁」であった。
 もし有権者と政治の対話を促進したいのであれば、公選法の文書図画の細目を論じるだけでは不十分だ。そもそもネット選挙に限らず、日本の選挙制度は、そのような選挙のあり方を十分には考慮して設計されていない。公選法全体を再検討するのみならず、関係する放送法、政治資金規正法なども含めた議論が必要だ。

衆院選:「いらだち」民意漂流 本紙・立命館大ネット検証 - 毎日新聞

毎日新聞社さんとの衆院選の振り返りです。本日の政治面に掲載されているようです。

衆院選:「いらだち」民意漂流 本紙・立命館大ネット検証 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/feature/news/20141218mog00m010002000c.html

2014年12月17日水曜日

「票入れるとこ、なくない?」 明確な争点なく棄権増 - 朝日新聞デジタル

朝日新聞の12月16日版にコメント掲載されたようです。イメージ政治の話とも関係します。

「票入れるとこ、なくない?」 明確な争点なく棄権増 - 朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASGDH76BZGDHUTIL04W.html

2014年12月15日月曜日

2014年12月16日(火)20時〜@SFC 「システム/仕組みから考える創造塾」


明日の20時〜@SFCです。政策・メディア研究科の後輩で、最近はモクチン企画で、建築界隈でも頭角を現してきた連勇太朗くんのコーディネーションの企画です。

申し込みはFacebookから。
https://www.facebook.com/events/347688128747406/?ref_dashboard_filter=upcoming

ポスターでは、19時〜になっているけど、ぼくのスケジュール的にも、Facebookでも20時からということになっているはずです。

2014年12月14日日曜日

政治的分水嶺としての2014年衆院選

ポリタスに寄稿しました。今後の政治日程から、今回の選挙の位置付けを逆算してみました。

【総選挙2014】政治的分水嶺としての2014年衆院選(西田亮介) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
http://politas.jp/articles/305

日本の政治は双方向が嫌い?

コメント使っていただいています。なぜ、日本の政治には、ネットも、ネット以外も双方向性がないのか。これまで著作や論文で書いてきたような内容です。

(ネットを歩く:2)日本の政治は双方向が嫌い? - 朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASGDF4H50GDFULZU001.html

2014年12月13日土曜日

『代ゼミジャーナル』


 『代ゼミジャーナル』に、しばらく前に受けたインタビューが掲載された模様。

2014年12月12日金曜日

朝日新聞社選挙報道キャス



朝日新聞社の選挙企画で、「ネットと政治」に関して、ツイキャスを使った公開取材(?)を受けました。いずれ、Web、場合によっては紙面も含むコンテンツになるのだとか。


2014年12月11日木曜日

【わっしょい!×毎日新聞】国民感情データ大分析!総選挙2014


今晩の、久々のニコ生楽しかったです! 七尾さんに、久々にお目にかかれて光栄でした。

タイムシフトもこちらから
【わっしょい!×毎日新聞】国民感情データ大分析!総選挙2014
http://live.nicovideo.jp/watch/lv202169362

2014年12月10日水曜日

12月14日にTVKの選挙特番でコメンテータをします。

12月14日にTVKの選挙特番でコメンテータをします。
ハッシュタグを使ってみたり、いろいろな工夫があると聞いています。
なかなかの力の入れようですね。
神奈川には10年ほど住んでたので、楽しみです。

http://www.tvk-yokohama.com/company/release/141208_1.pdf より引用)
−−−
よる9時30分~翌15日(月)深夜1時
第2部「衆院選2014 神奈川から考える 私たちの未来」

第2部
MC 三崎 幸恵(tvkアナウンサー)、トーマス・サリー(tvkアナウンサー)
解説 橋詰邦弘(共同通信編集・論説委員)

ゲスト:
西田亮介(社会学者・立命館大大学院准教授)
山崎亮(コミュニティーデザイナー東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科教授
安藤美冬((株)スプリー代表/ノマドライフ実践者)
−−−
TVKのリリース(PDF)→
http://www.tvk-yokohama.com/company/release/141208_1.pdf

2014年12月6日(土)朝日新聞大阪本社版夕刊コメント




2014年12月6日土曜日付け、朝日新聞大阪本社版夕刊にコメントしました。

2014年12月9日火曜日

認定NPO法人育て上げネットフェロー


盟友、工藤啓さんが理事長をつとめる若年無業者支援を広く手がける認定NPO法人育て上げネットのフェローになりました。とはいえ、別に何か経済的関係があるわけではなく、これまで『若年無業白書』や『無業社会』を作ってきたリレーションが明示的になったということだと思います。




2014年12月8日月曜日

国際公共経済学会 第29回研究大会「『2020年のオリンピック/パラリンピックと情報社会』」

12月13日国際公共経済学会 第29回研究大会@関西学院大学西宮上ノ原キャンパスのセッション「『2020年のオリンピック/パラリンピックと情報社会』」の座長をします。

関西学院大学西宮上ケ原キャンパス G号館 202号教室 13時〜15時

『2020年のオリンピック/パラリンピックと情報社会』
座長
西田 亮介 (立命館大学)基調講演
井上 明人 (立命館大学ゲーム研究センター)
パネリスト
赤坂 亮太 (慶應義塾大学KMD研究センター)
生貝 直人 (東京大学)
岩出 和也 (東洋大学大学院)
工藤 郁子 (キャンペナー)

非会員も参加可能です。申し込み、プログラム詳細等はこちらから。
http://ciriec.com/conference/winter/%E7%AC%AC29%E5%9B%9E%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%A4%A7%E4%BC%9A/

2014年12月10日21時半〜【わっしょい!×毎日新聞】データ大分析!衆院選2014

2014年12月10日21時半〜 恒例のドワンゴと毎日新聞社の企画です。

【わっしょい!×毎日新聞】データ大分析!衆院選2014
http://live.nicovideo.jp/watch/lv202169362

2014年12月7日日曜日

「イメージ政治の時代」

毎日新聞社さんとの「インターネットと政治」共同研究第3弾。ぼくと取材班との巻頭言です。

イメージ政治の時代:毎日新聞・立命館大「インターネットと政治」共同研究 巻頭言 - 毎日新聞

http://mainichi.jp/feature/news/20141206mog00m010002000c.html

 選挙において、有権者は、政治家や政党、そして明日の政府をどのような理由で選んでいるのだろうか。また候補者や政党は、有権者に対して、何を訴えかけているのだろうか。
 私たちは2014年衆院選を「イメージ政治」をキーワードに、ネット選挙の分析に取り組む。問題意識はこうだ。今回の衆院選は、唐突に解散が決まったことではじまった。解散の大義についても議論が交わされている。そのような状況で政策について吟味し、十分に議論する時間的余裕があったとも思えない。取材班で議論を重ね、このような政治状況のなかで政治家は政策ではなく、「イメージ」を中心に情報発信を行うのではないか。有権者は政治に対してポジティブな感情を持てないまま投票するのではないか。果たしてそれは私たちが望む政治なのか、という問題意識が浮かび上がってきた。
 政治参加のもっとも直接的で、象徴的な機会である選挙において、人々は政治に対してどのような感情を抱き、候補者と政治家は、何を訴えようとしているのだろうか。両者を繋(つな)ぐインターネットも含めたメディアはどのような役割を果たしているのだろうか。
(続きはリンク先をご参照下さい)

2014年12月6日土曜日

長さ3m、価格約18万円のシングルフィン・ロングボードが真っ二つに折れたのである。5年位前に作ったものなので、寿命だったのかもしれない。しかし、気持ちいいくらい真っ二つに折れたので、写真撮っておけばよかった。

2014年12月4日木曜日

2014 ASIAN Network for Public Opinion Research ANNUAL Conference


11月29日と30日に、新潟は朱鷺メッセで開催されたASIAN Network for Public Opinion Research(ANPOR)という学会の年次研究大会に参加してきました。ローカルオーガナイザーで、新潟大学の猪口孝先生から、

「Has Public Opinion Research Helped Sustain Representative Democracy in Asia? (2)」

というセッションのコーディネータをご依頼いただき、コーディネータを務めるとともに、

R.Nishida, 2014, “How Did the Online Election Campaign Change the Election of Japan?,”2014 ASIAN Network for Public Opinion Research ANNUAL Conference, TOKI-Messe, Niigata, Japan, 29, Nov. 

という報告を行ってきました。はじめての国際学会のコーディネータでした。

まったくの余談ですが、約3年ぶりに訪れた新潟は、魚介類と、日本酒の大変美味しい土地で、しかし、ワインバーも素晴らしく、なんというか、研究活動のみならず、食事も充実した、素晴らしい遠征でした。