2012年6月10日日曜日

2012年6月9日日本学術会議公開シンポジウム『3.11福島第一原子力発電事故をめぐる社会情報環境の検証』にて報告させていただきました

2012年6月9日日本学術会議公開シンポジウム『3.11福島第一原子力発電事故をめぐる社会情報環境の検証』にて報告させていただきました。

西田亮介,2012,「ソーシャル・メディアを利用した政治家による福島原発事故情報の発信と拡散」.

最近、ツイッター議員の研究にも取り組んでいるのですが、そのツイート群をもとにしてどのように情報発信を行っていたか、また彼らはツイッターのなかでどのような社会ネットワークを形成しているのか、という内容でした。ちょっと20分で話すには盛り込みすぎていたかもしれません・・・

ところでこのシンポジウムは日本学術会議社会学委員会メディア・文化研究分科会が主催したシンポジウムでした。メディア研究の著名な先生方とご一緒させていただき完全に若手枠でしたが、温かく迎えてくださいました。

「メディアの化石化」メディアの二項対立(マス/ソーシャル等)の融解、専門家によるユニークな「情報提供」の是非等話題は多岐に及びました。3時間半という長丁場ですが、社会科学を専門にするものにとっても議論するべき論点が多様に含まれる主題だということを改めて認識しました。