2015年3月29日日曜日

[西田亮介]【環境変化、活かすも殺すも自分次第】 〜新・社会人へのメッセージ〜

[西田亮介]【環境変化、活かすも殺すも自分次第】 〜新・社会人へのメッセージ〜
http://japan-indepth.jp/?p=16845

2015年3月27日金曜日

必要なのは福祉「と」投資――『日経ビジネス』「2000万人の貧困」特集から

遅ればせながら、『日経ビジネス』3月23日号が、貧困特集を組んでいたので、手にとってみた。
まず紹介するのが、日本の相対的貧困率16.6%という数字が、年約122万未満の可処分所得で生活する人が約2000万人、およそ6人に1人存在するという事実である。
その後、ネットカフェ難民や、介護がきっかけで貧困に陥ったビジネスパーソン、教育費の高騰、釜ヶ崎の現状等の事例を紹介しつつ、貧困が複合的な要因のもとで誰にも陥る可能性がある問題であることなどをコンパクトに紹介する、なかなか読み応えのある特集であった。
そのなかで一点、違和が残るのが、対策編ともいうべき記述だった。突如として強調されるのが、サブタイトルにもある「福祉」より「投資」という考え方である。
就学援助:福岡市、4月から縮小 基準変更、240人対象外に- 毎日新聞
まさに一昨日のニュースでも報じられているように、緩やかなインフレ基調にもかかわらず(そしてそれはアベノミクスの効果として強調される一方で!)、生活保護の支給基準年収は引き下げられているなかでは、「福祉」より「投資」という論調は、意図せず誤ったメッセージとなりかねない。
明確な論理が示されればまだしも、同誌の特集では、この点はあまり説明されないままであった。たとえば、「福祉」より「投資」の「根拠」として提示されるのは、以下のような記述である。
  1. 就労支援などの社会的投資は、十分にペイする(≒生活保護を受け続けるより、社会保障費等を削減できる)
  2. 従来、効果的な支援を怠ってきたので、貧困が拡大した。
  3. 社会貢献事業に積極的な外資系企業社長の「社会貢献は慈善ではなく投資である」というコメント。
だが、1と2で述べられているのは、就労支援型アプローチの有効性と、従来の政策の機能不全である。これらを前提にしつつ、普通に考えれば、(福祉)政策のイノベーションが必要、ということではないか。少なくとも福祉より投資というロジックにはならないはずだ。
また3の言及は、当然民間事業者が実施する社会貢献の取り組みの位置付けについてであり、民間における社会貢献活動の理念は当然多様であるべきだが、同時にそのことは(福祉)政策が必要でないことの根拠にはなりえない。
生活保護をはじめとする福祉政策は、生存権について規定した憲法第25条を根拠にする。
第二十五条  すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
○2  国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
民間事業者の取り組みがどうあれ、国は生存権を保障するべく尽力する責任を有する。筆者は、過剰に最小限の給付に固執するあまり、脱貧困の契機になりえず、潜在的な対象者が漏れ落ちる現在の生活保護政策のあり方には疑問を感じている。また不正受給の件数が年間約3万5千件と増加の傾向にあるのも、これはむしろ生活保護制度が脱貧困に直接貢献していないがゆえではないか、とも。まず考慮すべきは政策の改善であり、その次に(政策としての)「福祉」と(民間)の「投資」の協働ではないか。
実際、この特集が指摘しているのは、「福祉政策が機能不全を引き起こしていること」「社会的投資型のアプローチが、ある局面においてはポジティブな影響をもたらしていること」であったはずだ。そうであるなら、対策として提示されるべきだったのは、「福祉」より「投資」ではなく、「福祉(政策のイノベーション)」と「投資」がともに必要であるというメッセージだったのではないか。
普段、貧困の問題は自分とはあまり関係がないと思っているであろう(『日経ビジネス』を読むようなエリート)ビジネス・パーソンにもその実態を伝えうる、良い特集だっただけに、むしろミスリーディングしかねない記述は残念で、思わず筆を取った。

2015年3月25日水曜日

「ネット選挙と若年世代にとっての可能性と課題」



3月21日(土)@ 豊橋 公益社団法人豊橋青年会議所 2015年度3月例会 「ケータイで豊橋の未来を変える――若者へ伝えたいネット選挙と可能性」講演資料です。ちなみに初めての豊橋でした。 人口約38万人とのことですが、人通りも比較的あり、そこそこ栄えている印象でした。

西田亮介,2015,「ネット選挙と若年世代にとっての可能性と課題」豊橋青年会議所 2015年度3月例会 「ケータイで豊橋の未来を変える――若者へ伝えたいネット選挙と可能性」(2015年3月21日@豊橋市公会堂).

※当日の模様が、『東日新聞』で、記事になった模様。

ネット選挙の在り方考える | 東日新聞
http://www.tonichi.net/news/index.php?id=43704


2015年3月23日月曜日

右肩下がりの君たちへ 佐藤優×西田亮介

作家の佐藤優氏との無業社会に関する対談が公開されました。佐藤さんとははじめてお目にかかったのですが、さすがに眼光鋭く、しかし、大変丁寧な語り口で、本当はここに公開されている以上に、多岐にわたる議論を交わさせていただき、楽しいひとときでした。

右肩下がりの君たちへ 佐藤優×西田亮介
http://filt.jp/issue74/s01.html


千葉市役所




キャリアについて大きな転換があったり、この2週間息をつくヒマもないほど≒ブログも更新できないほど忙しかったのだけど、この4月から縁あって、千葉市さんとお仕事をご一緒することになったので、3月17日に千葉市役所に熊谷市長をお尋ねした。市長はご自身の考えをはっきりお持ちになった、大変分析的な方でもあり、刺激的な時間だった。

千葉の市街地を訪れるのははじめてだったのだけど、1970年代の未来像、あるいは、どこか懐かしい未来とでもいうべきか、モノレールが走ったり、それはなかなか趣きのあるものだった。

2015年3月9日月曜日

国際公共経済学会第3回春季大会


2015年3月7日〜8日、国際公共経済学会第3回春季大会@周南市市民館。シンポジウム2つと理事会に出席。地域振興について、ちょっと考えてしまったので、別エントリで改めて。しかし徳山は新幹線停車駅なのに、駅前ロータリーとシャッター商店街化で、典型的な中心市街地の衰退の構図をトレースしていて、ちょっと厳しそうだった。

http://ciriec.com/conference/spring/sp03/
(現時点ではWebの、2つ目のシンポジウムから名前が抜けているようだけど、出てました)

・「シンポジウム 地域活性化を考える① ――公共マネジメントの視点から」
尾形武寿(日本財団理事長)
木村健一郎(周南市長)
齊藤由里恵(徳山大学)
湯浅俊彦(立命館大学)
コーディネーター:仲上健一(立命館大学)/白石真澄(関西大学)/西田亮介(立命館大学)

・「シンポジウム 地域活性化を考える②――公共サービス・施設の活用の視点から」
高橋聡(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)
道源敏治(周南市行政改革推進室)
根本祐二(東洋大学)
松本健一朗(株式会社minna)
コーディネーター:白石真澄(関西大学)/仲上健一(立命館大学)/西田亮介(立命館大学)

2015年3月7日土曜日

さよなら、Saab9-3



博士院生時代に入手して約4年間乗った2001年式Saab 9-3と、お別れ。業者に渡して来た。走行距離約95000キロ、ドアがギーギーいったり、エアコンがおかしかったり、Saabの名物だという液晶のドット落ちは当然、おまけにキーレスは以前洗濯機で洗濯してしまい機能せずと至るところにガタが来てたので、残念ながら直前に迫った今回の車検は通さないことに。古いクルマながら、2000ccの低圧ターボで十分な走りでした。後ろからみた流線形のハッチバック・デザインは、今でもなかなか良いと思う。燃費は相当悪かったけれど、特別な整備も何もせず乗っていたものの、福祉国家の国のものづくりとでもいうべきか、デザイン面含め、ライトなクルマ好きにとって、とても良くできたクルマだった。後継の状態の良いSaab9-3スポーツエステートを探していたのだけど、残念ながら時間切れ。さよなら、Saab 9-3!次もまたヒトクセあるクルマをゲットしてしまった・・・

2015年3月6日金曜日

早稲田大学マニフェスト研究所のマニフェストスイッチプロジェクトのアドバイザーになりました。

早稲田大学マニフェスト研究所のマニフェストスイッチプロジェクトのアドバイザーになりました。藤沢市辻堂で地方議員の皆さん向けセミナーで講演させていただいた際に、基調講演を行っておられた北川正恭先生や事務局の皆さんと、マニフェストとネット選挙について議論させていただいたことがきっかけです。統一地方選におけるマニフェストの形式の提案等も行っているプロジェクトです。

http://www.maniken.jp/pdf/manifestoswitch.pdf

2015年3月5日木曜日

平野神社







衣笠山から徒歩10分の平野神社。桜のシーズン直前で、閑散としていた。桜とマンションを巡るなにかの闘争も行われていた。大変京都らしい光景だった。

2015年3月2日月曜日

朝日新聞『Journalism』2015年2月号

朝日新聞『Journalism』2015年2月号の、政治学者牧原出先生の論文「議員の政策志向の分析と報道が政界の政策論争を活発化する 大学との共同作業も有効だ」に、毎日新聞社との2013年衆院選、2014年東京都知事選、2014年衆院選の共同研究について、言及いただいていました。ネット選挙に関する話題が下火になってからも、地道に継続してきたプロジェクトなので、嬉しいです。統一地方選は全体として、ネット選挙での切り口は乏しく、今のところおそらくは毎日新聞社さんとのコラボは(たぶん)ないと思われるので、別のコラボレーション含めて、新しい取り組みに挑戦してみたいですね。

・(2014年衆院選):「2014 衆院選:イメージ政治の時代――毎日新聞×立命館大「インターネットと政治」共同研究」
http://senkyo.mainichi.jp/47shu/analyze/08.html

・(2014年東京都知事選):「本紙・立命館大共同研究 - 毎日新聞」
http://senkyo.mainichi.jp/tochiji/analyze/
  
・(2013年衆院選):「2013参院選:参院選期間中のツイッター分析 - 毎日jp(毎日新聞) 」
http://senkyo.mainichi.jp/2013san/analyze/20130731.html


2015年3月1日日曜日

素材の改良



オーダーしていたウェットスーツがやってきた。ネックエントリのネック部分が破れて、久々にオーダーで作成。着脱しやすいし、バックジップで十分。しかも素材の改良が進んだため、随分軽量に、ジップ部分も違和がなくなった。




2015年2月28日土曜日

社会学者西田亮介さんに聴く!現代の若者はどう生きるべきか?

社会学者西田亮介さんに聴く!現代の若者はどう生きるべきか? http://gipj.net/news/n131224/

2013年に、当時の非常勤先で、コンテンツの掲載先にインターンか、バイトか何かをしていた学生さんの求めに応じて収録したインタビューなのだけど、ときどき思い出したようにバズる。今見たところでは、ISISについて言及した新しいコンテンツを押さえて、ランキング1位になっていたりする。ダウナーで、最近流行っている自己啓発とは縁遠いし、なぜ読んでもらえるのか、なかなか不思議ではある。旧知の、インテリアデザイナーの浅子良英さんがうまく表現してくださっていたので、コピペ。なんというか、自分語りの仕事は、あんまりやったことがないので、面映い感じは否めないですね・・・
仕事し始めたばかりの2009年に、評論家の荻上チキさんに録ってもらったインタビューとあわせて読むと、 何というか5年の歳月を思わざるをえないですね。たった5年と捉えるか、あれからもう5年と捉えるべきか・・・個人的には、良かれ悪しかれ、当時は想像もしていなかったところまできた感慨しかないけれど、さてさて。

コミュニティ観察とクリエイティビティ ――西田亮介さんロングインタビュー - 荻上式BLOG (id:seijotcp)
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20090301/p1

2015年2月25日水曜日

今年度、なかなかうまく行かなかったと思っていたプログラムがあって、来年度構成を変えなくてはいけないと思っていた。こちらは重要だと思っているにもかかわらず、やや負荷が高かったからか、毎週人が減っていく。それなりの期間、教員をやってきて、だいぶ図太くなったものの、やはり内心ではそういうのは結構堪える。別件で履修生の幾人かに「来年はがらっと変えようと思っているんだよね」という話をすると、「いや、そこは重要だと思ってたんですよ」と口を揃える。変えるかどうかはもう少し考えてみなければならないけれど、こういうとき少しホッとする。最近かなりスランプ気味なのだけど、そういうときは、こういった日々のちょっとしたポジティブな要素を拾い集めながら、再起を、じっと待つ。

2015年2月24日火曜日

『エクソダス:神と王』



煮詰まって、観てきた。リドリー・スコット監督作品なんですね。いわゆる旧約聖書の出エジプト記とモーゼの物語を描いた歴史スペクタクル。随分昔、やはり出エジプト記を描いた『十戒』を観たけれど、あちらが聖書の「物語」に沿った描き方をするのに対して、こちらは「「物語」がいかにして立ち上がったと解釈可能か」「マスメディアがない時代のカリスマはいかにしてカリスマ性を獲得したか」という点においてかなり踏み込んだ解釈を試みている。確かにさもありなんと思わせるのが興味深い。シガニー・ウィーバーが出演していたのはクレジットみるまで気がつかなかった。

2015年2月21日土曜日

3月21日(土)@ 豊橋 公益社団法人豊橋青年会議所 2015年度3月例会 「ケータイで豊橋の未来を変える~若者へ伝えたいネット選挙と可能性~」

3月21日(土)@ 豊橋にて。
下記、http://toyohashi.mypl.net/event/00000174984/より引用。
※プロフィールとして、「国の最先端」とご紹介いただいておりますが、出身も、現在の勤め先も私立大学で、どちらかというと民間セクターの仕事が多く、国の仕事はほとんど未経験です・・・

―――
“携帯電話で参加する”会場参加型パネルディスカッション
公益社団法人豊橋青年会議所 2015年度3月例会
『ケータイで豊橋の未来を変える~若者へ伝えたいネット選挙と可能性~』

≪講師講演≫
【目的】
若年層がインターネットを介した政治との新しい関わり方を知ることで、自分の意見を広く発信し拡散する土台となる知識を習得して頂くことを目的とし、政治・選挙に対してインターネット上で、できることとできないことを公職選挙法に触れながら分かりやすく参加者に説明致します。
【内容】 
政治や選挙に関して、どこまでインターネット上に発信して良いかを具体的に示すことで、身近に発信できるツールがあることを感じて頂きます。また、その影響力の大きさを示すために、日本以外の国で起きた事例を紹介して頂き、参加者に社会が変わる可能性を感じて頂きます。
【講師】 
西田 亮介 氏
【講師プロフィール】
1983年生まれの社会学者であり、立命館大学大学院先端総合学術研究科特別招聘准教授。専門は公共政策、情報社会論で、2013年に著書『ネット選挙――解禁がもたらす日本社会の変容』『ネット選挙とデジタル・デモクラシー』を出版。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター客員研究員、北海道大学大学院公共政策学連携研究部附属公共政策学研究センター研究員。総合研究開発機構客員研究員。毎日新聞社客員研究員。様々な機関で研究員として国の最先端でご活躍の方です。

2015年2月20日金曜日

政策提言『若者と仕事』



若年無業者支援を行う認定NPO法人育て上げネットと、日本マイクロソフト、有識者の皆さんとの協働で作成した政策提言『若者と仕事』が完成し、日本マイクロソフト社のサイトで公開されました。こちらには、提案のコンセプト作成、意見交換会への参加、あとがき執筆等で関わらせていただきましたが、現状と政策の課題を踏まえた提案を、コンパクトにまとめておりますので、ぜひご覧頂きたいと思います。

http://www.microsoft.com/ja-jp/citizenship/challenge/up/youth.aspx

やや深いところにあるので、報告書への直リンクも貼っておきます(上のサイトには若年無業者支援の実践の現状について、いろいろな言及があります)。

※リンク先PDF
支援成果と就労支援における IT の効果について提言 (政策提言「若者と仕事」)
http://go.microsoft.com/?linkid=9875960
(印刷版については国、都道府県議員のみなさんのところにポスティングされたと聞いています)

内容についてもいずれ紹介していきますが、「包摂」「連続」「再挑戦」の支援という3つのコンセプトのもとに、これまでの『若者UP』『若年無業者白書』『無業社会』、それから、この提言のために行った独自の政策の分析等に基づいた提案を行っています。

若年者の雇用対策や貧困の問題に関心が集まる昨今ですが、その現状を知るという意味でもよい資料にまとまっているはずです。

『AERA』2015年2月23日号 ピケティ×佐藤優

『AERA』2015年2月23日号が、ピケティ×佐藤優氏の対談を特集しています。格差特集ですね。この特集の締めにコメントしています。



2015年2月16日月曜日

政策提言『若者と仕事』





今年度の認定NPO法人育て上げネット、日本マイクロソフト社とのプロジェクトの成果です。多くの方々のご助力によって、完成しました。すでに印刷媒体の頒布が始まっていますが、遠くないうちに、Webからも入手できるようになるはずです。そうなった暁には、また少しエントリでも書いてみようと思います。

2015年2月13日金曜日

『アメリカン・スナイパー』


マスコミ試写をいただいたので観てきた。まさにタイムリーな作品といわざるをえない。アメリカのインテリ保守層に好まれそうな、そしてイーストウッドらしいヒロイックな側面を取り入れつつも、主人公の葛藤や家族との関係を丁寧に描いている。9.11や帰還兵の苦悩の描き方など、ハリウッドらしいというか、すでにやや繰り返し描かれており、冗長な点も否定できないが、ある意味では戦争/紛争当事国の感覚なのかもしれない。それよりも、なぜ、どのようにして伝説といわれる狙撃の腕を獲得したのかという描写の乏しさが気になった。本作内では、クリス・カイルは最初から「生きる伝説」なのである。事実に基づく作品であるから、本当に天賦の才能だったのかもしれないし、映画作品に仕上げるなかで割愛された部分なのかもしれない。原作も読んでみたくなった。…と思って、Amazonを見てみたら、映画公開のタイミングにあわせて、映画と同じタイトルに改題して文庫化されるらしい。市場の力である・・・

2月21日劇場公開

公式サイト→
http://wwws.warnerbros.co.jp/americansniper/



「無業社会」予防が消滅回避の前哨戦

西田亮介,2014,「『無業社会』予防が消滅回避の前哨戦」時事通信社編『全論点 人口急減と自治体消滅』時事通信社,104-7.






2015年2月11日水曜日

集中講義5日目@京都精華大学

京都精華大学での集中講義が終わった。上にツイートしたように、普段とは違った環境で、教育に携わったことで、いろいろと気づき、学びがあった。 まず教員、職員、学生の距離がとても近い。職員が具体的に学生の顔と名前をかなり認知している。教育において、ごくごく基本的なことのようにも思えるかもしれないけど、大規模校では、なかなかそうはいかない。フロント周りの業務は最近では業務委託にしていたりもするので、データではなく具体的に学生の顔と名前が思い浮かぶケースは、当たり前ではない。またおそらく、教育への関心がとても高い。集中講義中、多くの教員やスタッフの方が見にいらっしゃっていた。少なくとも、これまでいろいろ授業をやってきたけれど、非常勤の一コマにそれほど関心をもっていただいたことはなかった(…あるいは、不安視されていたのかしら(汗))。小規模校ならではのきめ細やかな教育のあり方を垣間見た思いだった。他方、強いてネガティブな点をあげると、自分たちのキャリアのメタ認知があまり形成されていない点か。クリエイター教育という、他の一般的な学部教育とはかなり異なった教育を受けているだけに、「その教育を受けた自分が、別の文脈で、どのような価値創出に貢献できるか」という問いに直面する機会は、一般の学部学生より多いと想像される。むろん一般に必要とされる認知ではあるものの、とくに就職を念頭に置いたりする場合、きちんと答えられるようにしておかないとなかなかうまくいかないかもしれない。こういった課題に答えられるようになるならば、いろいろな局面で課題解決、価値創出できる人材を創出できるポテンシャルを十分にもっているのではないか。むろん、ここまで書いてきたのは、5日間という短期間で、ちらとキャンパスを見たなかでの主観的な感想に過ぎない。ありがたいことに、早くも来年度の打診をいただいた。学生さんの様子も見えてきたので、来年度はいっそう作りこんだものを提供したい。

2015年2月10日火曜日

集中講義4日目@京都精華大学

今冬、最大級の寒波とかで、京都は寒すぎるわけですよ・・・米原あたりも凄かったですが。風邪で、欠席者も多かったけれど、ずっと出席している人たちはだいぶ鍛えられてきた、だろうか。 こちらもちょっと疲れてきましたが、最終日も頑張りましょう。

2015年2月8日日曜日

失敗伝説 ~慶應義塾大学・SFC 未来創造塾寄付募集企画~

三田会とかには入ってないけど、いちおうOBなので、寄付してみました。

「1単位の落第と留年で、ガクシャに。」

SFC卒業生有志による、未来創造塾の寄付募集企画。寄付と一緒に失敗談を投稿いただくと、SFCの生協食堂のトレイにあなたの失敗談が掲載されます。 失敗伝説 ~慶應義塾大学・SFC 未来創造塾寄付募集企画~

http://legend-of-failure.jp/

集中講義3日目@京都精華大学


集中講義も折り返しの3日目をフィニッシュ。ところで、キャンパスに孔雀がいたわけですよ。その後、いただいた情報によると、鹿なんかもいるそうで。これはなんでも、芸大なんかでは、ごく当たり前の風景らしいですね。知りませんでした・・・

2015年2月6日金曜日

集中講義@京都精華大学2日目

京都精華大学集中講義2日目だん。集中講義なので、初日に3コマ終わっているにもかかわらず、3名増加するなど(^_^;)

教育歴自体は、最近では有り難いことに、もう5、6年ほどになるのだけど、集中講義を担当するのは今回がはじめての機会だ。短い期間にぐっと負荷をかけるという意味では、普段の講義とはまた違う学習効果があるんじゃないか。じっくり時間をかけて勉強したほうがよい内容と、うまくカリキュラムで併用できると、良いのだろうなぁ。言い方を換えれば、普通の講義と同じ設計だと、うまくハマらないのかもしれない。

2015年2月4日水曜日

非常勤@京都精華大学

今日から、 集中講義で、非常勤講師@京都精華大学。こじんまりとした、アットホームな雰囲気で、なかなか面白い大学。学生たちも、出席率はさておき、ちゃんとやってきた人たちは、とりあえず手と頭を動かしてみることができるみたい。以前、非常勤をやっていたデジハリ院と似てるが、しかしそれよりずっと長く、校風として定着しているような印象。

なぜか「マーケティング論」という名の受業を担当していますが、大学の意向もあって、いわゆるマーケティングのフレームワークや理論を学ぶのではなく、下記の2つを到達目標にしてケーススタディを中心に実施しています。

・論理(ロジック)で、他人を説得できる企画を立てられる。

・論理を、他人と協力しながら、紡ぎだす手法を、実践的に習得し、応用できる。

何をやるのかイマイチよく分かっていないけど、とりあえず、手と頭を動かしてみる、動かし始めてみるということが、自然にできるということは、単に作品を作る以外にも、いろんなところで応用できるよ、という可能性を模索/自覚してもらうのが今回の集中講義の裏テーマ。吉と出るか、凶と出るか。

はじめて回すカリキュラムだけど、思えば、過去には自治体等々の研修なんかでも近い仕事をしたことがありますね。

2015年2月3日火曜日

『全論点 人口急減と自治体消滅』

2月5日発売の『全論点 人口急減と自治体消滅』に参加しています。無業社会の議論と絡めて論じてみました。他の論者の方の議論も気になるところなので、見本誌の到着を楽しみにしています。





2015年2月1日日曜日

『2015年体制』と『潮止まり』の政治状況

西田亮介,2015,「『2015年体制』と『潮止まり』の政治状況」『第三文明』663: 23-5.

特集は、「若者支援を考える」ですが、政治の話をすることになりました。ちなみに無宗教無信仰無信心ですので、悪しからず。