全国の学振挑戦中の院生のみなさんにおかれましては、くれぐれも「現在までの研究」の欄に、今後の研究計画を書かないようにご注意ください。それは「これからの研究」欄に書きます。初歩的ですが、例年たくさんいます…
— 西田亮介/Ryosuke Nishida (@Ryosuke_Nishida) 2014, 5月 14
続けて、学振は、基本、自己PRなので、「現在までの研究」には、一般的な「当該分野の動向」ではなく、「自分の研究履歴」を、現在の研究の観点から、再構築したものを中心に書きましょう。当時のテーマにたまたま(あるいは、指導のなかで)出会ったとしても、それそのまま書く必要はありません…
— 西田亮介/Ryosuke Nishida (@Ryosuke_Nishida) 2014, 5月 14
ちなみに、立命館の人社系院生のみなさんには、昨日から明日まで、一時から衣笠大学院課の窓口で個別相談してます。現在の完成度如何にか か わ ら ず、不明な点、気になるところがあれば、ぜひ。
— 西田亮介/Ryosuke Nishida (@Ryosuke_Nishida) 2014, 5月 14
ちなみに、かくいうぼく自身も院生当時学振取れませんでした。しかし、この数年、学振対策要員として、とにかく数を見てるので、指導や形式的な課題に、やたら敏感ですので、ぜひぜひ。あと、学振とほぼ同じフォーマットの、科研費はようやく最近とれました。
— 西田亮介/Ryosuke Nishida (@Ryosuke_Nishida) 2014, 5月 14
学振の採択率は低いですが、前述のような形式的な要素を的確に整えるだけで、ぐっと上位に浮上します。換言すれば、分量も多いためか、形式を満たしていないものが多すぎです。また、多くの、学振の点検作業では、誤字や、誤植、枠のサイズ確認等の体裁面中心ですので、自分で確認するのが原則です。
— 西田亮介/Ryosuke Nishida (@Ryosuke_Nishida) 2014, 5月 14
書類表現のTips。某学振含む書類で「Aではなく(Bでもなく、Cという視点を取り入れてた場合云々・・・・)、A’」という表現をよくみます。でも、とても読みにくい。「本研究(≒目的は、方法は、)は、A’」と一度言い切って、説明を加えると分野が違っても伝わり易くなることが多いですよ。
— 西田亮介/Ryosuke Nishida (@Ryosuke_Nishida) 2014, 5月 14