2012年9月26日水曜日

2012年9月30(日)『ソーシャル・チャレンジ ~自分の手で新たな社会をデザインする~』関根健次 × 西田亮介 × 吉野次郎

9/30(日)『ソーシャル・チャレンジ ~自分の手で新たな社会をデザインする~』関根健次 × 西田亮介 × 吉野次郎

(以下、http://aoyagy.net/info/207より引用)


― 若い世代に政治の間口を広げたい。政治をもっとソーシャルに、そして「自分ごと」として考えるきっかけを作りたい ―

この想いから、「My Policy Lab」を立ち上げました。身近なテーマで多様な人を集めて話し合い、よりリアルに考える。MPLは、こうした場を作り、“政治をもっとソーシャルに”というコンセプトのもと、社会や未来について考えていこうと思っています。9月30日(日)に第2回目のトークイベントを開催します。

今回のテーマは、『ソーシャル・チャレンジ』です。『ソーシャル・チャレンジ』とは、社会には様々な問題や困難がある一方、それに立ち向かい「世の中をよくしよう!」と行動を起こす人の活動を意味します。彼らの思いやアイデアを、どのように実現していくのか。民間⇔政府という二項対立ではなく、立場や年齢を超えて共にチャレンジしていくことが求められているのではないでしょうか。

パネラー、そして参加者の皆さんの異なる視点を交えながら、政治の役割、
未来をどう創りあげていくのかについて考えていきたいと思います。

今回は、世界の問題解決に取り組む社会起業家の関根健次氏(ユナイテッドピープル株式会社 代表取締役)、気鋭の若手社会学者の西田亮介氏(立命館大学大学院 特別招聘准教授)、アメリカの学生と一緒に被災地支援をした実績を持つ吉野次郎氏(大手広告代理店勤務)をパネラーとしてお迎えします。皆様と共に語らい、ここで育まれた輪が社会を変える力になればと思います。ぜひご参加いただければと思います。

※尚、本イベントは60名限定です。お早めにご応募下さい!
※ご参加される方は、本イベントページの登録に加え、下記フォームにもご登録お願いします。

https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dC1uc2hMcGd3QlBPSjdWNzZJLUU4R2c6MQ#gid=0

または、info@aoyagy.net に氏名、住所、連絡先を明記のうえ、お申込みください。
よろしくお願いします。

【開催日程】
9月30日(日) 

【時間】
(15:45受付開始)
16:00~      イベントスタート
16:10~16:25  講演 (関根健次氏)
16:25~17:25  パネルディスカッション (登壇者全員)
17:25~17:45  会場とのQAセッション
18:00        終了予定

【会場】
エスプレッソ・アメリカーノ横浜ビジネスパーク店
(横浜市保土ヶ谷区神戸町134 横浜ビジネスパーク・ウェストタワー1階)
http://espresso-americano-ybp.on.omisenomikata.jp/
相模鉄道(相鉄)線 天王町駅より徒歩10分

【参加費】
1,000円(ワンドリンク付き・会場払い)
【参加人数】
60名

■ゲスト登壇者(五十音順)
・関根健次氏 ユナイテッドピープル株式会社 代表取締役社長
ベロイト大学経済学部卒業(米国)後、主にIT業界に勤務。

2002年にユナイテッドピープル株式会社を創業し、世界の課題解決を目指す事業を開始。
募金サイト「イーココロ!」やネット署名サイト「署名TV」を運営。2009年からは映画配給事業を開始。2011年からはUFPFF 国際平和映像祭を開催。NGOエクマットラ日本窓口を担当。2011年4月にはエクマットラと共にストリートチルドレン支援目的のレストラン「ロシャヨン」をバングラデシュ、ダッカにオープン。2012年にはInterFMスペシャルプログラム「UNITED FOR PEACE」で番組MCを担当。著書に『ユナイテッドピープル』。

・西田亮介氏  立命館大学大学院 先端総合学術研究科 特別招聘准教授
国際大学GLOCOM客員研究員。東洋大学・学習院大学・デジタルハリウッド大学大学院非常勤講師。

専門は情報社会論と公共政策。社会起業家の企業家精神醸成過程や政策としての「新しい公共」、情報化と政治、日本のサーフカルチャーの変遷等を研究。1983年京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。同大学院政策・メディア研究科修士課程修了。同大学院後期博士課程単位取得退学。著書に『「統治」を創造する』、『大震災後の社会学』等。

・吉野次郎氏  前ハーバード・ケネディースクール日本人会代表(大手広告代理店勤務)
大学院卒業後、シンクタンク、官庁への出向を経て、広告代理店にて消費財メーカーの営業を担当。

その後、一念発起して会社を休職、ハーバード・ケネディースクールにてMPA(行政学修士)を取得。吉野氏が主導となり、今年3月にクラスメイトを東北の被災地に連れてきた「ジャパン・トリップ」は、『ハーバード 若き知性が見た被災地』というタイトルでNHK-BS1スペシャルのドキュメンタリーとして放映された。
■ファシリテーター
・青柳陽一郎氏 みんなの党 衆議院 神奈川県6区支部長
大学卒業後、国会議員秘書としてキャリアをスタート。

2005年、第三次小泉内閣の国務大臣政策秘書を務める。
NPO法人TOKYO TOMORROW 副理事長、ベトナムフェスティバル事務局長を兼務。

2012年9月25日火曜日

関西カタリバ大学 特別企画「“きっかけ”に満ちた世の中にするには?」


同志社大学とSFCの学生がコラボ主催で、NPOカタリバと関西でカタリバを導入されているBrainHumanityさんが協力されている企画だそうです。寺脇さん、今井さんと。万難を排してお伺いします。

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関西カタリバ大学 特別企画 「“きっかけ”に満ちた世の中にするには?」

(協力:NPO法人カタリバ・NPO法人BrainHumanity)


2012年09月29日(土) 18:00〜20:30 @遊子庵 京町家室町


学 長:寺脇研(京都造形芸術大学芸術学部教授)@ken_terawaki

ゲスト:西田亮介(立命館大学大学院先端総合学術研究科特別招聘准教授)
    今井紀明(NPO法人D×P共同代表)

すぐに申し込む方はコチラ→ http://bit.ly/NPyF0S

2012年9月24日月曜日

日経新聞電子版にインタビュー「企業の採用手法、変える時期 立命館大学大学院特別招聘准教授・西田亮介氏 働けない 若者の危機 第2部 既得権の壁(5)インタビュー」掲載中です

日経新聞の電子版に下記のインタビューを掲載いただいています。

「企業の採用手法、変える時期 立命館大学大学院特別招聘准教授・西田亮介氏  働けない 若者の危機 第2部 既得権の壁(5)インタビュー」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM17013_Y2A910C1000000/

無料の会員登録をすると、月20本まで読める記事です。
大人向けの媒体のため、珍しく上の世代に対してちょっと棘があることを言ってみました。

2012年9月23日日曜日

「なぜ『列島改造論2.0』なのか」@2012年9月22日「新しい日本を設計する」

昨日建築家の藤村龍至さん、ライターの速水健朗さんと池袋リブロさんにて、「新しい日本を設計する」という『日本2.0』の刊行にちなんだイベントに登壇していました。集客に苦戦しているという話だったのですが、蓋をあけてみれば100人越えの大入りでした。ありがとうございました。下は昨日ぼくが使ったスライドです。フォントが小さくて見にくかったという話もありましたし、前半3分の1くらいしか使っていませんが、せっかくですので全部アップしておきます。おいおい感想もまとめてみようと思います。

2012年9月21日金曜日

高岡伸一・篠原徹也・西田亮介,2012,「PROPS プロトーク」2012年9月16日 @大阪 DESIGNEAST

今月は建築の方と話す機会を数多く持たせていただきました。今週末の藤村さんとの企画も含めて、あといくつか今後も続くはずです。同じ対象を見ながら、手続きの再現可能性にこだわる社会科学と、「リサーチ」から主観性と差別化に徹底的にこだわる建築やデザインを専門にする人たちとの物の見方の違いを改めて確認したり、いろいろと考える契機になりました。また改めて説明したなと思うのですが、これまで自明だった「つくること」が、デザインや建築の分野で、たとえばアノニマス・デザインや「誰しも関与できる」デザイン等の登場で自明のものでなくなり、改めて「つくること」と公共性と前提が問われるようになってきた印象を受けます。両者は完全には一致しませんが、社会科学の文脈でも公共の問題が主題化しています。日本においては民主党鳩山内閣の「新しい公共」の宣言に象徴されるような社会的包摂と公共部門への革新性の導入の両立に対する志向であり、もう少し射程を広げればニュー・レイバーによる「第三の道」のような、あるいはそののちの「ビッグ・ソサエティ」のような財政的制約と社会的包摂の両立に対して比較的積極的な介入を含意した文脈かもしれません。ガバナンスの多様化、あるいは、情報技術を通じた直接民主主義的な政治の可能性も熟議などを絡めながら、主題化しています。むろん両者は重なるところと重ならないところがあるのですが、「つくること」の公共性という主題は、ひとつの端緒になりうるのかな、などと漠然と考えています。

高岡伸一・篠原徹也・西田亮介,2012,「PROPS プロトーク」2012年9月16日 @大阪 DESIGNEAST.(http://props.a-ri.jp/290)

2012年9月17日月曜日

SNS+ミーティング

2012年9月15日SNS+ミーティングというセミナーにて講演してきました。珍しく、というか、普段全くお声がかかることのない思想的に左のみなさんが中心に40名くらいの方が集まってくださいました。講演とパネルディスカッションを経て、多くの方々と意見交換させていただきました。その時の資料を置いておきます。

西田亮介,2012,『ツイッター議員のコミュニケーション――定量分析からの考察』.
https://docs.google.com/open?id=0B0B5uWzoUmnJZ1FyajI4N2lxVms

思想信条は共有しませんが、若手の方々は支持基盤やアイデンティティ、世代間ギャップについていろいろと悩みを抱えていらっしゃるようです。僕が申し上げるべきことはあまりありませんが、外交やイデオロギーといった現状の社会システムとのギャップが大きい主題について棚上げすることを社会的に明言したうえで、生活者の意見を丁寧に拾いつつ、その方法を革新していくような生活者に密着した政治勢力の存在意義は、政治の多様性の観点から見ても現在でも一定程度残されているようにも思えます。逆にいえばそちらに行けないならば、歴史的に見てもその役割と存在意義は今後一層厳しくなっていくしかないのかもしれない、とも。


2012年9月14日金曜日

新しい日本を設計する(西田亮介×藤村龍至 司会 速水健朗)

新しい日本を設計する(西田亮介×藤村龍至 司会 速水健朗)

https://docs.google.com/open?id=0B0B5uWzoUmnJR2FYTHhVZ1N5Wlk
(リンク先Google Drive内PDF)

建築家の藤村龍至さん、ライターの速水健朗さんとご一緒させていただくことになりました。リブロ池袋店での『日本2.0』刊行記念イベントになります。今月に入ってから、建築関係の方とご一緒する機会が増えているのですが、藤村さんは数年前に、まだNHK出版から出ていた頃の『思想地図』でご一緒させていただいて以来、ぼくが建築に関心を持つきっかけを作ってくださった方でもあるので楽しみです。ちょうど、以下のようなまとめもありますが、最近流行っている「作らない建築家」に対する疑問を教えてもらおうという個人的な楽しみもあります。藤村さんは以前から「批判的工学主義」を掲げられていて、「批判しつつも、作る主義」を明言されていて、建築の文脈の外部から見ると素直に共感できます。なおかつ、建築による「新しい公共」を掲げられていたり、いろいろと議論のポイントがあるので楽しみです。ぜひぜひ。

「西田亮介氏と藤村龍至氏の「つくらない」主義に関するやりとり」
http://togetter.com/li/372879

2012年9月7日金曜日

横浜ハーバーシティ・スタディーズ2012感想

昨日、横浜ハーバーシティ・スタディーズ2012でゲストレクチャーと、講評を担当させていただきました。
http://www.yhcs2012.com/

「都市の書き替えと横浜の新しい「構え」」が全体テーマで、建築/都市計画系の学生と、社会科学系の学生が4つのチームに別れて、6日にわたってフィールドワークや調査、提案を行うという企画です。社会学者の南後由和さんと建築学者の門脇耕三さんという明治大学のお二人がディレクターを担当していらっしゃいます。ただ社会科学と建築が出会うというだけではなく、そこにインフォグラフィックスという可視化技法の習得と活用を導入することで、斬新な提案の創出を企図していらっしゃいました。

訪れてみると、学生たちがとある一室に集まって、大量のデータや収集してきた写真を眺めて議論していました。凄まじい熱気でした。

ぼくは、「『新しい公共』の広がりと課題」というテーマをいただいていたので、社会変動としての新しい公共と、政策としての新しい公共の概要を駆け足ながらかいつまんで説明しつつ、それらが必要とされる背景であるところの、公共サービスの供給主体が国や地方自治体などに限られ、かつ、均質的なサービスにとどまり、かつ供給側にも既得権益化が生じているような、特殊日本的な「硬直化した公共サービス」の打破に建築は何ができるか?ということを考えてほしい、とリクエストさせていただきました。

その後提案フェーズに移って、彼らの現在までの進捗プレゼンにコメントしていく側に。横浜、関内、みなとみらい、伊勢佐木町あたりを4分割し、4つのチームがそれぞれのエリアを担当するという形でした。どのチームも、調査は斬新な視点を採用していてとても興味深いものばかりでした。ただ提案になると、ありがちな「カフェ」や「ミュージアム」といった建築にありがちなものに「逃げている」ものがあったので、その点は突っ込ませていただきました。もし建築の強みが論理や客観性に関心を持つ社会科学と対照的に徹底的に主観的であることにあるのだとすれば、リサーチだけではなくやはり提案も土地の固有性と提案者の固有性を徹底的に活かすべきだろう、と。時間は大幅超過でしたが、とても知的刺激に満ちた時間であり、空間でした。

思えば建築と社会科学は、ともに都市や地方、公共(空間)という主題を扱いながら、ともに議論し共同研究する機会は多くはありません。今回改めてその重要性を思いました。加えて「リサーチ」という時の、微妙なニュアンスの差にも。社会科学がリサーチクエスチョンと仮説に基づいて、それらに適宜修正を加えながらも論理を重視してリサーチするのだとすれば、建築/都市計画のリサーチは対照と、調査者の主観を活用して「意味」を読み取っているように思えます。Aという対象から、調査者を介して、A'を読み取り、さらにA''・・・と展開していくとでもいえばいいのでしょうか。同じ対象を前にしても、見出すものが全く違う。両者が共同研究をしない理由はないといっても過言ではないのではないでしょうか(笑)その意味において、門脇さんと南後さんの試みはとても意味があるものだといえると思います。

あと建築の問題なのか、今回集まった学生たちの関心の問題なのかはわからず、なおかつ我田引水で恐縮なのですが、「公共」に対する意識/関心は弱いのかな、という印象を持ちました。しかしよく考えて見れば、縮退都市にせよ、リノベーションや過疎の問題にせよ、広義には公共の再構築と刷新が問われているとってよいでしょう。このような問題系に対して、建築の人たちがどのような「解」を提案するのだろうということは個人的にますます強い関心事項になってきました。制度変更でしか変えられない要素(たとえば正統性の付与や、参入規制の撤廃等)もあれば、逆に建築によって制度変更を待たずに問題解決できる要素もあるのではないか、と。

今回はゲストとして呼んでいただきましたが、ぼく自身も大変刺激を受けました。現在進行形でいくつかの地域振興の企画にかかわっていることもあって、視野が広がりました。おそらくあのような場と企画をデザインするために、門脇さん、南後さんには大量のロジと準備、ご苦労があったこととお察しいたします。お声がけいただいたことに感謝しつつ、一端筆を置くことにしたいと思います。





2012年9月5日水曜日

「地方分権改善の可能性〜「大都市地域における特別区の設置に関する法律案」の成立とその展望」寄稿しました。

BLOGO編集部からの依頼で「地方分権改善の可能性〜「大都市地域における特別区の設置に関する法律案」の成立とその展望」寄稿しました。
http://blogos.com/article/46122/

今回の法案でできるようになったことと、その意味を簡潔にまとめてみました。

2012年8月31日金曜日

2012年8月29日付け日本経済新聞夕刊と電子版にコメントしました。

2012年8月29日付けの日本経済新聞夕刊と電子版にコメントしました。社会貢献とソーシャルメディア、若者に関連して、といったところでしょうか。以下で、(おそらく一定期間のあいだ)電子版の記事を読むことができます。

「若者の社会貢献 小さな善意、ネットで集める」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFE2403U_U2A820C1WZ8000/

2012年8月26日日曜日

2012年9月22日(土)「西田亮介さん×藤村龍至さん×速水健朗さんトークイベント 「新しい日本を設計する」~『日本2.0 思想地図βVOL.3』(ゲンロン)刊行記念」が開催されます@リブロ池袋本店

9月22日(土)「西田亮介さん×藤村龍至さん×速水健朗さんトークイベント 「新しい日本を設計する」~『日本2.0 思想地図βVOL.3』(ゲンロン)刊行記念」がリブロ池袋本店で開催されます。

(以下、リブロ池袋本店さんより引用 http://www.libro.jp/news/archive/002817.php)


好評発売中の『日本2.0 思想地図βvol.3』(ゲンロン)を記念し、社会学者の西田亮介さん、建築家の藤村龍至さんを、そして司会にライターの速水健朗さんお迎えしてトークイベントを開催いたします。『日本2.0』で藤村龍至氏は鉄道システムを介したマクロかつ具体的な国土計画の構想を、そして西田亮介氏は地方における新たな自由のビジョンを提示し、日本を複数のブロックに分けてそれぞれのエリアがより細やかに、そして的確に運営される社会のあり方を示しました。そこで一つのキーワードとなっているのが「消費」。この観点は、速水健朗氏が『思想地図βvol.1』で提示した「なぜショッピングモールなのか?」という問いと直結するものです。このトークでは、速水氏を司会としてお招きし、西田氏と藤村氏と共にそれぞれの分野から見えている日本の未来像について、そしてその未来像を実現するために「建築」と「統治」の視点から日本をどのように設計していくのかについて議論して頂きます。

日時:9月22日(土) 19:00~21:00
会場:西武池袋本店別館9階 池袋コミュニティ・カレッジ20番教室 定員:90名
参加チケット:1500円(税込)
※ゲンロン友の会会員割引(1000円・税込)あり。
チケット販売場所:西武池袋本店書籍館地下1階リブロリファレンスカウンター
お問合せ:リブロ池袋本店 03-5949-2910

※ゲンロン友の会会員割引チケット購入方法
友の会会員の方は、会員ご本人様に限り、参加チケット代=1000円(税込)にてご入場いただけます。
店頭でチケット購入の際に、友の会会員証若しくはゲンロンからのイベント案内メールをご提示下さい。
お電話でご予約の方は、申込みの際に友の会会員であることをお知らせ下さい。また、チケットお引取りの際には、必ず会員証か案内メールをご提示下さい。いずれの場合にも、代金お支払い時にご提示がない際には割引適用外となります。あらかじめご了承下さい。

【プロフィール】

西田亮介(にしだ・りょうすけ)1983年京都生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科特別招聘准教授。専門は情報社会論と公共政策。社会起業家の企業家精神醸成過程や政策としての「新しい公共」、情報化と政治、日本のサーフカルチャーの変遷等を研究。
共編著・共著に『「統治」を創造する』『大震災後の社会学』『グローバリゼーションと都市変容』など。

藤村龍至(ふじむら・りゅうじ)
1976年東京生まれ。藤村龍至建築設計事務所主宰、東洋大学専任講師。建築家として住宅、集合住宅、オフィスビルなどの設計を手がけるほか、現代の建築、都市に関わる理論を発表している。主な建築作品に「倉庫の家」「小屋の家」。主なキュレーションに「CITY2.0」(EYEOF GYRE、2010)「超群島 -
ライト・オブ・サイレンス」(青森県立美術館、2012)。主な編著書に『アーキテクト2.0』『コミュニケーションのアーキテクチャを設計する』など。

速水健朗(はやみず・けんろう)
1973年金沢生まれ。編集者・ライター。時評、消費・都市論、書評などを中心に活動中。近著に『都市と消費とディズニーの夢』『ラーメンと愛国』など。
NHK『NEWS WEB 24』、TBSラジオ『文化系トークラジオLife』出演中。

2012年8月19日日曜日

2012年9月16日(日)「ソーシャル・ローカル・ビジネスー都市の”いい建物”を活用する仕事ー」



2012年9月16日(日)「ソーシャル・ローカル・ビジネスー都市の”いい建物”を活用する仕事ー」という建築関係の人たちが主催するイベントに登壇します@大阪


(以下、http://props.a-ri.jp/290より引用)
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ソーシャル・ローカル・ビジネス

ー都市の”いい建物”を活用する仕事ー

古ビル愛好サークル「ビルマニアカフェ」のメンバーとして戦後〜高度経済成長期のビルの魅力を啓蒙する傍ら、ビルオーナーを巻き込んで大阪のまちなかで改修事業も行う高岡伸一氏。大阪で、大阪なりのやり方で、ビジネスを考えることはどのように可能なのだろうか? ディベロッパーで大規模開発に携わる篠原徹也氏と、社会起業に詳しい研究者の西田亮介氏を交え、これからの「仕事」のありようを探る。


Date

2012年9月16日(日) 13:30 〜 15:00
 
Site

会場:名村造船所跡地/クリエイティブセンター大阪
住所:大阪市住之江区北加賀屋4-1-55
DESIGNEAST03 http://designeast.jp/
 
Entrance Fee

一般2,000円、学生1,000円(DESIGNEAST03の入場料)
 
Seat

約100席
 
Speaker

高岡伸一 (高岡伸一建築設計事務所)

1970年生まれ。大阪市立大学都市研究プラザ特任講師。1996年大阪大学大学院工学研究科建築工学専攻修了。1996年~2004年昭和設計。立命館大学非常勤講師。設計活動と並行して、近代建築や戦後の建築の再評価・利活用について研究・実践し、「船場アートカフェ」など大阪の都市再生に繋げるべくさまざまな活動を展開。著書に『いいビルの写真集WEST』ほか

篠原徹也 (三井不動産)

1973年生まれ。早稲田大学大学院修了後、竹中工務店入社。大阪本店開発計画本部では市街地再開発事業のコンサルティングや湾岸地区の住宅開発計画に携わる。2004年三井不動産へ転職。住宅事業本部(現三井不動産レジデンシャル)では大規模マンションの企画、内覧会、販売など手掛けた。現在は関西支社事業一部で賃貸住宅とホテルの開発事業や、商業施設・物流施設等の事業企画を手掛ける。一級建築士、マンション管理士、不動産証券化協会認定マスター。

西田亮介 (立命館大学大学院特別招聘准教授)

1983年生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科特別招聘准教授。慶應義塾大学総合政策学部卒業、同政策・メディア研究科修士課程修了、同博士課程単位取得退学。東洋大学・学習院大学・デジタルハリウッド大学大学院非常勤講師。国際大学GLOCOM客員研究員。社会起業家とソーシャルビジネス、新しい公共、情報と政治などを研究

2012年8月16日木曜日

業績一覧更新(古いものやメディア出演情報等を追加)

細切れ時間の多い日だったので、業績一覧を更新。とくに博士課程入学前後あたりの、昔の仕事が抜けていたり、ページ数が入っていなかったり結構大変だった。可能なかぎり、集約するも。これを遠くないうちに再度researchmapに流しこんだりする手間を想像するとちょっと萎える・・・

https://sites.google.com/site/ryosukenishida/

2012年8月13日月曜日

2012年9月6日横浜ハーバーシティ・スタディーズ2012に登壇します

2012年9月6日、横浜ハーバーシティ・スタディーズ2012に登壇します。横浜ハーバーシティ・スタディーズ2012は社会学者の南後由和さんと建築学者の門脇耕三さんがディレクターを勤めていらっしゃいます。建築系と人文社会系を架橋しながら、アウトカムを模索するようです。とても楽しみ。ぼくは「『新しい公共』の広がりと課題」という題目を頂きましたので、これから何を話すか少々考えてみるつもりでいます。ほかにもインフォグラフィックスのワークショップなど、多様なカリキュラムが用意されています。参加申し込みは下記のリンクからできるようです。同時にボランティアも募集しているようです。

http://yhcs2012.com/

【立命館大学大学院生対象】2012年10月2日、10月9日「研究会企画とマネジメント」セミナー

立命館大学の大学院生(含むPD)を対象に2012年10月2日、10月9日に「研究会企画とマネジメント」というセミナーを担当します。本学の大学院課が担当する「2012年度自己力向上支援プログラム」の一貫です。研究会支援活動と対になっています。申し込み締め切りは2012年9月11日〜9月27日の期間に下記リンクを辿って申し込んでください。

http://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=65360

2012年8月10日金曜日

サーフボードは、折れる。

多くの人にとっては想像もつかないことかもしれないけれど、サーフボードは折れる。先日天気がいい日にもう3年くらい乗った愛用の5'4"のクアッドフィッシュのワックスを剥がしたら、下から写真のような大きなクラックが見つかった。



どうやらストリンガーにもひびが入ってしまっているようだ。ワックスが載っていたため、ただのヘコミだと思っていたが、そろそろ寿命のようだ。サーフボードは最近ではEPSやモールド、カーボンなど先進的な素材で作られるものも出てきたけれど、基本的にはポリウレタンのフォームの真ん中に木材でできたストリンガーが通っていて、それをファイバーグラスで巻いている。より正確には、ちゃんとした板は職人さんが一本一本削って、樹脂で巻いている。最近でこそコンピュータシェイプが出てきたものの、少なくとも日本における主流は手工業的なものだ。

こうしたわりとデリケートな素材で出来ているわけだが、そのうえに人が乗って踏んだり、蹴ったりしているわけなので、だいたい数年でそれなりに「寿命」が訪れる。紫外線による日焼け、黄ばみ、ヘコミ、今回のようなクラック等々が原因だ。職人さんの手作りの板は同じサイズでつくっても、構成するカーブや微妙な重量バランスが異なるため、完全に同じボード、というのはほぼ存在しない。ときおり自分のレベルと、板がバッチリあった「マジックボード」があるが、その板にも必ず寿命が訪れる。板を見ていると、行った場所やとくに印象に残った波を思い出す。たとえばこの板は台湾や新島、千葉、茨城、湘南などによく持っていった。波の大小問わず乗れる面白い板だったし、僕の腕ではペラペラの薄くて細いスラスターではすぐ疲れてしまうけど、長く波乗りを楽しめる板だった。

もちろん寿命が来ることで、それなりにサーフィンをする人は板を買い換えることになる。その結果職人さんたちに定期的に仕事が発生し、ある種の生態系のバランスが構築されるわけでもある。とはいえ、壊れてお別れというのはどこか寂しくもある。まるで人の世の縮図のようだ。



2012年8月8日水曜日

【8/22 Ustream中継!】日本の豊かさのゆくえ ~引き寄せ合う個人が生み出す未来~

富士通さんが運営する「あしたのコミュニティーラボ」の企画に登壇します。
下記公式チャネルでustream中継が行われるようです。
http://www.ustream.tv/channel/%E3%81%82%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%9C%E5%85%AC%E5%BC%8F%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB

【8/22 Ustream中継!】日本の豊かさのゆくえ ~引き寄せ合う個人が生み出す未来~


濱野智史(社会批評家/モデレーター)
西田亮介(立命館大学 先端総合学術研究科 特別招聘准教授)
町井則雄(日本財団 経営支援グループCSR企画推進チームリーダー)

(以下、「あしたのコミュニティーラボ」より引用)
---
みなさんは、あしたの理想の社会をどのように描きますか。
長らく無縁社会と言われ続けてきた日本社会ですが、一方でさまざまな草の根的な活動の広がり、
インターネットの発展等を通じて、そのあり方は変容しつつあります。
では、はたして現在の社会は「豊か」といえるのでしょうか。
8月22日(水)、「あしたのコミュニティーラボ」では、ITのアーキテクチャに詳しい社会批評家の濱野智史さんをモデレーターに、地域コミュニティーで実践的な活動に取り組む政策学者の西田亮介さん、国内のNPO活動を支援する日本財団の町井則雄さんをお招きし、多様な角度から「豊かな社会」にアプローチしていきます。
経済成長が一段落し、価値観が多様化する現代。個人や企業、行政などの各レイヤーでは、既存の枠組みを超えた新しい動きが表れ始めています。社会の変化を見つめるとき、これらを結びつけるさまざまなレベルのつながりは、あしたを考えるうえで重要なヒントを与えてくれるのかもしれません。私たちは、そのつながりからどのような行動を取り、理想の未来を描き出すことができるのか――。これが、本鼎談のテーマです。
当日は動画中継サービスUstreamでの生中継を実施します。
また、ソーシャルメディアを通じて皆さんの声をリアルタイムでご紹介していく予定です。
たくさんのみなさんのご参加を、心よりお待ちしています。
一人ひとりが住みよい理想的な社会をつくるために、私たちはどんなことができるのか。人と社会のかかわりを見続けてきた各分野の専門家とともに、番組を視聴しながら、一緒に考えていきましょう。

【日時】

8月22日(水)
21:00~ Ustreamから生中継
※本ページもしくは下記ページで放送されます。
→あしたのコミュニティーラボ公式チャンネル

【出演者】

(上記写真左から)
濱野智史(社会批評家/モデレーター)
西田亮介(立命館大学 先端総合学術研究科 特別招聘准教授)
町井則雄(日本財団 経営支援グループCSR企画推進チームリーダー)

GLOCOM FTMフォーラムGreenTable2012年度のスケジュール

GLOCOM FTMフォーラムGreenTable2012年度のスケジュールが公開になっていました。下記参照のうえ、ぜひいらっしゃってください。
(下記、GLOCOMより引用)
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ラウンドテーブル(Green-Table)
Green-Tableは庄司昌彦(国際大学GLOCOM主任研究員/講師)を座長に、川崎裕一(株式会社kamado代表取締役社長)、西田亮介(立命館大学大学院特別招聘准教授)、藤代裕之(NTTレゾナント株式会社 新規ビジネス開発担当)をコアメンバーとする一般公開のラウンドテーブルです。参加企業のミドル・若手の方はオピニオンメンバーとしてご参加いただき、コアメンバーの議論に対し、ぜひご意見とコメントをお願いします。

2012年度Green-Table開催スケジュール

2012年度Green-Table(全4回)は、以下のスケジュールで開催します。
★年間テーマ「“所有しない社会”の構想」
<第1回>
■日時:2012年8月28日(火)18時~21時
■テーマ:モノの寿命をのばす生産とは何か?(仮)
    発表 庄司昌彦(国際大学GLOCOM主任研究員)
<第2回>
■日時:2012年10月18日(木)18時~21時
■テーマ:シェア経済を合理的に説明する(仮)
<第3回>
■日時:第3回:2012年12月14日(金)18時~21時
■テーマ:workをすべての人に割り当てることはできるか?(仮)
<第4回>
■日時:2013年1月31日(木)18時~21時
■テーマ:まとめ
※いずれも会場は国際大学GLOCOMホールです。

「ICTと地域変革の道具箱――成功事例と失敗事例から学ぶ」「第5回 過去の「投資」の転用 ~情報産業に特化した環境を創る (中編)」NTTコミュニケーションズ【With a Partner☆得だね!情報】Vol.318

恒例のメルマガ連載。来月で終了...?

西田亮介,2012,「ICTと地域変革の道具箱――成功事例と失敗事例から学ぶ」「第5回 過去の「投資」の転用 ~情報産業に特化した環境を創る (中編)」NTTコミュニケーションズ【With a Partner☆得だね!情報】Vol.318

2012年8月4日土曜日

南紀訪問

知人の先生のゼミにお誘いいただいて、和歌山県は紀伊日置へ。
山と海、明るい日差しがもたらすダイナミックな風景と、適度に商業化された明るい海が印象的だった。紀伊日置という白浜から各駅停車で30分くらいの駅だったのだけれど、なんと本学が立地する京都から5時間強の移動で、さすがに疲労困憊。帰りは合流してバスだったのだけれど、「和歌山 111km」なんていう標識が、ごく普通に存在してスケールの大きさに圧倒される稀有な経験。

(白浜)

(紀伊日置)

初夏のSFC

先週、諸般の用事で久々にSFCの先生方に近況を報告しに行った。もう夏休みに入っているため、とても静かで、学籍を置いていたときとは違うノスタルジーも相まって、それは美しい夏の学舎の風景だった。未来構想塾(?)計画の一貫とおぼしき、大規模再開発も始まっていた。




2012年8月1日水曜日

2012年8月31日(金) 『ソーシャルファイナンス革命』出版記念 慎 泰俊×西田亮介トークショー

リビングインピースの慎 泰俊さんと3回目の対談になります。毎回好評ですので、今回も楽しみです。以下、詳細(代官山蔦屋書店より引用)。

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『ソーシャルファイナンス革命』出版記念
慎 泰俊×西田亮介トークショー2012年8月31日(金) / 蔦屋書店1号館 1階総合インフォメーション
受付中会期:8/31蔦屋書店1号館 1階総合インフォメーション

途上国の学生への就学支援、応援したいアーティストへの投資、
こだわりを持ったモノづくりに対する資金提供などを、ウェブを通じて
多数の個人から少額の出資を募る形で実現するクラウドファンディングは、
いま社会を動かす新しいエンジンとなりつつあります。

こうした新しい金融の仕組みとその可能性を解説した
『ソーシャルファイナンス革命』の著者である慎泰俊氏と、
『「統治」を創造する』の著書がある社会学者の西田亮介氏が、
金融のみならず、教育、ビジネス、コミュニティ再生、
貧困削減などの諸問題において、イノベーションをもたらす新しい方法論は
どこから生まれてくるのか、それをどうデザインしたらいいのか、ゆるやかに討議します。

【参加方法】
7/28(土)7:00より下記対象書籍を購入またはご予約頂いた方に参加整理券をお渡しします。
(電話予約可)

慎 泰俊著 『ソーシャルファイナンス革命』 (2012年7月 技術評論社 1554円)
開催概要

会期:
2012年8月31日(金)
会場:
蔦屋書店1号館 1階総合インフォメーション
開館時間:
19:00~21:00
主催:
代官山蔦屋書店
協力:
技術評論社
住所:
〒150‐0033 東京都渋谷猿楽町17-5代官山蔦屋書店1号館1F
アクセス:
東急東横線代官山駅から徒歩5分
お問い合わせ:
03-3770-2525

立命館大学VSL研究会「『ソーシャル』な関心をもつ若者の動き方/学び方の現在」

2012年7月25日の立命館大学ボランティア・サービスラーニング研究会の資料です。


西田亮介,2012,「『ソーシャル』な関心をもつ若者の動き方/学び方の現在」立命館大学ボランティア・サービスラーニング研究会


2012年7月28日土曜日

2012年7月28日テレビ朝日『朝まで生テレビ!』「激論!護憲・改憲・新憲法」


2012年7月28日朝まで生テレビ「激論!護憲・改憲・新憲法」に出てきました。
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番組進行: 渡辺宜嗣(テレビ朝日アナウンサー)、村上祐子(テレビ朝日アナウンサー)
司会: 田原 総一朗
パネリスト:
辻元清美(衆院憲法審査会委員、民主党・衆議院議員)
西田昌司(党憲法改正推進本部起草委員、自民党・参議院議員)
東浩紀(早稲田大学教授、㈱ゲンロン代表取締役社長)
荻上チキ(評論家、「シノドスジャーナル」編集長)
金慶珠(東海大学准教授)
小林節(慶応大学教授)
小森陽一(東京大学教授、「九条の会」事務局長)
宋文洲(ソフトブレーン創業者)
西田亮介(立命館大学大学院特別招聘准教授)
八木秀次(高崎経済大学教授)
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http://www.tv-asahi.co.jp/asanama/より

...なんというか、とてもハードな番組でした。田原さんのスタイルと存在感で持っている番組なんだなあ、と改めて。

2012年7月21日土曜日

2012年7月25日「「ソーシャル」な関心をもつ若者の動き方/学び方の現在」@立命館大学ボランティア・サービスラーニング研究会

2012年7月25日「「ソーシャル」な関心をもつ若者の動き方/学び方の現在」という題目で話します。衣笠キャンパスの立命館大学ボランティア・サービスラーニング研究会です。学内の方はふるってご参加ください。

http://www.ritsumei.ac.jp/slc/event/detail.html/?event_id=27

所属の部署ではないですが、こうしてお声がけいただけるのはありがたいです。

2012年7月17日火曜日

『日本2.0』発売開始


既にネットでは話題になっていますが、今日から『日本2.0』が発売になります。ご存知のように、思想家の東浩紀さん率いるゲンロン社のお仕事です。今回地方の消費社会化と自治に関する論考と憲法草案(おもに地方自治関連)で参加させていただきました(詳細下記)。

僕にとっては『思想地図』というのは特別な媒体なので、とても嬉しく思います。というのも、2008年の年末に当時NHK出版が版元だった『思想地図 vol.2』での論考と対談が、当時修士だったぼくの初めての紙媒体における単独仕事だったからです。そのときの論考も、やはりフィールドワークをベースにしたものでした。


ずいぶん、月日が経って、なんだか当時想像していた路線とはずいぶん違う方向に来てしまったような気がしなくもないですが、ふたたびこうして東さん、そしてゲンロンに移った『思想地図』とお仕事できることとてもうれしく思います(ゲンロンはいわゆる論壇誌等々と比べても大変丁寧な作り込みでした)。


ぜひお手にとっていただければ幸いです。

西田亮介,2012,「『不自由』な日本の地方――消費社会化は民主主義の敵か」『日本2.0――思想地図β vol.3』422-34.


楠正憲・境真良・白田秀彰・西田亮介・東浩紀,2012,「憲法2.0」『日本2.0――思想地図β vol.3』102-212.





2012年7月14日土曜日

「第4回 過去の「投資」の転用 ~情報産業に特化した環境を創る (前編)」『With a Partner☆得だね!情報 Vol.314』

恒例のメルマガ原稿を書きました。

西田亮介,2012,「第4回 過去の「投資」の転用 ~情報産業に特化した環境を創る (前編)」『With a Partner☆得だね!情報 Vol.314』NTTコミュニケーションズ.

2012年7月12日木曜日

なぜ日本で「白熱教室」が難しいのか?

今年から大教室の講義を担当するようになった。
大学の講義を担当してしばらく経ったが、これまで幸か不幸か小規模な20〜50人規模のクラスばかりを担当してきた。この規模のクラスは良かれ悪しかれ、受講者に目が届く。徐々に顔と名前が一致して、学生の個性も分かってくる。今年は時間割の関係かそれとも異なる何かが災いして、どの授業もずいぶん大規模化してしまった。これまでのクラスと比べると、ずいぶん多くの学生が履修するようになった。


百人を越えるような規模のクラスになると現実には全ての学生の個性を把握することは難しい。なかなか名前は一致しないし、だいたい学生は講義に集団でやって来て、同じような場所に座るから、グループでしか認識できない。しかも交代で出席していたりする。この規模のクラスになると、寝る学生、内職する学生、途中で出て行く学生、いずれも数週間でパターン化してくるが、いかんせん手の施しようもない。そもそも、こうした大規模講義の是非を問う声もあるかもしれないが、大学経営やカリキュラム上なかなか変えられないというのも現実なのだろう。こうしたクラスでは質問を振ると嫌そうな顔をされ、感想を問うと黙って下を向く、確かにこちらの力量に問題があるのだろうけど、こちらもそれなりに心が折れる。

こんなとき、マイケル・サンデルが脳裏をよぎる。サンデルの哲学の講義は、ハーバードでもっとも人気があるとされ、それが日本でも「白熱教室」として大きな話題を呼び、著書はベストセラーになった。そのサンデルの講義は大教室で行われてはいるが、数百人の学生に囲まれながらも、どんどん回答が困難な問いを出す。すると世界中から集まってきた優秀な学生たちがこぞって挙手し、回答しようとする。サンデルはその回答を鮮やかなまでに哲学史に結びつけていく。


確かにサンデルは優秀な教師としての資質を持ち、かつ同時に長いキャリアに裏打ちされた教育経験を持っていることだろう。しかも世界で一流の大学だ。単純に比較はできないし、してもしょうがないことは百も承知だ。それでも大学で講義を持っているものなら、きっとどこかでサンデルのような講義に憧れるのではないか。曲がりなりにも誰よりも「知的なもの」に関心があるからこそそういう職種についたのだし、一般に研究者は議論を好む。意見が一致せずとも、高度な知性を持つ相手と議論を深めたいとどこかで願っていると思う、たぶん。


日本版「白熱教室」が放送されてはいることからも分かるように、日本の大学、日本の教員によるサンデルのような授業が皆無というわけではないにせよ、どうにも現実は厳しい。殊、ぼくに限っては今のところ白熱した大教室講義運営のセオリーはつかみあぐねている。世の中は「グローバル化」や「リーダーシップ」に対する半ば強迫的な言説は溢れてはいるものの、多くの学生(と大教室における講義)は未だそちらにはいけずにいる、というのが少なくともぼく個人に限っていうなら現実だ。


しかし青臭いかもしれないけれど、大学が教育機関である以上、学生に倫理的な変革(気判的な解)を押し付けるよりも、まずは大学が、講義が、そしてぼく自身が変わるべきだという認識を持つ。繰り返すけれどぼくの力量に主たる問題はあるものの、横に座る級友の顔色を見て、連鎖する学生を見ていると、個々の講義の取組では限界があることも感じざるをえない。個々の授業の取組はそもそも課題が多くなったりすると履修自体が敬遠されるし、学生たちの横の同調圧力は強い。これらの要素が「白熱教室」を阻んでいるのはほぼ間違いないと思うのだけれど、これを「日本人の特性」と揶揄し、現実味がないままに、事実上多くの学生が結果的には敬遠する過剰な「グローバル化」や過剰な「リーダーシップ」の規範論を説くことにはあまり意味がないと思うようになった。必要なのは多くの学生にとって実効性ある解ではないか。

それがどのようなものかはまだ漠然としていてぼくもよくわからないし、そもそも「自分の力量をあげろ」という要素を多分に含むので難しいのだけれど、漠然と最近思うのは同調圧力の高さといった「日本人らしさ」を活かして、初年度教育に、通過儀礼的な要素を入れるということだ。大学に入ったら、それまで習ってきた横並びの「正解」を出すことではなく(というか、それらを捨てて)、正解がない問題に対して、級友たちと議論し、試行錯誤することに意味があること、そのために感想と意見を表明することが第一歩なのだ、ということを経験的に理解するような場を作ったらどうだろう。それでもぼくたちは「白熱教室」に到達しないだろうか。近年の大学では基礎ゼミのように、早い学年でリサーチや、プレゼン、レポートの書き方を並ぶ場もあるが、異文化体験と呼ぶまでにはいたっておらず、個々のクラスに委ねられているように見える。


稀有な例は、嘉悦大学のようにモチベーションの場づくりで定評あるNPO法人NPOカタリバなどと提携して、初年度教育に強く介入しているケースがある。知人たちからの伝聞に過ぎないが、中退率の改善などに大きく貢献していて、実践する側も手応えを感じているようだ。日本中退予防研究所も初年度教育に力を入れている。あるいは、学部から博士課程までいたSFCに思いを馳せると、あそこも「SFCらしくあること=なんでもいいので面白いことをかたちにすること」に対してきわめて強い同調圧力がある場所だった。それは入学の最初に誰しもが感じたのではないか。先輩や教員らもそういうことを望んでいたし、そもそもそういった「外れ値であること」が許容される場所を希求して望んで全国からやってきた同級生も多かったように、少し懐かしく思い出される。それはある種の通過儀礼に相当したのではないか。もともとそういう志向を持っているかどうかはさておき、学年丸ごとそのような経験を積ませるという意味において。


福沢諭吉が「半学半教」といったように、ぼくたちにも議論を通じて学び「伝統」があったのかもしれない。過剰に制度のせいにせず、かといって諦めもせず、個人の教育の力量を磨きながらシステム変革の問題提起をしていきたいと改めて思った。

※1ずいぶん、とりとめもなく長くなってしまったのは、いまいち核心が持てないからかもしれない。

※2実は大学院改革のお仕事のもっとも最初にとりかかるべきポイントもこのあたりにあるんじゃないかと最近思っているのだけれど、あまりに長くなってきたので、機会を改めて。

※3白田先生にプッシュしていただいて、読んでる人が増えたので、「てにをは」レベルで直しました。夜中にさくさく書いたのでちょっと日本語変でした(7/13朝)。









2012年7月7日土曜日

鯖江再訪

今週前半、福井県鯖江市を訪問した。
鯖江市はもともとメガネのまちとしてしられているが、ここ数年「情報のまち」としての知名度を高めている。特に公共データの公開に積極的で、公共LOD賞という賞を受賞したことでも知られているように、日本屈指のオープンガバメントを推進する自治体なのだ。
以前から訪れたいと思っていたのだが、つい数ヵ月前にW3Cのチームとご一緒させていただくという稀有な機会があって訪問は実現した。

今回は政策と組織設計について知りたくて、単独で訪問したのであった。鯖江市役所情報統計課のみなさま、前回もアテンドいただいた(株)jig.jpの福野泰介さん、鯖江市地域活性化プランコンテストを主催する竹部美樹さんらに大変お世話になりました。
結論からいうと、「素晴らしい制度や組織設計があるのではないか」という外部者にありがちな期待と仮説はもろくも崩れ去り、鯖江市の情報化がより大きな文脈のなかで成立しているのだということを知りました。現場に出て仮説が崩れ去るというのは、一瞬がっかりしますが、フィールドワーカー冥利につきるわけで、どうまとめようか再考します。

しかし鯖江というのは不思議なまちで、すごく住みやすく感じます。駅前にはホテル、病院、レンタカー、中心市街地があり、中心市街地の飲食店はちゃんと営業している。チェーンのカフェこそないものの、地元の喫茶店では無料の公衆無線LANが飛んでいます。街中も市の公衆無線LAN事業で、無線LANが入る多くの場所があります。また書店も2店も営業しています。一般に中心市街地のなかで書店はかなり早期にシャッターをおろしてしまう印象がありますが、ちゃんと新刊も入荷しているようでした。また中心市街地には偶数月と奇数月交替で車を道路に止められるようになっている。また寺社が複数あり、いうまでもなく魚介類と梵というおいしい日本酒がある。地元の商店も「ローカルオンリー」というわけではなく、きちんと内装等をアップグレードしています。これはきちんと調べていないのですが、少なくとも中心市街地は電線の地中埋め込みをやっているのではないでしょうか。電線が視界に入らず、気持ちの良い視界でした。NPO活動も盛んだと聞きました。今回は立命館の立地する京都から向かったのですが、特急利用で1時間15分くらいでしょうか。とても近い。情報や政策と無関係に、好きなまちといえるでしょう。ぼくは典型的な「(不便でも、人間味と情緒に溢れた)地方が好き」というタイプの研究者ではないので、少なからず驚きました。また必ず来鯖(「鯖江に行く」という意味だそうです)します。直近だと、8月4日に開催される「電脳メガネサミットin鯖江」になるでしょうか。お時間設けてくださった関係のみなさま、本当にありがとうございました!


(初めての電脳メガネ。装着させていただきました)

(JR鯖江駅。七夕の飾り付け)

(鯖江ドッグ)

(サバエドッグ。米を豚肉で巻いたものが揚げてある。美味)

(中心市街地内の道路に駐車を認める看板)

(新しくできた眼鏡会館内のカフェの小物。鯖江には随所にメガネ関連製品が)





2012年7月5日木曜日

旅

旅というのは大人の楽しみかもしれないと思うようになった。むろん、ただ知らない土地へ行き、新奇なものを眺めることはだれでもできる。ここ数年、仕事でいろいろな土地に赴くようになった。結果として知らない土地を訪れ、知らない人々に話を聞き、初めての人たちと食事して酒を囲む機会が格段に増えた。知らない人たちから話を聞くときには、自分にも話すべき話題が少なからずあったほうがよいし、少なくともそう思われたほうがよいだろう。会話というのは相互に話すことで進んでいくのだから、「話す価値がない」と思われてしまってはないけない。そう考えると、年を重ねて大人になると、何がしかの蓄積は少しずつでも増えていく。また研究というようなものを生業にしていると、他所の土地の取り組みや国の動向についての知見も増えていく。こちらにも話したいということがあると、畢竟話は弾み、酒は進む。そう考えると、もともと知らない土地を訪れることに対してあまり積極的ではなかったものの、徐々にそうした行為を楽しめるようになってきたような気もする。せっかく生業なのだから、もっと楽しくなってほしいとも思う。