2012年9月15日SNS+ミーティングというセミナーにて講演してきました。珍しく、というか、普段全くお声がかかることのない思想的に左のみなさんが中心に40名くらいの方が集まってくださいました。講演とパネルディスカッションを経て、多くの方々と意見交換させていただきました。その時の資料を置いておきます。
西田亮介,2012,『ツイッター議員のコミュニケーション――定量分析からの考察』.
https://docs.google.com/open?id=0B0B5uWzoUmnJZ1FyajI4N2lxVms
思想信条は共有しませんが、若手の方々は支持基盤やアイデンティティ、世代間ギャップについていろいろと悩みを抱えていらっしゃるようです。僕が申し上げるべきことはあまりありませんが、外交やイデオロギーといった現状の社会システムとのギャップが大きい主題について棚上げすることを社会的に明言したうえで、生活者の意見を丁寧に拾いつつ、その方法を革新していくような生活者に密着した政治勢力の存在意義は、政治の多様性の観点から見ても現在でも一定程度残されているようにも思えます。逆にいえばそちらに行けないならば、歴史的に見てもその役割と存在意義は今後一層厳しくなっていくしかないのかもしれない、とも。