2015年5月3日日曜日

千葉市美術館は展示に解説をつけたら良いのではないか


千葉市立美術館が所蔵名品展をやっている。そのことを教えてもらったので、今仕事もしている、千葉市について理解を深めるために、仕事が終わってから、業務時間外にプライベートで見に行ってきた。建物もよくドラマの撮影に使われるような大変趣き深い場所ではあった。200円と入館料もリーズナブル。展示も葛飾北斎から現代アート的なものまで多岐にわたる。

…だが、解説が一切ない。展示の順番とその意味もよく分からない。100選とそれ以外がシールで分けられていたので、すべてが有名なものというわけでもないような気がする。だが、解説がないので、展示について、あるいは美術の知識がないと、楽しみ方がよく分からない。教養がない、と言ってしまえばそれまでだが、なかなか難しい。少なくとも、ぼくはあまり楽しめなかった。文脈やどれを見るべきかもよくわからなかったので、ざーっと眺めて30分ほどで出た。

千葉市は緊縮財政を実施していることになっているから、いろいろとお金をかけるのが難しかったのかもしれない。だが、簡単な解説をつけたり、撮影やシェアを認めてもよいのかもしれない。仮にお金をかけないとしても、もっと間口を広くできるのではないかと思った。

千葉市美術館
http://www.ccma-net.jp/