昨日は東洋大学で「コンピュータリテラシィⅡA」と「政策デザイン」、その後京都に移動。結局、前者が40人くらい、後者が100名ほどといったところか。開講日時が変わったからか、前年度から大幅に履修者が増えた。「コンピュータリテラシィⅡA」は開講3年目なので、だいぶこなれてきた。大学と学生の雰囲気も分かってきた。大学で連続した講義を担当するようになってまだ3年目なのでえらそうなことは言えないけれど、進行や内容の咀嚼、学生の傾向を踏まえて試行錯誤する余地を踏まえると、3年目くらいになってようやく質的に少し満足できる内容になってきたのではないかと思う。もしかしたら、ぼくが不器用なだけかもしれないけれど。その意味では「政策デザイン」は、まだまだ工夫の余地がありそうだ。もともと20名程度で、実際に問題発見・解決を行うことを想定していただけに走りながら授業の設計自体を組み直す必要もありそうだ。
授業終了後は「結」で、鳥竜田揚げ定食とコーヒー。クリステンセンらの『イノベーションへの解』を「政策デザイン」に活かせるか検討。直接的にはちょっと難しいかもしれないな、と思いつつ、「政策におけるイノベーションとは何か」を妄想。
その後、京都に移動。京都にはまだ桜が残っていた。今回は関西での共同研究の打ち合わせも兼ねて週明けまで滞在。来週はふたたび週の後半に、国際交流に関する助成金をうけていた博士院生の人たちの成果報告会でコメントするために京都に来る予定。まだ新学期が始まったばかりできちんと週の前半京都、後半東京というようにきちんとローテーションにならない。いや、もしかすると、このままずっとローテーションにはならないのではないかという予感もしている。