東浩紀さん監修の角川インターネット講座に、寄稿しました。カタい論文というよりは、最近の問題意識を、散文調にまとめています。ぼくの仕事のなかではちょっと変わったタイプになると思います。五野井さんや白田先生、面識はないのですが、新自由主義的で、独特の経済観がクセになる経済小説家の橘玲氏なども寄稿されています(ぼくも愛読しています)。6月は休みがなくて、週末も定例研究会があったりで、早くも夏バテ感が否めませんが、こうして冬のあいだに仕込んだ仕事が幾つか公開されていきます。
なおinstagramの書籍タイトルが間違えているのはご愛嬌、ということで。
西田亮介,2015,「データ駆動型政治――『人』から『データ』へ: 情報化が切り開く『新たな理性』と感情的動員」東浩紀監修『角川インターネット講座 (12) 開かれる国家 境界なき時代の法と政治』角川学芸出版,169-90.