2013年4月4日木曜日

2013年4月4日衆議院におけるネット選挙に関する参考人質疑 #ネット選挙 まとめ

「2013年4月4日衆議院におけるネット選挙に関する参考人質疑 #ネット選挙 まとめ」を作成しました。
http://togetter.com/li/482927

先日の審議に続く、参考人質疑。やはり朝日新聞デジタルの記者さん(@asahicom)らが実況中継してくれていました。


「2013年4月2日の朝日新聞デジタル等による #ネット選挙 についての国会審議実況中継まとめ」
http://togetter.com/li/481984

この文面を読む限り、夏野さんは「メールと、Twitter、Facebookを区別する合理的理由の乏しさ」を中心に、よくある「ネット選挙を解禁すると投票率があがる」といった知見を提示した模様。明言はされていないようだけれど、野党案支持なのだろうか。しかし韓国の例を見ても、「ネット選挙を解禁すると投票率があがる」かどうかは実はよくわからないことには留意する必要があるものと思われる。

他方過去の著作等でも、厳しい選挙戦の現場を戦ってきた三浦さんは現実的に、まずは慎重にでも進めていくことを支持。ということは、与党案支持といったところだろうか。

さしあたっては明日採決が行われて、衆議院を通過するかどうかがひとつの注目すべきポイントだが報道を見るかぎりやや暗雲も漂っているようだ。

これに先立って開かれた理事会で、与党側は、5日の委員会で採決を行うことを提案しましたが、野党側は、さらに審議が必要だとして応じず、引き続き調整することになりました。

「メール選挙運動巡り 参考人質疑で賛否」『NHK NEWS WEB』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130404/k10013669991000.html

遠くないうちに、こういったやり取りは衆議院の会議録として公開されるはずだけれど、なかなか即日というわけにはいかない。先日、やはり朝日新聞の記者さんとTwitter上でやりとりになったけれど、このように報道機関関係者が給料をもらって張り付いて、しかもその情報を(オープンにできるものは)オープンにしてもらえるとなかなかありがたい。

衆議院会議録
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kaigiroku.htm
(ちなみにネット選挙は、総務委員会の案件なので、「総務委員会」の項目で公開されるはずだ)

引き続き動向に注視したい。