今週末の2012年12月8日国際公共経済学会第27回研究大会若手セッション「いま、「学際」を問い直す~アティチュードとアプローチ~」のコーディネータと報告者をつとめます。3年近く研究会を一緒にやってきたメンバーで、パネルを行います。公共政策まわりでいうと、今夏の日本公共政策学会で共同報告したメンバーでもあります。文科省も人社系については、ディシプリンの徹底に回帰するという風の便りもあったりする昨今ですが、あえて学際という主題を取り上げてみようと思います。なにはともあれ、ぼくや生貝さん、そして松原真倫さんはいわゆる学際系の大学院出身なので、「学際の見直し」などといわれると、そもそも研究者としてのアイデンティティにかかわるわけです(笑)まあ、冗談はさておき、このテーマはぼくと生貝さんについていえば、11月に宇野常寛さんの『PLANETS』vol.8の鼎談向けのコンテンツで鼎談したときの内容とも呼応しています。楽しみです。なお、ちょうどこのパネルのときに、おもしろい取り組みをご報告できるのではないか、と仕込んでおります。あわせてお楽しみに、というか政策研究のみなさんはぜひ足を運んでいただければと思います。
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いま、「学際」を問い直す~アティチュードとアプローチ~
コーディネーター
西田亮介
(立命館大学大学院先端総合学術研究科特別招聘准教授)
パネリスト
生貝直人
(情報・システム研究機構融合プロジェクト特任研究員)
松原真倫
(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程)
山口 翔
(立命館大学グローバル・イノベーション研究機構ポストドクトラルフェロー)
http://ciriec.com/conference/japan/27_2012/