2012年12月12日『毎日新聞』東京版夕刊&電子版にコメントしました。
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<選挙>ネットの「声」演説に反映
http://mainichi.jp/select/news/20121212k0000e010167000c.html
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日本でも『オバマの作り方』で話題になったように、選挙運動でネットも利用できるアメリカでは「ソーシャルリスニング」というインターネット上の発言の傾向を分析し、演説内容に反映するといった事態が生じています。ちょうど今回の選挙ではTwitterや応援演説の動画共有サイトへのアップなどが話題になっているが、来夏の参議院選挙までには部分的な公職選挙法の改正は起きるのではないでしょうか。ただし、個人的には部分改正ではなく、法律のいわゆる「一丁目一番地」、法の目的を、「公平で均質な選挙」から政治の透明化、政策立案競争の促進、政治家と国民の距離を近づけること、に書き換えないといけない、せめて、そのための努力は戸別訪問や挨拶の禁止、新聞・テレビ・ラジオが普及されているにもかかわらず候補者による利用が禁じられていることとの整合性を考えると必須だと考えています。