今日から東洋大学の「コンピュータリテラシィⅡA」と「政策デザイン」が始まった。東洋大学はこれで3年目になる。初めて講義を担当した大学でもあるから、思い入れもあるし学生の雰囲気も分かってきた・・・
...と思っていたら、今年初めて40人規模の教室が溢れるという経験をした。「政策デザイン」だ。廊下にまで人が溢れて、教室キャパの2倍以上人がいたと思う。人が多すぎて、スライドも見せられないし、そもそも暑くなりすぎていたため、進捗と評価、最低限の目的を30分×3回繰り返した。
「ちょっと東洋でも知られるようになったか・・・」なんて思っていたら、どうやらよくよく学生たちの話を聞いてみると、ゼミのある曜日や同時に開講されている科目の影響が大きいという。いずれにせよ慢心せず、今年も講義に取り組みたいと思う。なお「政策デザイン」は半期科目なので、後期は「行政システム」になります。何を題材にしようか悩んだのだけれど、日本のイノベーションシステムを扱おうとシラバスを書きました。せっかく昨年度まで中小機構にいたわけだしね。
ところで「政策デザイン」の「目玉」は、東洋大学6号館地下食堂の奥で営業している、日本の各地域のあまり知られていないおいしい食材を活用したおむすび屋さん「結」と、東洋大のOBで若き創業者の吉田さんのご協力のもと、極めて実践的な内容になります。今日は遅い昼食がてら吉田さんとお打合せしたのだけれど、聞くところによれば、あまり東洋大ではその手の実践的な講義は類をみないのではないか、ということ。詳細はまたいずれ。ちなみに「結」はおむすび屋さんだけれど、特大の唐揚げと、大学内で数少ないホットコーヒーが飲めるところもポイント。
「結」
twitter: https://twitter.com/#!/omupro
概要PDF: http://www.toyo.ac.jp/press/pdf/20100413_musubi.pdf