研究室情報【進学、研究生、共同研究等希望者等向け】

西田亮介研究室について (about Dr. Ryosuke NISHIDA's Lab.@titech)
東京工業大学環境・社会理工学院社会・人間科学系 社会・人間科学コース 西田亮介研究室の研究室情報です。
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「西田亮介の新書、文庫、雑誌で始めるリベラルアーツゼミ」

2015年2月11日水曜日

集中講義5日目@京都精華大学

京都精華大学での集中講義が終わった。上にツイートしたように、普段とは違った環境で、教育に携わったことで、いろいろと気づき、学びがあった。 まず教員、職員、学生の距離がとても近い。職員が具体的に学生の顔と名前をかなり認知している。教育において、ごくごく基本的なことのようにも思えるかもしれないけど、大規模校では、なかなかそうはいかない。フロント周りの業務は最近では業務委託にしていたりもするので、データではなく具体的に学生の顔と名前が思い浮かぶケースは、当たり前ではない。またおそらく、教育への関心がとても高い。集中講義中、多くの教員やスタッフの方が見にいらっしゃっていた。少なくとも、これまでいろいろ授業をやってきたけれど、非常勤の一コマにそれほど関心をもっていただいたことはなかった(…あるいは、不安視されていたのかしら(汗))。小規模校ならではのきめ細やかな教育のあり方を垣間見た思いだった。他方、強いてネガティブな点をあげると、自分たちのキャリアのメタ認知があまり形成されていない点か。クリエイター教育という、他の一般的な学部教育とはかなり異なった教育を受けているだけに、「その教育を受けた自分が、別の文脈で、どのような価値創出に貢献できるか」という問いに直面する機会は、一般の学部学生より多いと想像される。むろん一般に必要とされる認知ではあるものの、とくに就職を念頭に置いたりする場合、きちんと答えられるようにしておかないとなかなかうまくいかないかもしれない。こういった課題に答えられるようになるならば、いろいろな局面で課題解決、価値創出できる人材を創出できるポテンシャルを十分にもっているのではないか。むろん、ここまで書いてきたのは、5日間という短期間で、ちらとキャンパスを見たなかでの主観的な感想に過ぎない。ありがたいことに、早くも来年度の打診をいただいた。学生さんの様子も見えてきたので、来年度はいっそう作りこんだものを提供したい。