2016年1月21日木曜日

BSフジプライムニュース1月19日「何が変わる18歳選挙権 若者と与野党のホンネ」

以下の、みなさんとBSフジプライムニュースに、数年ぶりに(!)、出演してきました。

牧原秀樹 自由民主党青年局長、
武正公一 民主党18歳選挙権プロジェクトチーム座長、
西田亮介 東京工業大学准教授、
富樫泰良 日本若者協議会代表理事

この日は、校務での公立はこだて未来大学への視察からの生放送でなかなかハードでした。前半、結構な置物と化すも、中盤以後盛り返したような気がします。とくに、先日の日曜討論では言及できなかった「若者と政治の共鳴・共振」「民主党の課題」に具体的に言及できたことはよかったのではないか、と。

もうひとつ、付け加えるなら、現在の若い世代にとって、民主党への「期待」と「活躍」が過去のものであることが経験的に共有されていない可能性でしょうか。

たとえば、民主党への世論の期待がもっとも盛り上がったのは2000年代中盤〜2009年の政権交代の時期といえます。しかし、随分時間が経ちました。たとえば、18歳選挙権でいわれる18歳なら、当時13、4歳、22歳(一般的な大学4年生相当)で、16、7歳程度。その時期に、政治に強い関心をもっていた人たちを除くと、経験的には認知していないのではないでしょうか。

彼らの世代にとっては、むしろ安倍政権の「リーダーシップ」のほうが所与の前提となっている可能性は否定できません。そうだとすると、彼らの目が自然と、議席数からしていろいろなことを決定できる政府与党に目がむくとしても不自然ではありません。民主党や野党はそのことを認識したうえで、広報戦略、戦術、若年世代対策を進めていく必要があると思います。

現在(放送終了後10日間)、ハイライトムービーが公開されています。それ以後は、テキストアーカイブになるようです。

http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/day/d160119_0.html