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西田亮介研究室について (about Dr. Ryosuke NISHIDA's Lab.@titech)
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2014年6月24日火曜日

水中歩行の話



だいたいちょうど一年前に体重計が指し示す数字に驚き呆れて、定期的にジム通いを始めた。それが福島県で開催された日本公共政策学会に友人たちと出かけたときのことだったから、結果的に1年で、食事制限無しで5キロほど減量に成功した。なによりの成果は、身体のキレもさることながら、メンタルのストレス軽減かもしれない。京都が拠点である以上、海は遠いし、サーフィンは天候や前後の予定に影響を受けるけれど、ジムは極めて人工的かつ安定している。とりあえず行きさえすれば、今のところ、ジムでは運動以外にすることが見つからずにいることもあって、半強制的に運動することができる。数少ないサーフィンを楽しみ尽くすにも、そのとき身体がちゃんと動かないとツラい。身体というのは、不思議なもので、普段から動かしておけば動くし、動かさないでおくと動かない。結局ちまちまでも運動し続けているのが一番良いみたいだ。まあ、そんなことに気がついたのも、30代の始まりで、運動能力や筋力の貯金を使い果たす直前で良かった。

とはいえ、根っから気合と根性が不足しているので、もはやパワー系のマシンに取り組む気がしない(いや、一応、自分の名誉のためにとくに意味なく付け加えておくと、エネルギーが有り余っていた大昔はベンチで100キロ超えとかもできたのですが。むろん現在は無理)。というわけで、畢竟、ストレッチとスイムが中心に留まっている。まともな屁理屈をつければ、筋肉過多は、重量過多で、あまりサーフィンにも良くなさそうである。

ところで、最近はまってるのが、水中歩行。ヘボではあったものの、幼少の頃からそれなりの期間、競技として鍛えた唯一のスポーツなので、たぶん一般的な意味ではかなり速く泳げるはずだけど、最近はなんといっても水中歩行である。むしろ、泳ぎ慣れている身にとっては、歩行は泳ぐよりもよっぽどキツい。水中では圧倒的に泳ぐほうが速い。しかし、これは視点を変えれば、運動負荷が高いことの現れではないか。なんとなく股関節の可動域も広がっている気がするし、動きが制限されるので、動作を細かく割って意識するためにも良いように感じている。そういえば、『Blue Horizon』のラスタや、『マーヴェリックス』が描くジェイ・モリアーティのトレーニングシーンでも、海底を石を抱えて息を止めてウォーキングしていたはずだ。そんなトレーニングは、ちょっと非現実的だけど、ジムでの水中歩行なら、シリアスさこそ欠くものの誰でも気軽に、真似できる。大げさになってきたけれど、ぐっと巻き戻すと、とにかく高齢者や泳げない人が、補助的に取り組むものだと思ってナメてた水中歩行ですが、なんだか調子が良い。

しかし、フィジカルのヘルス・マネジメントとしての側面が強いけれど、なんとなく身体が戻ってくると人間というのは贅沢なもので、競技も再開したいなあ、なんて思ってしまったりする。とはいえ、こちらは確かクラブチームでのマスターズ登録とかそういうのが必要だった気がするので、再開することはないような気がする。あくまでヘルスマネジメントであり、快適にサーフィンを楽しむためのトレーニングなのであった。