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西田亮介研究室について (about Dr. Ryosuke NISHIDA's Lab.@titech)
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2014年6月17日火曜日

『300 帝国の進撃』



先日、『300 帝国の進撃』のマスコミ試写にご招待いただいたので、ご紹介。前作『300』もザック・スナイダー監督の手腕で、まさに血湧き肉躍る歴史スペクタクルであったが、本作は3D対応で、エンタテイメントとして高いレベルの出来といえる。ぼくは利便性の観点で、圧倒的にPCで映画観る派だけど、本作は劇場で観るべきかもしれない。せっかくなので、前作を前日に振り返っておいたのだけど、それでも一回満ただけでは、微妙に時系列が接続しなかった。やや時系列が行きつ戻りつするところが、ややこしいといえば、ややこしいか。マーケティング担当の方の指摘を受けて、iTunesの48時間ルールで、帰宅してもう一度みて繋がった。

ぼくが試写に呼ばれるのは、たぶんネット的なものや論者と映画の新しいマーケティングの親和性をテストしているのではないかという仮説を持っているのだけど、こうした歴史エンタテイメント系は本屋さんとコラボしてはどうだろう。というのも、よく考えてみると、本作は誰が主たる視聴者なのか、わかりにくい。歴史物はなんとなく前提知識を要求するように思えてしまうし、ザック・スナイダーはビジュアルへのこだわりでも知られているが、前作同様に性的シーンのビジュアルにも、かなり力を入れている。なんとなく気楽に、異性の友人や(恋愛初期に)デートで観に行くと気恥ずかしいかもしれない(そのあたりに、やや時代錯誤的な要素はあるのかもしれない。むろんぼくの側に)。R15+の区分になってもいる。

この絶妙な設定の映画を誰が劇場で観るのだろうか。結局のところ、(なにかとお元気な)年長世代を対象にしているような気がしなくもない。同時に、歴史の知識があると、より本作(そして前作)が楽しめることは間違いない。古代ギリシャやペルシャの世界戦略あたりだろうか。これらをパッケージにして販促やイベントをやっても良いのではないだろうか。いずれにせよ個人的には、映画というよりはゲームっぽいカメラワーク×史実に基づく薀蓄いっぱい×エンタメは好きな路線なので、とても楽しめました。

公式サイト→
http://wwws.warnerbros.co.jp/300movie2/