研究室情報【進学、研究生、共同研究等希望者等向け】

西田亮介研究室について (about Dr. Ryosuke NISHIDA's Lab.@titech)
東京工業大学環境・社会理工学院社会・人間科学系 社会・人間科学コース 西田亮介研究室の研究室情報です。 研究室(修士課程、博士課程)への進学、研究生の希望者は、よく読み、
原則として、十分な時間的余裕をもって事前に連絡し、 個別面談を受けて下さい(海外、遠方在住等の場合は要相談)。

(Japanese)

(English)

オンラインサロンを始めました。初月無料、社会人1500円/月、学生500円/月。平日毎日更新。週1選書。月1読書会。
「西田亮介の新書、文庫、雑誌で始めるリベラルアーツゼミ@Synapse」

2013年9月30日月曜日

「大学教員準備プログラムの発展を目指して」に参加しての所感

先日、担当している大学院キャリアパス推進室の業務で、東北大学高等教育開発推進センターが主催する大学教員をめざす大学院生の全国交流会「大学教員準備プログラムの発展を目指して」にオブザーバー参加してきた。現時点では大学院、とくに博士課程のキャリアパス支援を本格的に行っている大学は、先方の調べでは立命館を含めて10大学程度に留まっているようだ。昨今、文科省から特別経費を得ている東北大のようなケースもあるものの、プレFDや国立大学の研究科裁量予算、個々の教員の提案科目として行っているケースが多いようだ。その意味では私大として、十分とはいえないものの、2010年から博士キャリアパス推進室(2013年に「大学院キャリアパス推進室」に改組)を設け、教学研究一体となってこの問題に取り組んでいる立命館は比較的先駆的なケースといえる。とはいえ、共通教育推進機構の沖先生が中心となっている、極めて実践性が高い「PFF(Preparing Future Faculty)プログラム」も、「大学院キャリアパス支援プログラム」も総じて、参加者数が伸びない。これは交流会に参加している(したがって、相対的にキャリア問題に関心が高いと思われる)国立大の院生でさえ、研究以外の活動に時間を割くことに抵抗感を表明していた。PFFプログラムも基本的に人材の供給サイドへのテコ入れであって、そもそも本当に採用のときにこうしたプログラムの受講やサーティフィケートが有効に機能するのかは正直よく分からないという問題を抱えている。少なくとも断言はしにくい。また人材の採用、つまり需要側へのテコ入れなしに、プログラムを拡充していくことへの疑問がないわけでもない。そもそもポスト数が絶対的に足りていないのだから、その根本対応ではないということもある。とはいえ、現実の大学教育の現場では、研究力もそうだが多様な能力が必要とされていることもまた事実で、両者を両目でにらみつつ、プログラムの開発と、制度側のテコ入れを行うことが求められているように思った・・・と、口でいうのは簡単なのだけど、具体的に仕事に落としていくとなると大変難しい問題であるということを再確認させていただく良い機会だった。

沖縄オフ



あまりに疲労困憊だったので、9月最終週はちょっと長めに沖縄で、パソコンも開かずにリフレッシュ(幸か不幸か、スマホでメール返信等は事足りてしまった)。学部や大学院の頃には宮古島や石垣島はいうに及ばず与那国島にも足を運んだくらいには頻繁に沖縄に行ったものだけど、今回はしばらくぶりだった。那覇周辺はまた開発が進んだものだけど、北部はそうでもなかった。米軍基地移転問題で騒がれている、辺野古近くの大浦湾には初めて訪れたけど、それは美しく、人のいない静かな海だった。かなりリフレッシュさせてもらって、すでに京都で新学期を迎えている今日此の頃です。

定期ポスト:業績一覧更新

業績一覧更新しました。ただし、7月〜8月にかけてのメディア出演、コメント等はまだ集約しきれていません。とりあえず掲載号を送っていただいたものは、箱に入れてあるので、また手が空いたときにでも・・・

以下、西田の業績一覧(含む、学歴、職歴等)サイトで、ときどき思い出したように更新しています。
https://sites.google.com/site/ryosukenishida/

2013年9月23日月曜日

最近の講演、研究会報告一覧

ここしばらく告知するヒマもなく8月末〜9月にかけて講演や研究会等でお話する機会が多かったのですが、いずれ業績一覧に転載する前のまとめとして、メモがてら集約。

・田代光輝・風間良明・西田亮介・坂本東生,2013,「2013年夏・ネット選挙を振り返る」@2013年8月30日国際大学GLOCOM.
西田亮介,2013,「ネット選挙の概要――2013年参院選と毎日新聞社共同研究から」@2013年9月1日民主党三重県連.
西田亮介,2013,「市場・メディア・民主主義―『ネット選挙』を超えて―」@2013年9月7日国際公共経済学会次世代研究部会第1回サマースクール「西園寺会議」基調講演.
西田亮介,2013,「日本のソーシャルビジネスと地域イノベーション――「二律背反」を越えて」@2013年9月11日明治大学理工学部・情報コミュニケーション学部集中講義「情報コミュニケーション学」ゲストレクチャー.
西田亮介,2013,「ネット選挙解禁とその展望」@2013年9月12日VOX Global Japan株式会社朝食会.
・「新世代コンテンツメディア研究会第2フェイズ」第1回討議@2013年9月12日一般社団法人 電子出版制作・流通協議会.
・「アーキテクトはどこへ」(貝島桃代・家成俊勝・藤村龍至・西田亮介)@2013年9月15日DesignEAST04.
西田亮介,2013,「ネット選挙解禁の成果と課題」@2013年9月18日民主党三日月大造議員朝食会.
西田亮介,2013,国際大学GLOCOM2013年度FTM研究会第1回「地域コミュニティの自立を支えるエネルギー」討議@2013年9月18日国際大学GLOCOM.
西田亮介,2013,「ネット選挙解禁は何をもたらしたのか」@2013年9月20日情報通信総研「地域通信市場と情報技術に関する研究会〔地域通信市場研究会〕」研究会.
・NHK鳥取放送局作成、中国地方放送「フェイス」2013年9月20日「離れた"ふるさと"応援します!」コメンテーター。

2013年9月21日土曜日

新刊単著: 『ネット選挙とデジタル・デモクラシー』(NHK出版)

新刊単著、『ネット選挙とデジタル・デモクラシー』(NHK出版)が発売になりました。2013年のネット選挙の概要、ネット選挙を端緒とするメディアと民主主義の関係などを論じています。よろしくお願いします。


2013年9月20日金曜日

ウェブコンテンツ: 「ネット選挙、原発問題が炎上するメカニズム――連続討議「ソーシャルメディア社会における情報流通と制度設計」から(5)」

情報ネットワーク法学会ソーシャルメディア時代の情報流通と制度設計研究会での報告が朝日新聞社のwebronzaで公開になりました。

西田亮介,2013,「ネット選挙、原発問題が炎上するメカニズム――連続討議「ソーシャルメディア社会における情報流通と制度設計」から(5)」
http://astand.asahi.com/magazine/wrculture/special/2013091300008.html?iref=webronza

2013年9月16日月曜日

7年前、何をしていたか。7年後、何をしているか。

イケダハヤトさんが、東京オリンピック招致決定直後に「7年前、何をしていたか。7年後、何をしているか。」というエントリをアップしていた。それに触発されて書いてみることにした。別に7年前である必然性はないけれど、こんなことでもない限り、まず思い返してみることもあるまい。

・7年前に何をしていたか。
7年前といえば、2006年。この年はよく覚えている。挫折の年として。というのも、学部留年が決定し、合格していた修士課程への進学を流してしまったのと、同時に2度目に受験したら、不合格になってしまったのだ。その結果、いわゆる社会的に所属のない状態が半年ほどできてしまった。今から思い返せば笑い話だしあまりにささやかな挫折だが、それまで勢いだけでわりと順調に来ていたので、これは結構なショックだった。そして所属のない状態というのが精神的に応えるものだということを知った。幸い3回目に受験したら通ったので、その状態は半年ほどで済んだが、想像力を拡張する(させられる)経験になった。

・7年後何をしているか
7年前に30歳になったときに単著が2冊、共著、論文が多数あって、メディアの仕事を引き受けたりしているとは微塵にも思っていなかった。当時はまだ外資系のコンサルタントブームのようなものがあって、いずれはそういった分野で仕事したいなあなどと思っていたからだ。だから、その後博士課程に進学して、大学で助教をやって、ましてや準公的機関で2年間働いて、大学に勤めるというような進路はとても想像していなかった。

イケダさんは「生きているかさえよく分からない」というようなことを書いていたけど、それもなんとなく共感する。今の仕事の任期が終わったあとにうまくキャリアが連続するかもよく分からない。昨今の大学業界の情勢ではまったくもって不透明だからだ。若干働き過ぎな感じもしなくはない。キャパシティの向上が回収していくところもあるから、あくまで現時点の主観だ。もっと多面的に競争してみたい気もするし、むしろゆっくりしてみたい気もする。とりあえず元気にやっているというところを最低ラインに起きつつ、またいくつかアティチュードとして決めている「絶対に、やらない仕事」のラインを死守しつつ、「絶対にこれをやっている」などということは決めずに、柔軟にいたほうが楽しいのかもしれない。

さて、7年後、2020年に、ぼくは、あなたは、日本はどうなっているのでしょうか。

2013年9月15日日曜日

新刊単著:『ネット選挙とデジタル・デモクラシー』目次と「はじめに」がアップされました。

9月20日に発売になる新刊単著『ネット選挙とデジタル・デモクラシー』(NHK出版)の目次と「はじめに」が公開されました。7月の参院選を中心に、海賊党、行政の情報化などの話題に触れています。

http://dilemmaplus.nhk-book.co.jp/news/5196


2013年9月14日土曜日

新刊(共著):『ニッポンのジレンマ ぼくらの日本改造論』

新刊が出ました。
NHK Eテレビ『ニッポンのジレンマ』の収録を、起こして、加筆修正したものになります。地域活性化の回に出てます。


2013年9月4日水曜日

講演:2013年9月1日「ネット選挙の概要 ――2013年参院選と毎日新聞社共同研究から」@民主党三重県連

先日、民主党の三重県連で公演してきました。地方でも、ネット選挙に対する関心は高まっているようです。他方、関係の方々もそこまで手が回っていないのが現状のようでした。ネット選挙の概要と小手先で、新しいソーシャルメディア等々を使っても仕方なくて、きちんとガバナンスのなかに組み込んでいかないと意味が無いですよ、というお話をしてきました。

「ネット選挙の概要 ――2013年参院選と毎日新聞社共同研究から」@民主党三重県連

こちらは呼んで下さった、民主党三重県5区支部長藤田大助氏のブログです。
http://www.f-daisuke.jp/blog/2013/09/01/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E6%88%A6%E7%95%A5/

2013年9月2日月曜日

国際公共経済学会次世代研究部会サマースクール「西園寺会議 (9/7・8)」の開催

国際公共経済学会次世代研究部会サマースクール「西園寺会議 (9/7・8)」を、来週末に立命館大学西園寺記念館にて開催します。非会員の方も含めて事前連絡をいただければ、参加可能としております。下記、国際公共経済学会次世代研究部会より引用。

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Ciriec次世代研究部会サマースクール「西園寺会議 (9/7・8)」の開催

Ciriec次世代研究部会では2013年9月7日、8日の二日間にわたって、次代を担う若手研究者(研究年次の浅い研究者・年齢不問)の討論・情報交換の場を創出すべく研究合宿を開催します。合宿は基調講演及びライトニングトークを中心とした、フリーディスカッション(初日)と、研究大会同様の個人研究報告(二日目)を予定しています。

※日中のプログラムについては一般見学も受け付けておりますので、8月31日までに氏名・所属・連絡先を記載の上、 japan@ciriec.com までご連絡ください。(会場施設での宿泊受付は締め切っておりますので、宿泊が必要な場合は各自ご手配頂けますようお願い致します。)

■9月7日(土)
15:00                 集合(西園寺記念館玄関前にお集まりください)
15:30                 自己紹介(各自5分ずつ研究テーマと併せて)
16:30                 基調講演 西田亮介(立命館大学)「市場・メディア・民主主義―『ネット選挙』を超えて―」
16:50                 コメント 生貝直人(国立情報学研究所) 山口翔(名古屋学院大学)松原真倫(慶應義塾大学)
17:20                 コメントへの応答 西田亮介
17:30                 全体討論(※1)
19:00                 懇親会「石垣島きたうち牧場プレミアムビーフ焼肉」にて
22:00                 帰寮
22:00                 エンドレス討論「研究者としての野望について」
※1 参加者全体で基調講演「市場・メディア・民主主義―『ネット選挙』を超えて―」をふまえ討論を行います。各自、西田亮介著『ネット選挙』を一読の上、論点を用意ください。

■9月8日(日)
10:00                 個別研究報告 午前の部 (各20分報告+質疑10分)(※2)
○座長 山口 翔  (名古屋学院大学)
○報告
岩出 和也 (東洋大学) 「情報サービス産業とそれを取り巻く法/制度の変化」
成原 慧  (東京大学)「何が「自主的」な規制なのか」
小河 智佳子(東洋大学)
12:00                 昼食(当日案内)
13:00                 個別研究報告 午後の部
○座長 生貝 直人(国立情報学研究所)
○報告
工藤 郁子(PR会社) 「産業としてのソーシャル・ムーブメントーーキャンペーンの展開と限界に関する検討」
赤坂 亮太(慶應大学)「賠償資力と社会規範を考慮した法的責任ルールに関する検討」(仮)
藤木 秀明(東洋大)「地域の再生・活性化に求められる金融機関の新たな役割についての考察」
15:00               終了(退館)
※2 発表資料は各自用意下さい(20部程度)。

【参加費】
2,000円(宿泊費他、食費含まず)

【場所】
立命館大学 西園寺記念館(衣笠セミナーハウス)
衣笠キャンパスへのアクセス手段→ http://goo.gl/oxSgu

【参加者】西田 亮介(立命館大学)、生貝 直人(国立情報学研究所)、山口 翔(名古屋学院大学)、松原 真倫(慶應義塾大学)、花田 真一(金沢星稜大学)、山田 航(兵庫県立大学)、菅野 寛(アスコ上水道部)、藤井 大輔(運輸調査局)、工藤 郁子(PR会社)、赤坂 亮太(慶應義塾大学)、藤木 秀明(東洋大学)、岩出 和也(東洋大学)、成原 慧(東京大学)、小河 智佳子(東洋大学)

【オブザーバ】松原 聡(東洋大学)、植野 一芳(大東文化大学)

Ciriec次世代研究部会 運営委員会

生貝 直人、西田 亮介、松原 真倫、山口 翔