研究室情報【進学、研究生、共同研究等希望者等向け】

西田亮介研究室について (about Dr. Ryosuke NISHIDA's Lab.@titech)
東京工業大学環境・社会理工学院社会・人間科学系 社会・人間科学コース 西田亮介研究室の研究室情報です。 研究室(修士課程、博士課程)への進学、研究生の希望者は、よく読み、
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オンラインサロンを始めました。初月無料、社会人1500円/月、学生500円/月。平日毎日更新。週1選書。月1読書会。
「西田亮介の新書、文庫、雑誌で始めるリベラルアーツゼミ@Synapse」

2013年5月30日木曜日

何が政治への関心を高め、投票率を上げるのか

つい先日、サイバーエージェントグループの企業が、新しく始めた「女性のための政治番組」の仕事があった。
「2013年5月28日サイバーエージェントの「アメスタ」第1回で、びびる大木さん、千秋さん、くみっきーさんと、ネット選挙解禁を考えました。」
http://ryosukenishida.blogspot.jp/2013/05/20135281.html
テーマは「ネット選挙解禁」だったのだけど、「そもそも「選挙運動」と「政治活動」の違いというのがあって・・・」とか「選挙運動においてネットは相当自由な利活用が認められるになったけれども他の媒体は制限かかったままですね、でも広告費を見るとネットの存在感も大きくて・・・」いう話も含めて、わりと丁寧に丁寧に説明することを試みたのだけど、なんとなくそういう仕事って、代表格は池上彰さんとかになるのかもしれないけど、もっとあってもよいのかもしれないと思った。そもそもネット選挙(運動)が解禁になっても、流れてくる情報を咀嚼できなければ投票したりしないわけで。実際、出演者のくみっきーさんも「政治は言葉が難しい」と繰り返していた。

こういうと「有権者も勉強しろ」という声があったりするかもしれず、それはそれで無論正論ではあるけれど、現状を見るかぎり、到底、政治・政局をざっくり理解できるような説明が十分なされているとはいえない。そもそも選択科目で履修しなければ高校でさえ、こういった仕組みを教わることはないし、ましてや政局については教わる機会さえ無い。

というわけで、ネット選挙解禁でむしろ各メディアは具体的な政党や候補者名に踏み込みつつ、そんなコンテンツをたくさん作って欲しいなあ、と。各メディアの動向を見るかぎり、政治家、政党へのPRやマーケティングの売り込みばかりが目立つけれど、むしろそういった「0からわかる〜」「具体的にわかる〜」「1時間でわかる〜」といった、政治コンテンツが増えれば、少しはネット選挙解禁が日本の民主主義の改善に貢献するのでは、などと思った先日のメディア出演でした。