2013年5月26日日曜日

「なぜ鯖江市は公共データの公開に積極的なのか ―協働推進と創造的な行政経営、地域産業構造の変化の視点から 」@情報社会学会2013年度年次研究大会


情報社会学会の研究大会で報告しました。最近オープンデータやオープンガバメントで何かと取り上げられる機会が増えた(ぼくも『ニッポンのジレンマ』等でも紹介して来ました)福井県鯖江市が、従来さほど情報化が進んでいたわけではない自治体で、なぜ公共データの公開に積極的に取り組むようになったかという問いを掘り下げました。一言でまとめると、情報化とは一見無縁な協働推進や創造的な行政経営(ガバナンス)、眼鏡産業の競争力低下という地域産業構造の変化のなかで、地域の需要やニーズにもとづいて、オープンデータを選び取っていったということになります。

西田亮介・小野塚亮,2013,「なぜ鯖江市は公共データの公開に積極的なのか ―協働推進と創造的な行政経営、地域産業構造の変化の視点から 」情報社会学会2013年度年次研究発表大会@東京大学本郷キャンパス(2013年5月25日).

http://infosocio.org/general_meeting_2013_pr.html

(本論文は研究ノートとして学会誌に再録されており、ウェブで公開されるはずです)